お寺で籠に入った鳥が売られているのはなぜですか? タイ旅行でお寺巡りをしていると、お寺の入口などで籠に入った鳥が売られていました。その鳥はペット用ですか?それとも食べるためですか?
お寺で売られている鳥はペット用でも食用でもなく、タンブン用です。
タンブンとはいわゆる喜捨で、徳を積むことを言います。例えば貧しい人を助けたり、お寺に寄付をしたりすることで、徳を積むんです。お寺で売られている鳥は、籠から逃がして自由にさせてあげることが徳を積むことになるんですね。その他にも魚や亀に餌をあげるというタンブンの方法もお寺ではよく見られます。
(2013年7月28日掲載)