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祝福!ちゅあしぃ独占インタビュー~2023年はタイ語曲にチャレンジ!?

2023年1月1日 配信

祝福!ちゅあしぃ独占インタビュー~2023年はタイ語曲にチャレンジ!?

“ジャパニーズタイアイドル”として活動する名古屋発のアイドル、祝福!ちゅあしぃが2022年12月10日から計10日にわたる初めてのタイ遠征を行いました。4回のライブステージに撮影会やファンミーティングなど、充実したタイ遠征になったようです。



祝福!ちゅあしぃとは、タイが大好きな元・煌めき☆アンフォレントの西ひよりさんがプレイングプロデューサーとして2022年4月に結成したアイドルグループです。グループ名はタイ語で四季を意味する「สี่ฤดู」(sìi rɯ́ duu)と中国語で伝説を意味する「传奇」(chuan shuo)を掛け合わせて祝福!ちゅあしぃ(chuaacy)、となっていたり、タイのアイドルSiam☆Dreamの「Espresso」という楽曲を日本語で公式カバーしたりと、”ジャパニーズタイアイドル”として精力的に活動しています。

タイランドハイパーリンクスは、タイ遠征最後のライブステージ直前の祝福!ちゅあしぃの皆さんにインタビューを行いました。タイ観光や2023年の活動について、色々とお話を聞くことが出来ました。

祝福!ちゅあしぃ
公式Twitter:https://twitter.com/syukuchua_info
活動スケジュール: https://timetreeapp.com/public_calendars/syukufuku_chuacy
TikTok: https://www.tiktok.com/@syukuchuainfo
<メンバー>
西ひより https://twitter.com/hiyori_chuacy
藤山千亜季 https://twitter.com/chiaki_chuacy
月守ゆら https://twitter.com/yura_chuacy
姫翠桃菜 https://twitter.com/momona_chuacy
千歳夢月(休養中) https://twitter.com/runa_chuacy

スイカを食べることしか頭に無かったタイ遠征前

--タイ遠征前のタイの印象を教えてください。

月守ゆら:私は一番好きな食べ物がスイカなんですけど、タイでは一年中食べられるって聞いて、もうスイカを食べたいっていうことしか頭に無かったです。

月守ゆら

月守ゆら

--タイに来てから沢山スイカを食べたんですか?

月守ゆら:はい、毎日スムージーとかを飲んでいました!あとスイカを半玉スーパーで買ってみたんですけど、半玉でも300円とかですごく安くてびっくりしました。

--その半玉のスイカはどうやって食べましたか?

月守ゆら:スプーンでそのまま食べたんですけど、最高でした!

藤山千亜季:タイの方はすごくフレンドリーで、皆さん優しいイメージでした。日本にタイのアイドルの方が来られた時、皆さんすごくニコニコしていて優しいオーラが出ていたんですよ。タイの人はきっと皆んなそういう雰囲気なのかなと思って。そんなタイの人たちと交流できるんだと思ってすごく楽しみにして来ました。
実際にタイの方とお話してみると、言葉が通じなくても身振り手振りで皆さんいろんなことを伝えて下さるので、『楽しい!来てよかった!』って思います。

--「ほほえみの国」というイメージ通りでしたか?

藤山千亜季:はい、その通りでした。

藤山千亜季

藤山千亜季

姫翠桃菜:タイ料理は辛くて、基本的に赤い色のご飯が多いっていうイメージがあって。辛い物が苦手なので、タイに来て食べられるものあるのかなってちょっと不安でした。もしかしたら辛いもの食べられなくて痩せていくのかなって思っていたんですけど、タイに来てみたら意外と辛くない甘めの味付けのものもあって。私は甘いのが好きなのでそれが美味しく感じて、タイの料理好きだなと思いました。

--甘めのタイ料理で美味しかったものは何ですか?

姫翠桃菜:鶏肉とカシューナッツの炒め物です。おすすめしてもらって食べたら美味しかったので、日本でも流行って欲しいなって思います。
あとタイのファンの方に『辛いの好き?』って聞くと苦手って答える方もいて、タイ人でも辛い物が苦手な人がいるんだなって親近感湧きました。

西ひより:タイ遠征を決めたのは私なんですけど、煌めき☆アンフォレントにいたときも一回タイ遠征をしていて、祝福!ちゅあしぃとして遠征する前もソロで一回イベントのためにタイに来ていたので、そこまで不安は無かったです。どっちかっていうと、『帰る』という感じでした。

--タイがホーム、という感覚ですか?

西ひより:はい、『またタイに帰れる』という嬉しさの方が強くて、特に不安もなく楽しみにしていました。食べ物とかも分かっていたし、帰れて嬉しいという気持ちが今は強いです。

西ひより

西ひより

 

ナイトマーケットの激辛フードに悶絶

--10日間のタイ遠征の間に観光はされましたか?

月守ゆら:私はMOCA(バンコク現代美術館)に行きました。もともと芸術大学に通っていて油絵を描いていたので、ちょっと美術館に行ってみたいなと思って。行ってみると宗教とかの絵が多くてすごく不思議な感じがしました。勉強になる、というかこういう描き方もあるんだ、と思ってこれからの自分の芸術に生かせそうです。すごく楽しかったです。

藤山千亜季:ナイトマーケットに行って、メンバーそれぞれ好きなものを食べたんですけど、やばかったです(笑)。

--何があったんですか?

藤山千亜季:オフ会でファンの皆さんとナイトマーケットに行ったんですよ。タイ人の方も参加してくれてて。そのナイトマーケットで、焼いた小さいタコにソースがかかった食べ物を見つけたんです。美味しそうだったので買っていたら、タイの方が『わー!わー!』って焦りだして、『それは辛い!辛い!辛い!』って教えてくれたんですよ。きっとタイの方が言う「辛い」は本当に辛いってことなんだろうなって思ったんですけど、美味しそうだったので食べてみたら、辛さが舌の上に残るくらい辛かったです。その後は買っていたココナッツスムージーをずっと飲みながらナイトマーケットを移動していました。

--ココナッツスムージーに助けられましたね。

藤山千亜季:助けられました(笑)。もっとちゃんと見たり聞いたりしてから買おうと思いましたね。

姫翠桃菜:ホテル近くのデパートに行ったんですけど、日本のレストランとか日本のキャラクターの服が沢山あったんですよ。『ここ日本かな?』って思うくらい。日本のチェーン店が沢山あったり、普通に歩いていても日本語を見かけたりすることが多くて、親日国なのを実感しました。タイで日本が愛されているのを感じて嬉しい気持ちになりましたね。

--それは嬉しいですよね。

姫翠桃菜:あと印象に残っているのは、タイの自販機です。ドリンクがカップで出てくるタイプの自販機で、そこにピンクミルクっていう飲み物があったんです。ピンクが好きなので買ってみたら、かき氷のイチゴシロップをミルクで割ったような味がしました。

--姫翠さんは担当カラーがシルキーピンクということで、ピンクミルクもしっかり試されていたんですね。

姫翠桃菜:はい、しっかり飲みました。美味しかったです!

西ひより:私はパタヤに行きました。プールに行ったりマッサージを受けたりしましたね。あともち米とマンゴーにココナッツをかけた食べ物が美味しいことに気づいて、ちょっとはまりました。

--カオニャオ・マムアン(もち米にマンゴーを添えて、ココナッツミルクをかけたタイスイーツ )ですね!

カオニャオ・マムアン

カオニャオ・マムアン

西ひより:タイに3週間もいるので他の国料理も食べようかなって思って、タイの中国料理とかタイの韓国料理、タイのイタリア料理とかを食べました。辛かったり、やっぱり日本と味が違ったりする部分もあって、タイにいながら色んな国に行った気分になれて楽しかったです。

--前回はソロ活動のイベントのために一人でタイに来られていますが、グループのメンバーと過ごす今回はどう違いますか?

西ひより:一人の時はすっごく不安だったんですよ。しかも一人で海外に行くの初めてで。前まではスタッフさんが飛行機のチケットを取ったり色々してくれたりしていたんですけど、その時は全く何も分からない状態でした。今回はメンバーがいるって思うとすごく安心感があって、そこが一番違いました。

 

タイのファンはフレンドリーで積極的

--タイのファンの方の印象はどうでしたか?

藤山千亜季:基本的にめっちゃフレンドリーで、話しかけてくれたり日本語翻訳を使って何とか自分でコミュニケーションをとろうとしてくれたり、すごい皆さん積極的でしたね。

月守ゆら:日本のアイドルが好きな方が多かったです。私もすごくアイドルオタクなんですけど、私が好きなアイドルをファンの方も好きで『一緒だよ』って言ってくれました。国が違えど好きなアイドルが一緒っていうのは嬉しいですね。同じファン同士です。

--共有できるのは良いですね。

月守ゆら:そう!タイの人はみんなで応援しようって人が多くて、話しててすごく楽しいです(笑)。

姫翠桃菜:日本にいたとき、タイのフロア(観客席)の雰囲気の動画を見たことがあって。タイのフロアは本当にすごい、めっちゃ盛り上がってる、っていうのですごく楽しみにしてたんです。実際にライブをやってみたら見た動画のままでした。リフト(ファン数人で別のファンを頭上に持ち上げる行為)も普通に上がるし、めっちゃサークルやってるし。日本だと遠慮がちな人とか、コロナの時にファンになってまだそういうのを知らない人も多いから、みんなが一体になって盛り上がっている様子を見るとこっちもさらに盛り上がるし嬉しい気持ちになります。


ライブを盛り上げたアイテムはワクチンの小道具

--事前のメッセージ動画で「恋のワクチン!副反応」という曲を一緒に踊って下さい、と言っていましたね。実際ライブでやってみてどうでした?

一同:みんなやってくれた!

西ひより:ワクチンの小道具を持ってきてくれた方もいて、一緒に楽しめて嬉しかったです!

 

タイのアイドル、Siam☆Dreamとのコラボ

--タイのアイドル、Siam☆Dreamさんの「Espresso」という楽曲を公式カバーされていますが、どういう経緯でカバーすることになったんですか?

西ひより:もともとタイコンセプトのグループを作りたいという気持ちがあったんです。それでタイ遠征には絶対行く、行かなきゃいけないなって。でも、日本のアイドルで何にも知らない状態でタイ遠征をしても、曲も分からないし言葉も伝わらないから、どうしても温度差が生まれちゃう。それでSiam☆Dreamさんプロデューサーさんにお願いして「Espresso」を紹介してもらったんです。日本語バージョンなら私たちも歌えるし、もしSiam☆Dreamさんのタイ人ファンの方が日本に来て私たちの「Espresso」日本語バージョンを聞いてくれたら、ノリノリになれて良いかなって思いました。

--昨日は対バンライブの「Siamdol Winter Super Live 2022」 で実際にSiam☆Dreamの皆さんとコラボされてどうでしたか?

一同:楽しかった!

月守ゆら:振付で一緒に円陣を組むようなところがあるんですけど、それをSiam☆Dreamのみんなと、ファンのみんなと、ちゅあしぃのみんな出来てすごく楽しかったです。

--タイ語バージョンと日本語バージョン、二回コラボをやってましたよね?

姫翠桃菜:そうなんです、お互いに!

月守ゆら:どっちもコラボしました。

 

”ジャパニーズタイアイドル”に込めた思い

--”ジャパニーズタイアイドル”として活動されていますが、どんな思いが込められているんですか?

西ひより:まず、私の中で一番大きかったのがコロナ。コロナで海外にも行けない、観光も出来ない、自由にオタク活動も出来ないってなった時に、『飛行機が飛べなくてタイに行けないなら私たちがタイになればいい』とか、『私たちが違う国になれば、みんなも遠征できたことになる』って考えたんです。だからイベントのタイトルも『タイ不定期公演in名古屋』とかにして、実際に行けなくてもちょっとでも同じ雰囲気を楽しみたいっていう思いを込めてそういうコンセプトにしました。

 

新年におすすめの曲は『良きかな!タカラブネ』

--2023年になりますが、新年にぴったりな気分が上がるおすすめの曲はありますか?

月守ゆら:やっぱり、『良きかな!タカラブネ』とかじゃない?

一同:あー!それっぽい。

月守ゆら:振付も真似しやすい曲です。サビで手を挙げて内側に動かすだけなので!今回タイでも歌ったんですけど、みんな真似して楽しんでくれていました。

--では是非この曲で新年を迎えてもらいたいですね!


2023年はタイ語バージョンの曲にチャレンジ!?

――2023年の抱負を教えてください

藤山千亜季:2023年中に、私たちのデビュー曲や有名な曲のタイ語バージョンを出してみたいです。そうなったらめちゃくちゃタイ語の勉強しなきゃいけないけど!あと、私たちの曲じゃなくても例えば『Espresso』のタイ語バージョンを歌えるようになるとか。2023年はこちら側から積極的タイに絡んでいきたいですね。

月守ゆら:すごく楽しかったので来年もタイに来たいですね。タイの方にこんなに受け入れてもらえていると思っていなかったんですけど、みんな振付やコールをすごく覚えてくれてたんです。日本で流行っているコールをタイ語にして、それを紙にプリントしてみんなで読んでくれました。せっかくこんなに応援してくれているんだから、また会いに行けたらいいなって思います。

姫翠桃菜:もっとタイを感じたいので、辛い物を食べられるようになりたいです。甘いものだけ食べてたらタイに来てる感ないんで、ちょっとでも辛い物を食べれるようになりたいですね。

--辛い物を克服してタイ上級者になりたいですか?

姫翠桃菜:そう!タイ上級者になりたい。だってほかのメンバーはみんな食べてるんですもん。次来るときまでにはタイ上級者になりたいです。

藤山千亜季:タイ料理修行しよう。

姫翠桃菜:最初日本でタイ料理修行したんですよ!タイ料理食べに行ったんですよ!でも、パクチーとか食べられなかったんで少しでも食べられるようにしたいです。

西ひより:個人的な目標としては、少しでもタイ語が話せるようになることです。グループの目標としてはワンマンライブがしたいっていうのと、『名古屋不定期公演in Thailand』をしたいです。

--今までの逆バージョンですね!

西ひより:そう。逆に名古屋をタイに持ってきて、タイの人に『名古屋って何だろう』って興味を持ってもらって、それきっかけでタイのファンの皆さんを日本に呼びたいです!

--良いですね、応援しています!今日はありがとうございました!

一同:ありがとうございました! 

<インタビュアー・記事作成:児玉瑞歩(タマサート大学ジャーナリズム&マスコミュニケーション学部)

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