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純粋に夢を追いかける』をコンセプトに、何事にも全力で活動するアイドルユニットとして2016年に結成されたユメオイ少女。2023年4月で7周年を迎え、それを記念したライブ「Yumeoi Shojo 7th Anniversary」が2023年4月2日、タイ・バンコクのドンキモール・トンローで開催されました。
ライブの様子はこちら
■ユメオイ少女、2023年2度目のタイ遠征で7周年記念ライブ
現在は初期メンバーである加藤安那さんと、2022年に加入した三浦怜香さん、櫻井みのりさんの3名で活動しています。2023年2月にはバンコクでの「ジャパンエキスポタイランド2023」への出演も果たしていて、2か月ぶりのタイ遠征です。
前回のタイ遠征のインタビューはこちら
■ユメオイ少女、2023年2度目のタイ遠征で7周年記念ライブ
今回のタイ遠征では7周年記念ライブを行い、これがユメオイ少女にとって初の海外周年記念ライブとなりました。タイランドハイパーリンクスは7周年記念ライブを終えたユメオイ少女の皆さんにインタビューを行い、観光のことや7周年を迎えての思い、今後の目標などをお聞きしました。
ユメオイ少女
加藤安那 三浦怜香 櫻井みのり
http://yumeoi.net/
https://twitter.com/yumeoi_official
https://soundcloud.com/yumeoi_project
――2月に行われた「ジャパンエキスポタイランド2023以来、2か月ぶりのタイ遠征ですね。観光ではどんなところに行きましたか?
三浦:今回は初めてワット・ポー(タイの三大寺院の一つ。全長46mの巨大な涅槃仏が有名。)に行きました。仏像を写真で見たことはあったんですけど、本物は想像していたのと全然大きさが違ってすごくびっくりしました。
――確かに大きいです。
三浦:あと仏像の足の裏にも色々描いてあって、それを一つ一つ見るのがすごく楽しかったです。
――タイ料理は何か食べましたか?
櫻井:初めてパッタイを食べました。
加藤:前回のインタビューの時にパッタイを食べるのを忘れたって言っていたんですけど、今回は食べることが出来ました!二日連続くらいで食べました(笑)。
櫻井:そうそう。美味しかった。
――パッタイはお気に入りですか?
櫻井:はい、お気に入りです!日本ではあまり食べないお米の麺で、めっちゃ美味しかったです。
――では今一番お気に入りのタイ料理はパッタイですか?
櫻井:いや、マンゴーです!!!!
加藤:それタイ料理って言うの?(笑)
――マンゴースイーツ専門店の「マンゴタンゴ」にも行っていますね。カオニャオ・マムアン(もち米とマンゴーにココナッツミルクをかけて食べるタイのデザート )のお味はいかがでしたか?
櫻井:挑戦したね。
加藤:うん…。
三浦:ちょっと苦手だったかもしれないです。
――そのままのマンゴーの方が好みですか?
加藤:マンゴーは単体で食べたいなって思いました(笑)。あとは「マンゴタンゴ」の後に、「メーワリー」っていうお店にも行きました。そこのマンゴーがめっちゃ美味しかったです!安くて美味しい。」
――BTSトンロー駅そばのマンゴー専門店ですね!
三浦:それに大きかったよね。
加藤:一人ひとパック食べました!
――今回のタイ遠征でリベンジしたところは他にありますか?
加藤:それこそマンゴーはリベンジですね。前回のタイ遠征で、マンゴースムージーとかマンゴージュースは飲んだんですけど、マンゴー単体では食べていなかったんです。だから今回はマンゴーを食べに行きたいねってことで、「マンゴタンゴ」とか「メーワリー」に行きました。
――事前に計画されていたんですか?
櫻井:そうですね。マンゴタンゴはもともと行こうって言っていました。実際に食べてみてマンゴーが美味しかったので、そこでマンゴー欲に火が付いちゃって(笑)。それでメーワリーにも行きました。
――追いマンゴーですね。
櫻井:そうです!
加藤:「マンゴタンゴ」とか「メーワリー」のマンゴーは美味しすぎました。ナイトマーケットとは全然違うんです。
――全然違いますか?
櫻井:レベチでした(笑)。
加藤:全然違います。すっごく甘かったから、もう日本のマンゴーも食べられないかも(笑)。
三浦:何なら今日もマンゴー食べに行きたいよね。
――タイの食べ物も満喫できたようで良かったです。
――加藤さんはこの春大学を卒業されたとお聞きしました。おめでとうございます。
加藤:ありがとうございます。
――4月から新生活が始まりましたが、新生活でチャレンジしてみたいことはありますか?
加藤:ぶっちゃけ言うと、3月末からタイにいるから『4月!新生活!』っていう感じがなくて…まだ学割使える気分です(笑)。 チャレンジしたいことかー、難しいな。もともと勉強得意じゃなくて、大学生活もコロナ禍だったからオンラインで適当にしゅーってやって卒業しちゃったんです。でも最近英語の勉強アプリを始めました。
櫻井:やってた、ホテルで!
三浦:そうだ!やってた!
――ホテルでもやっていたんですか!
加藤:そうなんです、意外とハマってて。実は海外に行くのは今年5回目なんですよ。色んな国に行ってみて、やっぱり英語話せるようにならないとダメだなって思ったんです。大学では外国語を専攻していたんですけど、全然英語話せなくて…(笑)。なんか分かんないけどもう一から始めなきゃだめだって思ったんです。それで英語の勉強用アプリを始めました。
櫻井:やってた。それでちゃんと正解してたよね、『ピンポーン!』みたいな音鳴ってた(笑)。
三浦:移動中もやってたもんね。
――勉強が習慣化していてすごいです。
加藤:私は就職しない分暇な時間が増えるから、自分のやりたいこととかもっと色んな事に挑戦したくて。特技とか趣味とか、好きなこともなくて休みの日は家で寝ているので、もっと色んな事に興味を持って挑戦してみたいなって思っています。
――タイ語に挑戦してみるのはどうですか?
加藤:タイ語!?タイ語は難しいです!
櫻井:発音が難しい。
加藤:まず英語勉強してからじゃないと無理かもしれない(笑)。
――現役高校生の櫻井さんは4月からダンス部の部長になったとお聞きしました。何か変化やアイドル活動に生かせるなと思うことはありますか?
櫻井:私の学校のダンス部はすごく大きくて、ダンスの中でも分野が分かれているんです。その中で私がやるのは”ガールズダンス”っていうめっちゃセクシーなダンスで…。ユメオイ少女では激しいダンスとかが多くて、セクシーなのはあまりやったことがないんですよね。私はメンバーの中では最年少だけど、今後は色っぽい感じも…。
三浦:そうだったの!?
加藤:目指してたの?
櫻井:いや、全然(笑)。これは推薦してもらったんですけど、私も本当にガールズに選ばれるとは思っていなくて。
――推薦されたんですね。
櫻井:そうなんです。あとは分野関係なく、人にダンスを教えたことが無いんですよ。私はめっちゃ人見知りだから、ダンス部の活動を通してコミュニケーション能力を磨きたいです。それこそ海外だったら言語は伝わらないことが多いから、”心”で会話できるようにコミュ力あげたいなって思います。
加藤:もう話し方がJKなんだよね(笑)。
三浦:そうだよね。若いんだよな(笑)。
櫻井:とりあえず頑張ります!
――三浦さんは前回のタイ遠征が初海外ということで、緊張や不安もあったかと思います。少し経験を積んだ今回はいかがでしたか?
三浦:経験を積んでも不安なことがやっぱり多くて。前日とか、荷造りしながら『大丈夫かな!?』と思って何回も確認していましたね。でも空港に着いたら、『帰ってきたな』っていう気持ちになりました。勿論今回初めて行く場所もあったので、タイの新しいところを見ることが出来て楽しかったです。あと今回は落ち着いて道を歩けるようになりましたね。
――前回はどうだったんですか?
三浦:前回は目に映るもの全部が新しすぎて、あれも見たい、これも見たい、これも珍しい、道路凄い!っていう感じだったんです。でも今回は普通に道も歩くしタクシーも乗るし、少しは慣れたんじゃないかなって思います。こなれ感だせたかなって。あとはタイのお金にも慣れました。前回はすごく計算したりこれいくらだろうってなったりしていたんですけど、今回は普通に出せました。少し成長した気がしますね。
――慣れたようで良かったです。
三浦:あと今回は初めてお金が必要なトイレにも行ったんですよ。
――使用料として5バーツ硬貨などを入れるところですか?
※タイのマーケットや観光地に設置されている有料の公衆トイレは入り口でお金を支払うと使用することが出来ます。回転ゲートなどが設置されていることも多いです。
三浦:そう!それも日本には無いからすごく新鮮な気持ちになって面白かったです。ちょっとテーマパークに入るような感じ。
――遅れましたが、ユメオイ少女活動開始から7周年、本当におめでとうございます!
一同:ありがとうございます!
――7周年を迎えて、今はどんなお気持ちですか?
櫻井:私はユメオイ少女に入ってまだ8か月位なんですけど、今こうしてユメオイ少女として7周年を迎えることが出来て良かったです。私たちの楽曲には、夢を追うことについて歌っているものが多いんですよ。それこそ今回の周年記念ライブの最後にやった『届くまで』もその一つです。これは自分自身にも響いて、ぐっと来ちゃいましたね。
――ライブ終盤は少し涙ぐんでいるように見えました。
櫻井:はい。楽しいことだけじゃなくて、本当に色々なことがありました。それに、ユメオイ少女にとって大切な日にこうして海外でライブを出来ることは、当たり前じゃなくて貴重な経験だと思っています。ユメオイ少女になれて良かったなっていう感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
三浦:私はユメオイ少女に入るまでに、別グループのメンバーとしてユメオイ少女と同じイベントに参加することがよくあったんです。ユメオイ少女は歌もダンスも上手で、すごくスキルが高いっていうことを肌で感じていたので、そんなグループに自分が入ることに対して不安とか怖さもありました。でも、あんちゃん(加藤安那)がダンスを手取り足取り教えてくれたり、同じ時期に入ったさく(櫻井みのり)が『一緒に頑張ろう。』って声をかけてくれたりしたのがすごく嬉しくて。自分ひとりじゃ何もできないから、運営さんは勿論メンバーに沢山支えられました。
――心強いですね。
三浦:メンバーの中では私が一番年上なんですけど、私のちょっと足りないところも二人がカバーしてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。これからもっともっとユメオイ少女のことを沢山の人に知ってもらって、8周年9周年っていう風にずっと続いていくグループになりたいなって思います。
――応援しています!
加藤:私はユメオイ少女の初期メンバーとして7年目になるんですけど、本当に色々なことがありました。初期メンバーが自分一人しか残らなかったのは勿論、しばらくソロで活動していたり新メンバーの子が数か月で辞めちゃったりっていう感じで。そういう中でコロナ禍になって、『違う道を歩もうかな。』ってことでユメオイ少女の活動を休止していたこともあるんです。だから、本当に色々なことがあったけどまたこうして活動出来て、メンバーがいて、7周年を迎えられるってことに自分でもびっくりしています。こんなに続けられるって思っていなかったので、メンバーだったり関係者の方だったり応援してくれる方への感謝の気持ちでいっぱいです。
――色々なことを乗り越えて迎えた7周年なんですね。
加藤:それと、もともと個人の夢として『海外でもっと活動していきたい』とか『海外のファンの人を増やしたい』っていうのがありました。だから今回の7周年記念ライブみたいな大事なライブを海外で出来るのは嬉しかったです。すごく楽しくて記憶に残るライブだったなって思うし、歳を取っても記憶に残るような素敵な一日だったなって感じました。
――ファンの方にとっても記憶に残るライブだったと思います。
加藤:ここに来るまで、本当に色んな事があったんですよ。
三浦:そうだよね、色々あったんだよね。
加藤:コロナ禍になってから、卒業しようと思っていた時期もあって。活動休止をしてコロナ禍が明けたら卒業ライブをして終わりにしようって思っていたんです。でも、『海外とか地方とかもっと色んなところでライブしてみたい』っていう思いとか、今までお世話になった人たちに対してまだ恩返し出来ていないなっていう思いとか、やり残した気持ちがすごくありました。もう一回ちゃんとグループとして活動しようっていうことで再始動しました。新メンバーとして入ってくれた二人もこんなに長く続けてくれているし、恵まれた環境で活動出来ているなって思います。
――海外での周年記念ライブは今回が初めてとのことですが、どんなお気持ちですか?
三浦:海外で周年記念ライブって、普通じゃ出来ないことだと思っています。あと、今回のライブでは挑戦を沢山したんです。いつもはあまりコールとか煽りとかをやらないんですけど今回はやってみたり、あんちゃん(加藤安那)はMCでちょっと英語を喋ってみたりとか。やってみると、ファンの方がしっかり見てくれて一緒にコールをしてくれて嬉しかったです。
――ファンの皆さんもとても楽しそうでした。
三浦:私とさく(櫻井みのり)は周年記念ライブを初めてやったので、色んな挑戦を海外で出来たのはすごく嬉しいことだし、初めて試みるコールとか煽りとかを曲中に出来たことも自分たちの成長の一つだと思います。この周年記念ライブで一つの成長が出来たんじゃないかなって思います。
――ライブやファンミーティングを通してのファンの方の印象はいかがですか?
加藤:タイの人はすごく優しい人が多いっていう印象です。ライブ中はクラップとかで参加してくれるし、ライブ以外のファンミーティングとか普通に過ごしている時でもタイの人の優しさを感じます。東京とかだと、ライブ中でも本当に興味が無かったら携帯をいじっている人とかもいるんです。でもタイの人は一緒に楽しんでくれる人が多いですね。『全然知らないけどとりあえずやってみよう!』っていう感じでノッてくれることが多くて、優しいなって思います。
――今後の活動の目標を教えていただけますか?
加藤:やっぱり、海外でライブをして現地の人たちとライブでコミュニケーションを取りたいなって思います。海外でライブ出来るくらい、日本でファンの人を増やして、海外に連れて行きたいです。
櫻井:今回簡単なタイ語の挨拶とかは覚えていったんですけど、実際に来てみると現地の方々がめっちゃ日本語ペラペラだったんですよ。皆さんの日本語力をすごく頼って、私も日本語で会話しちゃいました。でも、たとえ日本語を話せる方でも私が母国語を話せたら嬉しいと思うので、次はもっとポピュラーじゃない単語、マイナーなタイ語を勉強して驚かせたいなって思います。
――タイ語のことわざを覚えてみるのはどうですか?
櫻井:確かに!タイ語はすごく発音が難しいし、勉強も得意じゃないんですけど、ここはちょっと頑張りたいと思います。
加藤:今回私タイ語の表現一つ覚えたよ。『アオマムアン。』マンゴー下さい(笑)。
――これで好きなだけ注文できますね。
加藤:はい。マンゴー好きすぎて覚えました。
三浦:パフォーマンスに力を入れるのは勿論なんですけど、個人的には歌に力を入れたくて。日本語で歌っているので言葉は通じないと思うんですけど、歌い方とか声色とかそういう表現で伝えられたらなって思います。今も自分で歌の勉強をしたり練習してみたり、アレンジにも挑戦しているのでそういうのをもっともっと頑張っていきたいです。あと海外に来るときに、日本のファンの皆さんも一緒に来ることが出来たらすごく嬉しいなって思います。やっぱり日本と海外では雰囲気が違うので、日本の人にも海外でのライブの楽しさを知ってもらいたいです。ファンの皆さんと一緒に来ることが出来るような、大きいグループにしていきたいです。
加藤:タイに来るのは4回目なんですけど、1回しか行ったことがない国にもう1回行きたいなって個人的に思っています。初めて行ったときにお話ししに来てくれたり、楽しかったって言ってくれたりした方にもう1回会いに行きたいなってすごく思っていて。1回会っただけでさよならってすごく寂しいじゃないですか。
――今まで1回しか行ったことがないのはどこの国ですか?
加藤:フランスとフィリピン、あとモンゴルとかですね。
――モンゴルにも行かれたんですね。
加藤:モンゴルは羊のお肉と原っぱって感じです。道も、羊とか牛とかがいるようなところをバスで走っていくんです。ずっとガタガタ揺れていましたね。
――モンゴルでのライブはどうでしたか?
加藤:ホールみたいなところでやりましたね。アイドル文化が無いから、ステージに出て行っただけで『キャー!!!!』みたいな感じで、私も『おー!!』って大スターになった気分でした。モンゴルとかフランスとか、自分のことを知っている人が誰もいない環境でもお話ししに来てくれたりTwitterを見てくれたりした方がいるので、また会いに行きたいなって思います。
――色々な場所でライブが出来るよう、応援しています!
一同:ありがとうございます!
――タイにも是非また来てください!
加藤:はい!今年ももう2回も来たし。
三浦:是非!
櫻井:また来たいです!
――お待ちしています。ありがとうございました!
一同:ありがとうございました!
<記事作成:児玉瑞歩(タマサート大学ジャーナリズム&マスコミュニケーション学部) 実務研修>
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