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武井壮 独占インタビュー in バンコク「タイで爆発的にバズりたい!」

2023年9月6日 配信

武井壮 独占インタビュー in バンコク「タイで爆発的にバズりたい!」

「百獣の王」の異名を持つタレントの武井壮さんが、2023年8月にタイ・バンコクを訪問。その目的は、8月24日(木)から26日(土)まで実施されたゴルフのシニアテストに挑戦するため、そして8月30日(水)からのシニアトーナメントに出場するためでした。



 実は武井壮さんは、20年ほど前にゴルフを目的に何度もタイを訪れており、今回は久々の訪タイ。以前のタイでの記憶は鮮明で、現在のバンコクの発展ぶりには目を見張る物があったのだとか。

タイランドハイパーリンクスは8月27日(日)、シニアテストの結果が判明し、シニアトーナメント出場を控えたに武井壮さんにお時間をいただいて独占インタビュー。惜しくもテストは不合格という結果に終わった後でしたが、それでも諦めないゴルフへの思いや、シニアトーナメントへの意気込み、タイの思い出や今感じたこと、今後の海外での活動などについて、1時間に渡ってお話を聞きました。

武井壮
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ゴルフで繋がったタイ、変わったバンコク

--タイにいらっしゃるのは何回目ですか?

武井壮:はい、結構何回も来ていて、5、6回は来てるはずなんです。もっと来てるかも知れない?覚えてないくらい、何回も来てます。

--やっぱりバンコク周辺に来られることが多いんですか?

武井壮:そうですね。バンコク以外、逆に行ったことがなくて。ピピ島とかサムイ島とか行ってみたいんですよ。

--いいですね!

武井壮:行きたくてしょうがないんだけど、いつもバンコクで合宿をしてそれだけで帰っちゃてたんで。

--合宿というのは?

武井壮:プロゴルファーのトレーナーをしてた時に。ゴルファーたちと一緒に来て、合宿して帰るみたいなことをしてたんですよ。

--それは何年前のことなんですか?

武井壮:20年前ぐらいになっちゃうかな?多分20年前くらいに何回か来てるんです。

--陸上の十種競技で日本チャンピオンなった後に、ゴルフに転向されたそうですが、タイにいらっしゃってたのはその頃のことですか?

武井壮:ゴルフに転向した時はアメリカにずっといたんで、その後、そのアメリカで一緒にやってたゴルファーからトレーニングを見てほしいっていうことでオファーをもらって。1番最初に来たのは2000~2003年とかだから、本当に20年前。

--バンコクの雰囲気も今と変わってますよね。

武井壮:そうですね。街もこんなに栄えてなかったし、もっと、なんて言ったらいいんだろ?雑然としてたっていうか、 街で裸の人がいっぱいいたりとか、象も歩いてた記憶が。

--今ではバンコクの街中を歩く象はいなくなってしまいました。

武井壮:プロンポンでしたっけ?あの辺りのプレジデントパークっていうところに泊まってたんですけど、 そこのホテルの前にもいつも象がいて、象使いが象をペシペシと飼い慣らして観光客が写真撮ってました。

--今じゃ考えられない光景ですね。

武井壮:観光客向けなんだろうけど、着飾った象が街に普通にいました。でも僕はそれがタイの光景だと思ってたから。今回も象いるんだなとか、エビが食えるかなとか思ってて…。

--エビですか?

武井壮:ソイ24だとかその辺りかな?エビの大きい看板があって、釣り堀みたいなところでエビを調理して食べられる店があったんですけど、それもなくなっちゃって。

--よく行かれてたんですか?

武井壮:いや、怖くて行けなくて。僕はいつもホテルの1階でクロックムッシュばっかり食べてたんですけど(笑)。 あと「マンゴーツリー」でグリーンカレー食べたり。 そんな感じでしたけど。でも、すごい、本当に町がきれいになって、人々の暮らしも良くなってるっていうのは、この10何年間来てないだけでも、明らかに全然違うから…。びっくりします。ちょっと驚いてる。

--大分変わったんですね。

武井壮:あとは、ゴルフ場がちょっと特殊で、キャディさんがいっぱいついてくれるから、そういうのがいいねって言って、みんなで楽しいから来てたんですよね。

--いつもゴルフのためにタイにいらっしゃるんですか?

武井壮:ゴルフでしか来たことないんじゃないかな?観光だけで来たことは多分1回もないんで、今回もほとんど観光できてなくて、夜ちょっとホテルの辺りを散歩したりするぐらいで、何にもできてないですね。ゴルフして仕事して、ゴルフして仕事してみたいな感じです(笑)。

--もう1週間ぐらいタイに滞在されていますけど、もうほぼほぼゴルフですか?

武井壮:そうです、最初の6日間連続でゴルフだったんで、それで結構疲れしまって、あとは夜に会食するぐらいですね。ご飯は美味しいものを食べさせてもらっています。すごいご飯も美味しくなった!

--そうですか!

武井壮:いろんなお店がレベルが上がってますね。タイ料理もそうだし、日本食屋さんもすごい増えて・・・。こんなに昔はなかったです。スクンビットとかに行っても、日本の文字の看板ばっかり出てくるから、リトルトーキョーみたいなのがいっぱいあるなみたいな感じになってますね。イタリアンとか行っても中華料理行ってもどこも美味しいし、あと清潔になってるから、だいぶ過ごしやすいなっていう感じがします。

--日々生活をしていて感じます。何も苦労しないぐらいです。

武井壮:不便がないですよね。

--ないです!

武井壮:不便なのは夕方の渋滞がちょっと強烈で、進まねえな信号、っていうぐらい。

--いつもタクシーの乗られてるんですか?

武井壮:Grabとか呼んで移動してますけど、僕は本当はレンタカー借りて自分で運転したいタイプなんですよ。じゃないと土地勘が生まれないから。
あと、夜とか出かけたいなっていう時に、高速乗ってぶらっと遠く行ったりとかしたいんだけど、 かなり今回はスケジュールも詰まってるし、あとは事故起こしたら大変だから、我慢してくださいっていう感じになってるんですけどね。

--そうだったんですね。

武井壮:でも全然。そんなのを差し引いても、バンコクはなんか居心地のいい素敵な街になったなって感じます。以前来た時と全く印象が違う。 近代的になったし、ショッピングモールも吹き抜けみたいになってて、すごく素敵な建築だったし、日本にも入ってないような高級ブランドの店とか、オーディオの店とかがすごい充実してて、日本のショッピングモールよりもいい店が揃ってるなって感じます。

 

人があたたかくて優しいのが一番魅力的

--タイの好きなところってどんなところですか

武井壮:優しいっていうか、なんか日本人の丁寧さみたいのあるじゃないですか、お店の人が丁寧にしてくれるとか、そんな優しさを感じることが多いです。
人に対する思いやりみたいなものを至るところで感じる、ゴルフ場でもそうだし、キャディさんとかみんな明るくて優しいし。

--めちゃくちゃ優しいですよね!

武井壮:そう。なんか、人がやっぱりあったかくて優しいっていうのが一番魅力的。「怖っ」 て感じることがあんまりない。

--本当に“微笑みの国”みたいに…。

武井壮:挨拶したらみんな手を合わせてくれるみたいな温かさを日々感じながら楽しめてるんで、そういうとこが一番いいですかね。やっぱりヨーロッパとか行くとちょっと冷たく感じたりすることもあるし、アメリカ行くとなんかみんな愛想はいいけど、 入り口は狭いなって感じることもあったりとか。
僕はあんまりコミュニケーションをいとわないタイプなんで、すぐ話しかけたりするし、すぐ仲良くなるタイプだけど、それでもタイの人は本当に柔らかい温かさがあるなっていう感じです。

--ちょっとだけ日本語を使える方もいらっしゃて。

武井壮:たまにね。日本のお客さん多いから、日本語ちょっと喋れる人多いですよね、それも安心材料になるし、すごくいい。日本のお店がとにかく多いですよね(笑)。なんか東京にいるのとあんま変わんないな、六本木みたいだなと思いますね。タニヤは特に六本木っぽいですね。

バンコクのタニヤ通り

--高層ビルがあって(笑)

武井壮:ドン・キホーテもあって(笑)。今回は違和感なく過ごしてます。だから逆にチェンマイとかピピ島とか地方や島にも行ってみたいですね。タイは島も魅力的ですよね!

--魅力的な島が沢山あるんですよ。

武井壮:そういうところをアインドホッピングしたりとか、リゾートに行ってみたりだけの旅を1回楽しんでみたいなっていう思いがあります。

--ピピ島の猿と戦ってほしいです!猿の倒し方ってどんなふうなんですか?

武井壮:すばしっこいんで、追っかけちゃうと逃げてっちゃうから、一旦こう掴まらせて、バリバリ!とか引っかいてきたところを、背中掴んでそのままビターン(投げ捨てる動作)! これで倒せます。

--聞けて光栄です!象の倒し方とか、オオトカゲの倒し方とか聞きたかったんです。

武井壮:オオトカゲいるんだ?

--すぐそこのルンピニ公園に行くと、うじゃうじゃいるんです!

武井壮:そうなんだ!まだ見てないんですが、ミズオオトカゲかな?

--はい、そうです。公園の中を歩いているんで(笑)。

武井壮:そうなんだ!今度見に行ってみよう!

 

タイでシニアのプロテストに挑戦

--今回ゴルフが目的でタイにいらしたということで、どのように過ごしているんですか?

武井壮:タイシニアPGAツアーっていう、TSPGAというタイでシニアの50歳以上のプロを認定する団体がやっているツアーの予選会があったので、それに向けてレガシーゴルフクラブっていうところでずっと練習ラウンドを4日間やって、そのまんま2日間本番を戦いました。

--それがシニアのプロテストなんですね。

武井壮:初日はいいスコアで回れて合格圏内だったんだけど、2日目、雨の影響でフェアウェイが びちょびちょで。雨に慣れていない僕の苦手な状況で、スイングが乱れてスコアを落としちゃって、今回は残念ながら合格できずだったんです。ただ、今回はTSPGAのアンバサダーに就任させていただく、ということで、来週のシニアツアー第5戦の出場権もいただいていて、そちらも参戦する予定になっています。
今回は、その2試合のために来たので、もうタイに着いてから6日間ずっとゴルフで疲労困憊(笑)

--暑さもありますか?

武井壮:暑さもあったし、コースが難しいので、神経使ってティーショットしなきゃいけないのに、だんだん4日目ぐらいから疲れてきちゃって、もう頭がこうイヤイヤし出しちゃって。最終日はスタミナが残ってなかったです。

--そうなんですね。

武井壮:プロの人に聞いたら、 練習ラウンドをあんまりこん詰めてやりすぎて良いスコア出しちゃったりすると、 逆に本番は不安になったりすることが増えるらしいんですよ。だから、練習ラウンドは、この辺で失敗するだろうなってところからちょんちょん打ったりしてチェックして、本番にいいスコアをドーン!っていう向かい方とかできるようになったらいいよ、みたいなアドバイスをもらいました。
あと、キャディさんがすごく重要だから。自分の気持ちを上げてくれて、リラックスできるキャディさんと一緒にやった方がいいよ、みたいな。

--キャディーさんは選べるんですか?

武井壮:はい。だけど、僕はお任せしちゃってるんで。まだそこまで、気が回わってないです。自分のスイングで目一杯なので。
でも、 練習ラウンドで自己ベストのスコアも出せたし、練習でも試合2日目でもアンダーのスコアも出せて、予選会の初日も76で。

--すごいですね、なんか。

武井壮:実力もちょっとついてきてる気がしていますが、プロでも予選落ちたりする、ゴルフってそういうスポーツなんですよね。今回は残念だけど、また来週の次の試合を頑張りたい情熱は湧いてます!

 

「地球人みんな武井壮を知ってる」っていうのが、僕の目標

--ちょっとだけ休憩も挟みつつ、次に挑もうかなっていう感じですか?

武井壮:休憩ないんですよね(笑)。

--え!?そうなんですか?

武井壮:ゴルフがない日は、こうやって仕事がずっと入っていて(笑)。今日も朝に撮影して、その前は番組の打ち合わせして、これで3本目なんで。

--お忙しいですね!

武井壮: この後に会食が入ってて、夜またロケがあります。

--ロケ!

武井壮:こっちのインフルエンサーの方とロケする予定になってて。僕の番組もこっちで撮影していて、来た2日目は、僕が日本でやってるBS-TBS「憧れの地に家を買おう」という番組のロケで豪邸を見に行ってきました。

--はい!放送が楽しみです!

武井壮:色々仕事を混ぜて。今日もタイの有名な歌手のSTAMPさんと会ったりとか。この前はタイのBLドラマの「Make a Wish」で人気になったJudoくんとFlukeくんの二人とロケしたり。タイに来た理由はゴルフだけじゃなく、行った国々でちょっとずつ有名になっていくっていうミッションも兼ねてまして。地球人みんな武井壮を知ってるっていうのが、僕の目標なので。

--わー!

武井壮:そこを目指して、訪れた国で、必ず仕事して帰るっていう。
1人でも多く「ちょっとこの日本人見たことある」を地球上いろんなとこで作っていこうとしています。それが目的です。

 

タイで家を買う?アメリカでヒーローになる!

--どこか行く予定の場所とかあるんですか。

武井壮:アメリカも行こうっていう話をしてて。アメリカでYouTubeでやりたい企画があるんです。できればアフリカとかもそのうち行って「アフリカで1番有名な日本人はソウ タケイだ!」ってなるような何か仕掛けがしたいなとか。ヨーロッパも家を探してたりするので、家を買って向こうでの活動とかもできるようにしたいなと思ってます。本当に地球上全部使って楽しいことが出来たらいいな、それが仕事になってたらなおさらいいなっていう。そんな感じで頑張ってます。

--タイの豪邸を見に行ったとおっしゃってましたが、タイで家を買う予定などは?

武井壮:まだ全然考えてなかったんですけど、この間見に行ったお家がすごい良くて、僕の好みの家だったんですよ。 高級アパートメントだったんですけど。リビングがここ(ホテルの会議室)より広くて、ドカンとおしゃれな作りで、昔のチョコレート工場をリフォームした素敵な建築だったんです。バスルームもゴージャスで、内装の床材とか壁材もすごいいいの使ってて、ちょっとお高いんだけど。それでも、日本で買ったら多分10何億しそうだなっていうとこが2億円なんですよ!

--やっぱりタイは安いんですね。

武井壮:タイは全然ありだなって感じました。
だけど、タイだけになると活動が狭まっちゃうから、タイにお家を持つとしても、もうちょっとコンパクトで、住みやすいところがいいかなとか 。ちょっと離れたバンコクじゃないところに土地買って自分の好みのやつを建てるのもいい。ゴルフ場の近くに、めっちゃいいゴルフ練習できる小屋とベッドとジャグジーしかない家とか。

--ゴルフ専用の家ですか!

武井壮:そういうのをいろんなとこに増やしていけたら、自分の活動とその街を楽しむことを両立できるなと思うので、理想のアフターライフを作るための準備を今のうちにしておこうと思っています。

--アフターライフって何歳ぐらいからのイメージなんですか?

武井壮:あと10年かな?60歳以降とかはもう地球上いろんなとこで 好きなことして、武井壮がいるだけで仕事になる、をこの10年で作りたいという目標があるんで、とにかく知名度を高めるっていうことに全集中していこうと考えてます。

--その知名度を高める手段としては、ゴルフもその1つだと思うんですけど、その他にはどういうものがありますか?

武井壮:アメリカでやろうって言ってるのは、ヒーローになるYouTube。

--ヒーロー?

武井壮:ヒーローの映画って、めっちゃ多いじゃないですか、アベンジャーズとかスーパーマンとか。

--はい。

武井壮:世界中の人が知ってるヒーローはいっぱいいる、日本のアニメにもドラゴンボールの孫悟空とかNARUTOとか沢山、だけど本物のヒーローっていないですよね。

--そうですね。映画やアニメですからね。

武井壮:ヒーローとして活動してる本物の人は、1人もいないなって思うんです。

--職業ヒーローみたいな?

武井壮:そう、そう。それをやりたいなと思って、ヒーローのスーツを作るとこからスタートして、本当にそれに機能を付けていって、世の中の困ったことを解決できるくらいの能力を持ったヒーローになったら面白いんじゃないかなと思って。
「本当にアイアンマンみたいな人出てきたね」とか「本当にキャプテンアメリカみたいな力を持った人間がいるんだね」とか、そういう風になれたら。「スパイダーマンみたいなスーツ着てる人、日本人でいるよね、これ本物でしょう?」みたいな。それで世界中で有名になる企画をスタートしたいと思ってます。

 

バンコクでダッシュ

--そういうのも全部ご自身で考えられてるんです。

武井壮:全部自分で考えてます。なりたい自分になるのをエンターテインメントにするってだけなんで、僕の仕事は。
ゴルフやってるのも、プロゴルファーとして地球上にあるいろんな試合に出て、 素敵な景色を見て、アスリート仲間との戦いを楽しみながら旅ができるっていう最高のスポーツのプロになりたい。
それを実現するために、練習頑張って実力を身に着けてる最中です。

--そうなんですね。

武井壮:地球上で有名になるのも、ヒーローになるとかも、そのためにはやっぱり身体能力も必要だから、毎日鍛えて、体力だけは落とさないようにして。いろんなスポーツができる能力も、もしかしたらヒーローになったあと、アスリートと対戦したりして「すげえ、やっぱりヒーローすげえ」ってなるためにも必要だし。それに走るのは、野球とかゴルフも全部有効なので、 いろんな能力を衰えさせないようにするのが僕の唯一の仕事です。そこに向けて毎日鍛えてます。昨日も街でダッシュしてました。

--えっ?街でダッシュ!?

武井壮:こちらに来てからも、ホテルの向かいの歩道の長い直線でダッシュしたり、部屋でトレーニングしたりとか。

--日々のトレーニングも欠かさずされてるんですか。

武井壮:そうですね、芸能をやるって決めた30歳の時から、毎日1日1時間フィジカルトレーニングするっていうのは、1日も休んでないです。今芸能生活も12年目ですけど、1日も休んでない。でも余裕なんです。
みんなも仕事で毎日会社行くじゃないですか、それが僕は1日に1時間、週7時間だけだから。みんな1日8時間働くでしょ。それだけでもう僕の労働力を超えてるから大変だなと思うし、僕は1時間トレーニングして、あとはタレントさんとか有名人とかと楽しいおしゃべりしたり、美味しいご飯食べたり、楽しいゴルフしてるだけで、仕事になる。そんな楽なことないよなと思ってます。それがもっと楽になって、もっと楽しくなるように、トレーニングも勉強も必ず毎日1時間やるって決めてます。

--タイでムエタイとかされました?

武井壮:ブアカーオさんと先月日本で一緒にご飯を食べたので、ブアカーオさんのジムに行って教わりたいなあ。「ムエタイのレジェンドにムエタイ習ってみた」とか、コラボでできたら嬉しいです。
川の横に立ってるガチの田舎のジムとかあるじゃないですか、ブアカーオさんがいたジム。小屋の鉄筋を渡ってトレーニングしたり、目の前の川に飛び込んで往復してくるとか。そういうところ行って修行したいなと。以前、中国で、少林寺で修行したりしたこともあるので、次はムエタイ修行ですね!

--ブアカーオさんを知らないタイ人はいないですからね。

武井壮:すごい有名ですし、彼と対戦した三浦孝太くんとかも有名になってますよね?孝太くんともこの間ご飯行ったので、いつか3人でコラボして体力勝負とかできたらと考えてます。

--楽しみにしてます!

 

タイの日本人との交流も

武井壮:タイにいる日本人の皆さんともいろんな交流をできたら嬉しいなと思ってます。

--Twitterでもバンコク在住の方に呼びかけていましたね。

武井壮:街で声をかけられたり、Twitter見ましたとか言ってくれる人もいるし、会いたいですって言ってくれる人も結構多くて。今日のランチもタイ在住の日本の方と和食屋と焼肉屋を2軒ハシゴしました。

--ランチのはしごですか!

武井壮:あとは、タイ限定の契約で「御社の広告に武井壮」みたいなのをやりたいです。

--と、言いますと?

武井壮:タイ法人の皆さんが商品などをPRする広告を、タイ限定で低額で受けさせていただいて、タイの人に見てもらえるようにビルの広告ボードに顔が載ってるとか。

--はい!

武井壮:デジタルサイネージに武井壮の映像が出るとか、そういう企画が生まれそうなら、ぜひご連絡くださいとお伝えください(笑)。

--企画がある在タイ日本人の方、ぜひ武井壮さんにご連絡を!(笑)

武井壮:僕はまだタイ語も喋れないし、タイでバズりそうな何かを持ってるわけじゃないから、今まだちょっとコンテンツとして弱いので、昔ながらのタイの人気キャラとかヒーローがいたら、その格好して街歩いたりしたいなと。タイのヒーローっているのかな??

--タイ版孫悟空のハヌマーンとかなんでしょうか?

武井壮:ハヌマーンの格好で夜のタニヤとかを全速力で走ったら、みんな写真撮ってくれたりしないかな(笑)。

--タイ人が多い場所なら、カオサン通りやサイアムもいいかもしれませんね!サイアムはタイの若者が集まる場所で、ファッションのお店も多くて…。

若者が集まるバンコクのサイアムスクエア

武井壮:サイアムいいですね! サイアムの街をタイの神様の格好で全速力で走って大バズりしたいですね!

--サイアムはいろんな国の方もいらっしゃるので、タイに限らずいろんな国に拡散されるかもしれないですね。

武井壮:音鳴らして、すげえ速度で走って消えていくみたいな…。やりたいな!

--絶対面白そうですよね。

武井壮:ポツンと山の上の木の上に立って「 本物がいた!」みたいな。爆発的にバズりたい。
そんな楽しいことが、いつかできたらいいなって思ってます。

 

理想のプロゴルファー像

--武井さんが目指す、プロゴルファーの像であったりだとか、目標、何かそういうものがあればお伺いしたいなと思ったんですけども。

武井壮:プロゴルファーとしては…そうだな…やっぱり賞金をゴルフで稼いで仕事にするっていうよりも、 僕がゴルフで試合に出るとか動画を出すとか、そういったもの自体を、たくさんの人が見たいと思ってもらえるコンテンツにしていく、っていうのが1番の目的です。

--そうなんですね。

武井壮:中島啓太くんとか石川遼くんみたいに成績だけでそれを達成するんじゃなく「地球のそんなところでゴルフできるの?」とか「そんなところでも試合あったんだ!」とか「そんなファッションでゴルフするのかっこいいな!」とか、いろんなゴルフの姿を発信していけるように。

武井壮:今回のタイも「タイにそんな予選会があって、そのぐらいのスコアで回ればプロになれるんだ!」とか、そういう情報も発信したいですね、アンバサダーに就任しましたし。
僕のゴルフは、そうした世界中で楽しく遊べる場所をいろんな人に知ってもらえるハブになればいいと思ってるので、「こんな商品があるんだ」とか「こんなショップがあるよ」とか「素敵な練習場あるよ」とか、 そういうゴルフにまつわる全てのものを、武井壮を通すとたくさんの人が知ることができる、っていう存在になれたらと思っています。

--武井壮さんがゴルフのハブなんですね。

武井壮:そうしたら、50代になってゴルフにもう1度チャレンジする、ゴルフが成長していくっていう過程もお仕事にできるし、いろんな人が喜ぶもの=たくさんの人が求めるもの、に近づくと思うので。毎週試合の時に上位に来ないと話題にならないゴルファーを目指すんじゃなくて、僕がゴルフに関わった全部が誰かの目に触れるっていうことになればいいなと。今、実際プロの男子のツアーでも、例えば30位になった人の名前、誰か知ってるかと言ったら、30位になったことすら知らなかったりもする。

--はい、そうですね。

武井壮:だけど、僕はスコアでトップにならなくても、ゴルフを全てエンターテイメントにできる、そんなゴルファー像を目指します。

武井壮、タイのシニアプロゴルフのアンバサダーに就任、バンコクでのシニアゴルフトーナメント参戦へ

 

打倒!トム・クルーズ

--先程コスプレで全速力というお話もありましたが、他にタイでやりたいことがあれば教えてください。

武井壮:本当にやることはなんでもいいんです。だけど人々が僕のことを知らないと、僕が何をやっても価値がなくて、 ただの遊びになっちゃう。ゴルフやったって、タイの人が僕のこと何にも知らなかったら、価値がなくなっちゃう。
今回は日本人の方々がいてくれるから「武井壮さんっていう人が日本にこのタイのツアーを広めてくれるかもしれない」っていう期待を受けてゴルフをさせてもらっていますが、 じゃあ今からイタリアに行ってゴルフしますって言っても、ただのお客さんじゃないですか、それを変えていきたい。
タイの人が僕のことを知って興味を持ってくれたりとか「武井壮さんがタイに来るとなんか起きるね」って期待をしてもらえる存在になるのが目標です。そうなれたらゴルフをしようが旅に出ようが 冒険しようが何しようが全部エンターテイメントになるので。やっぱりタイでもエンターテイナーになりたいというのが目標だと思いますね。

--タイでもエンターテイナーですか!

武井壮:タイに限らず、地球上全て、地球人みんな知ってるエンターテイナーになりたいのが目標なので。タイ限定、ではなく、まずその第1歩がタイ。 タイから今後何かオファーがあればまたやっていきたいなと思うし、違う国だったらそこにも飛んでいくし、これから地球上各国がテレビ局だってぐらいの気持ちで色んな場所に行けたら嬉しいなと思います。楽しみ(笑)

--地球のエンターテイナーですね!

武井壮:だから、トム・クルーズが1番のライバルだって思ってます(笑)
トム・クルーズを知らない地球人、いないじゃないですか。ほとんどの人が「ミッションインポッシブル」見て「トップガン」見てトム・クルーズを知ってるわけで、 60歳過ぎても自分の能力を高めて、技術を身につけて、アクションをしたりとか、スタントシーンを撮っている。リスペクトもあるし、素直にすごいなと思うんで。ああいう存在になれたらいいなと思いますよね、いつか。

--目指せトム・クルーズですね。

武井壮:打倒トム・クルーズ(笑)

--世界に目を向けて、日本にほぼほぼいない感じになるのですか?

武井壮:徐々になっていくと思います。50代はそっちにシフトするための時期だって決めてるんで。今月はもう半分以上タイにいるから、そういう機会が多分今後も増えてくだろうと。だから実際今レギュラー番組を少しずつ減らして、時間が取れるように調整していってるんです。世界戦略を1番重要視しています。

 

タイの日本人へのメッセージ「武井壮を有名にしてください!」

--では最後に、タイに滞在している日本人へのメッセージをお願いします。

武井壮:現地の日本人の方はもちろんですが、現地のタイ人の方にも顔と名前を知ってもらいたいんで、是非タイ語の字幕をつけて僕の動画を拡散してもらえたら嬉しいなと。タイ人のお知り合いがいると思うんで。

--拡散して大丈夫です?

武井壮:大丈夫ですよ、ある程度(笑)。コンテンツをタイの人に広めるお手伝いをしてもらえたら嬉しいなと思ってるんで、ぜひ!
なんか「タイでこんなYouTubeチャンネルやってるよ」とか、そういうのあったら呼んでもらえばコラボもオッケー!全方位的に武井壮を有名にしてください!

--今日はありがとうございました。

武井壮:ありがとうございました。

(インタビュアー:Saki、記事作成:タイランドハイパーリンクス編集部)

       

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