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藤沢泉美、タイを語る~2025新春インタビュー【流浪シリーズ】

2025年1月1日 配信

藤沢泉美、タイを語る~2025新春インタビュー【流浪シリーズ】

 かつてはI-GETに所属するアイドルグループ SAY-LAのメンバーとして、何度となくタイを訪れていた藤沢泉美(愛称 いずみん)さん。2024年1月にはSAY-LAを卒業し、ソロでの活動をスタートさせ、現在はフリーとして活動を行っています。

そんな藤沢泉美さんに、過去に何度もスタッフとしてSAY-LAのタイ遠征に同行した“流浪のバンドマン”西田健児(ケンジ)氏が、新春の独占インタビューを決行。以前訪れたタイの話はもちろん、これまであまり語られて来なかった高校時代の話なども聞きました。



藤沢泉美(いずみん)、タイランドハイパーリンクスのインタビューに登場!

ケンジ:藤沢泉美さんお久しぶりです! ついに藤沢泉美さんにインタビューする、この日が来ましたね。

泉美:ケンジさんよろしくおねがいします!

ケンジ:感慨深い…。それでは元I-GETの女帝、I-GETの姫こと藤沢泉美さん、タイランドハイパーリンクスの独占インタビュー、よろしくお願いします!

泉美:藤沢泉美さんって(笑)っていうか、女帝ってなんですか止めてください(笑)

ケンジ:まずは藤沢泉美さんを初めて知る方への、簡単にまとめたプロフィールを読みあげたいと思います。えー、小さなときからバレエやダンスを習っていてダンスが上手かったので、アイドルをやってみようと思い、SAY-LAに加入しました。SAY-LAではリーダーを務め、アイドル活動しているうちにダンスの振り付けもするようになりました、みたいな。

泉美:それ紹介がざっくりすぎませんか?(笑)

藤沢泉美(ふじさわいずみ)

・幼少期からクラッシックバレエやチアダンスを習いその経験を活かし私立西武台高等学校にてチア部に所属。その後ミスダンスドリルチームUSA大会POM部門にて1位を獲得。

・2016年4月から2024年1月までアイドルグループSAY-LAでリーダーを務める。
活動中は全国ツアーや海外単独公演、計8回のシングルリリース。卒業公演ではZepp Shinjukuでの単独公演を成功に収める。

・現在は、トークイベントやライブ出演、コレオグラファーとして、フリーで活動中。振り付け実績はこちら

ケンジ:…あ、肝心なところを忘れてました。現在はフリーで活動してて超お酒大好きです! とまァ紹介はこんな感じですかね藤沢泉美さん。

泉美:超お酒大好きって。たしかにお酒大好きですけど(笑)あとケンジさんがわたしの名前を「藤沢泉美」ってフルネームで呼んでるのが違和感がすごいので、いつも通り、いずみんって呼んでください(笑)

ケンジ:やっぱり? 僕も「藤沢泉美さん」って呼んでて、自分で違和感しかなかったです(笑)

泉美:(笑)

ケンジ:それじゃあいずみんインタビュー頼むわ。

泉美:それは砕けすぎですよ(笑)それで…、どんなことから話せばいいですか?

ケンジ:えーとね。基本タイに関連してればどんな話題でも大丈夫。

泉美:プライベートの旅行とかでも大丈夫ですか?

ケンジ:もちろん全然大丈夫。でもまぁいずみんは元SAY-LAなので、ジャパンエキスポの思い出とか、その辺のタイに関連したアイドル活動から話してもらった方が、とっかかりやすいかなと思います。

泉美:なるほど!

ケンジ:そんな感じで。

 

2017年に初タイ遠征でジャパンエキスポタイランドに出演

泉美:えーと…。

ケンジ:はいはい。

泉美:まず、2017年の2月のジャパンエキスポ。SAY-LAがまだ6人だったときにタイに来たのが初めてのタイ遠征でした。

ケンジ:おおー。8年前! そこから入りますか! 懐かしい!

泉美:そのときが「こじらせ片思い」をリリースしてのSAY-LA初のタイ遠征。でもSAY-LAはまだ全然人気が無くて、ジャパンエキスポでレディキスとSAY-LAでライブの本数が違いました。

ケンジ:あぁ…、それは悔しかったですね。

泉美:ライブは確かそのとき…、レディキスはライブが4本でSAY-LAが3本だったんですよね…。

ケンジ:おぉ。よく覚えてますね。

泉美:でもそれも今ではいい思い出です。それで…、そうそう。そのジャパンエキスポに初めて出るときのエピソードで、一つ忘れられない思い出がありまして。

ケンジ:お。いいですね。どんなの?

泉美:あのときのジャパンエキスポって、イベント(Tokyo Crazy Kawaii × Girl’sBomb!!)の枠の中にSAY-LAもレディキスも出演してたじゃないですか。

ケンジ:あーそうですね。イベンターが買い取ってたイベント枠の中での出演でしたね。

泉美:あのときの飛行機の座席って、イベンターの手配だけど席が関係者で全部ごちゃまぜになってたのって覚えてますか?

ケンジ:あーたしかに。なんかそうでしたね。

泉美:わたしそのとき、3人席の真ん中だったんです。それで、隣がチャオベラの…

ケンジ:ん? ちゃおぶら?

泉美:チャオ ベッラ チンクエッティ。昔はTHE ポッシボーです。

チャオ ベッラ チンクエッティ

チャオ ベッラ チンクエッティ

ケンジ:ああ! 理解しました! はいはい。

泉美:それで! チャオベラの後藤夕貴ちゃんがわたしの隣の席だったんですよ!

ケンジ:えぇ。そんなことあったの?!

泉美:そうなんですよ! えぇ?! えええええ!! 何これヤバイヤバイ!!! ヤバイ席に座っちゃった!!!! って一人で大興奮しちゃって。

ケンジ:そうっか。いずみん元ハロヲタだもんね!

泉美:めっちゃ緊張と興奮しながら座席に座ってました。それで…、興奮しすぎちゃって、行きの飛行機は一睡もできませんでした。

ケンジ:あはは(笑)まァそりゃそうか。ハロヲタいずみんからしてみたら、気が付いたら隣に神様が座ってたようなもんだよね(笑)ということは、怖いもの知らずのさすがのいずみんでも後藤さんには話しかけられなかった?

泉美:話しかけられるわけないじゃないですか!!!

ケンジ:あらー、もったいない(笑)

泉美:夕貴ちゃん年上だし…。アイドルとして先輩だし…。「わたしポッシボーのライブを観に行ってました!」って話しかけるのも変だし。夕貴ちゃんは絶対わたしのことなんて知らないし…。

ケンジ:わたし演者なんです、夕貴ちゃんのこと知ってます、今回イベントで一緒なのでよろしくお願いしますくらいの普通の会話でも、あからさまに喜んでるテンションで話しかけられたら、出てる側の人間だったら、ふつう悪い気はしないじゃないですか。

泉美:えーだって、隣の席にヲタクがいたら嫌かなと思って。

ケンジ:一応そのときはいずみん、アイドルになってて出演者側なんだからヲタクじゃないじゃん!(笑)

泉美:えー。それでも絶対無理でした。喋れませんでした(笑)

ケンジ:話しかけられたらうれしいと思うんだけどなァ。というか、逆の立場だったらうれしくない?

泉美:今だったら夕貴ちゃんに話しかけられると思いますけど…、そのときはまだSAY-LAに入りたてで一年くらいしか経ってなかったから…。

ケンジ:あー…。まだ自分で自分のことをアイドルヲタク、ハロプロヲタクって強く思ってた部分があったからみたいな?

泉美:そうですそうです!

ケンジ:なるほどなー。それはたしかに話しかけなくて正解だったかも。それでもたぶん話しかけても正解だったと思いますけどね。

泉美:えームリムリムリ。

ケンジ:ところで一つ気になったんですが…。名前の呼び方って「夕貴さん」じゃなくて「夕貴ちゃん」なの?

泉美:あ、それ、ハロヲタは親近感の表れでメンバーの名前をちゃん付けで呼びます。

ケンジ:あーなるほどそうなんですね。なんかこの部分の理由を聞かずにそのままインタビューを文字にしたら、この部分を切り抜いて「年上に対して”さん”をつけられないアホ」とかいう奴がいそうだなとふと一瞬脳裏を過りましたので、一応聞いてみました。

泉美:なるほど!

 

2018年のオフ会、悪夢のスムージー・・・

ケンジ:それじゃ続けて、タイ関係の別の話をお願いします。

泉美:二回目の2018年のタイ遠征のオフ会ですかね…。食事オフ会の最中にお腹痛くなって、一ミリも動けなくなったことです(笑)

ケンジ:ああーー! あったあった! あれはひどかったねェ。

泉美:ホントにすっごいすっごいお腹が痛くなって、泣きました。

ケンジ:オフ会始まってすぐ、タイ料理が出そろう前にすでにお腹痛くなってうずくまってましたよね。

泉美:違うんです聞いて下さい。お腹痛くなったのにはワケがあって。

ケンジ:はいはい(笑)

泉美:この二回目のタイ遠征前に体調悪い日がずっと続いてたんです。それでちゃんとした食事もとってなかったんですけど、「タイに行ったらたくさん食べるぞ!」ってすごい意気込んでて。

ケンジ:意気込んでましたよねェ。

泉美:二回目のタイ遠征だから、ことりっぷを買っていきたい場所をリストアップしてました。「ここ行きたい、こっちにも行きたい! この映えカフェは絶対に外せない」って場所がたくさんありすぎて。

ケンジ:あーそんなこと言って張り切ってましたね。覚えてる覚えてる(笑)

泉美:あと、その2018年のジャパンエキスポに、元℃-uteの矢島舞美さんが出演するのもあって、タイ遠征が楽しみすぎてすごいはしゃいでたんですよ。

矢島舞美

矢島舞美

ケンジ:あーそうそう。なんかちょっといずみん変なクスリ飲んでるんじゃねぇか、くらいのずっとヤバイテンションだったわ。

泉美:矢島舞美ちゃんのライブが始まる前に、ちょっとタイを観光できそうなくらいの空き時間があって、とりあえずここには絶対に行くぞって決めてたスムージーのカフェに向かったんですよ。見た目重視のスムージー屋で内装がもうレインボー! インスタ映え! たくさん写真撮るぞ! みたいな。

ケンジ:内装がもうレインボー(笑)

泉美:でも、そのカフェに到着するまでに時間がかかっちゃって…。それでもスムージーをオーダーして、スムージーがやっと来たんですけど…。矢島舞美ちゃんのライブに間に合わないかもっていう時間になっちゃたので、急いでスムージーとか映え画像を撮って。でもわたしそのときのどが渇いてたのもあって、スムージーを一気飲みしたんですよ(笑)

ケンジ:スムージーを一気飲み!

泉美:それでスムージーを一気飲みして大急ぎで会場に戻って、矢島舞美ちゃんのライブを観ました。その後にSAY-LAのライブがあって、ちょっと長めの特典会の途中から「あれ? なんか具合が悪いかも? お腹がグルグルしてる?」ってなって。

ケンジ:あららー。

泉美:でもまだそのときは「ライブが盛り上がって汗かいてたし、タイは暑いから軽い熱中症かな?」とか冗談で思ってたんですけど、オフ会会場に着いたときには、お腹がグルグルからキリキリになっててこれはもうダメだなって(笑)

ケンジ:あらららー(笑)

泉美:ワンチャンなんか薬飲んだら治るんじゃないかと思って、メンバーから胃薬もらって飲んだりしたんですけど、それも全部吐いちゃって。それでオフ会が始まってもずっと横になってました。

ケンジ:そうそう。オフ会の会場にいずみんを隠すスペースがどこにもなかったから、ファンに見えるところでぐったり倒れててもらうしかなかったよね(笑)

泉美:オフ会が始まって一時間くらいしたところで完全にピークが来てトイレに駆け込みました。上からも下からも、全部、ゼンッッッブ出ました(笑)

ケンジ:上からも下からも! それはご愁傷さま(笑)

泉美:そのとき、多分なんですけど…、体温は38℃を超えてたと思います。

ケンジ:確かいずみんに「救急車呼ぶ? 病院に行く?」とか心配そうな顔して言ってた記憶はあるけど、心の中では「海外で病院のお世話になるのだけは、お願いだから絶対に止めてくれ」って思ってました。

泉美:あはは(笑)今となっては笑い話ですけど、そのときはオフ会のタイ料理をすっごい楽しみにしてたので、一口も食べられなかったのが残念でしょうがなかったのと、わたしはこのままタイで死ぬかもって思ってました。

ケンジ:こわいこわい…。

泉美:実はそのタイオフ会腹痛事件以来、海外遠征するときはどんなトラブルにでも耐えられるように、遠征の2週間前から体づくりをしてます。

ケンジ:おーそうなんですね。えーと…、例えば?

泉美:どんな刺激物がきても耐えられるように、食事は普段から刺激物を食べる、とか。

ケンジ:どういうこと(笑) 

泉美:蒙古タンメン中本にいって、北極を食べるとか。

ケンジ:たしかに。強烈な刺激! っておい単に北極を食べたいだけでしょそれ(笑)

泉美:あとは、とにかく活発で健康的な生活を心がけてます。一日に何件も予定を入れて、外に出てたくさん歩くとか。家に引きこもってると免疫力が下がっちゃうので。

ケンジ:おー。それはそうですね。

泉美:そもそもわたし、お腹弱いんですよ。

ケンジ:え? そうだっけ?

泉美:そうですよ。むかしからお腹が弱いです。

ケンジ:それ初聞きかも。

泉美:高校生のときにスタバでフラペチーノが流行ってたときがあって、学校終わりにみんなでよくスタバに行ってたんですよ。それでスムージー飲むと、わたしだけお腹壊すってことが何度かあって。それでわたし実は、あまりスムージーは飲まないようにしてました。

ケンジ:あー。なるほどそれなのに、タイだから、インスタ映えポイントで写メ撮りたいからって、スムージーを一気飲みしたらお腹を壊した、と。

泉美:そうですそうです。

ケンジ:あーなるほど。オシャレ画像をとるのも活動のうちでしたしね。ちなみに、そのときに飲んだスムージーってどんなのだったんですか?

泉美:えー、もう真っ青と真っピンクみたいなスムージーを飲みました。

ケンジ:その画像ってあったりするの?

泉美:インスタにありますよ。えっと…。これです。

 
 
 
 
 
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ケンジ:おおー、これはこれは…。合成着色料でビビッドが暴発してる! 

泉美:どういう意味なんですか(笑)

ケンジ:タイっぽいねー。いや、ド派手好きなタイっぽいよ。

 

バンコクのオシャレなカフェ

ケンジ:ド派手で思い出した! SAY-LAのメンバーとみんなでタクシーに乗って、壁の装飾が全面花だらけのオシャレなカフェに行きましたよね。

泉美:えーそんなのありましたっけ?

ケンジ:あったあった。なんか僕がいつだかのタイ遠征でやることがなくなった日があって、「今日はどうしようかなー」って考えてるときに、いずみんが「ケンジさん今日の予定ないんだったらSAY-LAと一緒にカフェに行きましょうよ」って言ってくれたから、SAY-LAについていったときの。

泉美:あ! 思い出しました! 行きましたね!

ケンジ:そのお花カフェで、僕も女子力高いトロピカルなティーを飲みました。キャラと全然あってないんですど。

泉美:ええっと。これですね。このカフェですね。

 
 
 
 
 
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ケンジ:そうそうそう! こういうお店も本当にタイっぽい。カラフルでカワイイです。これって2023年だったと思うんだけど…、まだあるんですかね? なんて名前のカフェでしたっけ?

泉美:えータイ語で書いてあるお店だったから、読めなくてわからないんです。

KorRaKang Banglamphu

ケンジ:え? あ、ホントだ。

泉美:このカフェは、他のインスタグラマーの投稿をみて、「ここに絶対に行きたい!」ってなりました。

ケンジ:名前も読めないのによく行けましたね。

泉美:世界地図から検索して位置付けしたところを、そのままタクシーの運転手に見せました。そしたら行けました(笑)

ケンジ:さすがのいずみんです(笑)ちなみにこういうタイのカフェって、ジャンルとしてなんか呼び名とかあるんですかね? お花カフェ、みたいな?

泉美:フラワーカフェですよ(笑)

ケンジ:フラワーカフェかー。たしかに。

泉美:このとき期に、しなここ(SAY-LAのメンバー、椎名ここ)とたくさん映え巡り、お洒落なお店巡りをしてました。これとか。

 
 
 
 
 
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ケンジ:このいずみんは、なんだかとっても素敵なレイディですね。映えてる。

泉美:レイディって(笑)

ケンジ:ちょっといずみんのインスタを掘ってます…。おお。ここなんかもかなり旅行サイトとかでも取り上げられるカフェですよね。見たことあります。

 
 
 
 
 
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泉美:先に何か所もバンコクの映えスポットを調べて行ったんですよ。このタイ遠征のときにSAY-LAメンバーで何か所も映え巡りをしてたんですが、最後までわたしの行動力についてきたのはしなここだけでした(笑)

ケンジ:あーなるほど。いずみんのそこまでの行動力についてこれるのはしなここだけかも。しなここはたしかにその方面の行動力がありますね。想像できる。

泉美:そうなんです(笑)

ケンジ:というか、いずみんのしゃべりはやっぱりさすがですね。むちゃくちゃよくしゃべってくれるので、今の時点でも記事として十分なボリュームになると思います。

泉美:ほんとですか(笑)

ケンジ:ほんとですね。普通に話してる会話と、それをインタビューとして記事化できる部分はまた違うんだけど。なんにしてもいずみんがよく喋ってくれるので、もはやすでに安心感があります。まぁでも、今こうやって録ってるインタビュー中身の聞き直しと文字起しだけでも、かなり時間はかかりそう(笑)

泉美:インタビューを記事にするのって、大変そうだなって思います。

ケンジ:うーん、そうですね…。やっぱり単純に文字起しが大変なのと…。あと、口頭上の会話では意味が通じていても、それをそのままインタビューとして文字にすると意味が伝わらなくなってしまう部分があったりするので、話したことを文字上でも同じように伝わるために、会話をどう添削編集するかっていう部分で時間がかかるのは確かです。

泉美:なるほど。

ケンジ:まァでも、いずみんはそんなことは気にせずにもっとしゃべってくれて大丈夫です。

泉美:まだまだしゃべりますよ!(笑)

ケンジ:おおっ! お手柔らかに!(笑)

 

ゾウにも乗る!

泉美:そうそう! さっきのとはまた別のタイ遠征ですけど、ゾウにも乗りました。

ケンジ:えー! ホント? ゾウに乗れたんだ。いつだっけ?

泉美:わたしがSAY-LAで最後のタイ遠征したときです。

ケンジ:あー、2023年のトンローのドンキモールのときだ。それは僕はタイ遠征に帯同してないときのですね。えっと、動物園オフ会?

泉美:いやオフ会とかのイベントじゃなくて、普通にSAY-LAのみんなでゾウに乗りに行きました。

ケンジ:おおー。ゾウに乗りに行きましたか。バンコクから遠かったでしょ。タクシーで2時間とか?

泉美:1時間半くらいだったと思います。わたしがベルトラ(※旅行サイト)でゾウに乗れるツアーを予約して行きました。

ケンジ:さすがの行動派!

泉美:この最後のタイ遠征のときに、今までタイに何度もきてるけどやれてないことは全部やりたいと思って。それで、まずはSAY-LAでゾウに乗るぞ、みたいな感じで。

ケンジ:たしかに。もしかしたらこのタイ遠征が人生で最後のタイ遠征になるかもしれないって考えたら、やりたいこと全部やりたいですよね。

泉美:そうそう! このときの引率でナオキさんが同行してくれてたんですけど、このゾウが乗れるところにトラもいて、ナオキさんがそのトラと写真撮りに行ってました(笑)

ケンジ:あー! なんかそれ誰かのポストで見た! 

泉美:でも顔が引きつってました(笑)

ケンジ:そりゃさすがのナオキさんでもトラの前では顔が引きつるでしょ(笑)

泉美:そのほかには水上マーケットに行きました。でもコロナ禍が落ち着いた後だったので、人がまばらで…。コロナ禍の前だったら人で賑わってたんだろうなー、って思いながら、船からの景色を楽しみました。

ケンジ:あ! それなんか聞いたことあるな…。その水上マーケットもSAY-LA全員で行ったんだっけ。押しの強い売り子が船下からなんか商品を売ろうとしてきて「それ買わないよ」って拒否したら、売り子が船を蹴ってきたときの話だっけ?

泉美:そうそう! それです(笑)

ケンジ:穏やかなタイ人の中にも、船を蹴る人はいるんだな、って思いました。

泉美:あとはそうそう! タイの民族衣装も着ました!

ケンジ:おっ。いずみん民族衣装が似合いそう!

泉美:タイの民族衣装を着るのもすっごいやりたいことだったので、計画してました。

ケンジ:おおー。詰め込みましたねー。

泉美:あと、そのときのワンマンがすごい盛り上がって嬉しかったです。

ケンジ:あー。そのワンマンは観たかったですね…。

泉美:今までも、タイって毎回ライブがすごい盛りあがってきてたじゃないですか。巨大なサークルができたり、日本では禁止されてるリフトもガンガンにあがるし。

ケンジ:特に落ちサビでのリフトは見ものですよね。ちょっとタイで独自に進化してるリフトがあがる(笑)

泉美:あと「I LOVE YOU」のイントロで歓声があがるのは、毎回感動します。

ケンジ:「ウォオー!!」って歓声があがるのは、毎回シビれる。

泉美:ホントにタイのライブアイドルファンって「みんなで楽しもう!」って雰囲気がすごくあって、心から楽しんで笑ってる人が多い、みたいな。「微笑みの国」っていうのはほんとなんだなって思います。

 

チアダンス世界大会で優勝の経歴が・・・

ケンジ:そういえば、ひとつずっと不思議に思ってたことがあったんですけど、この機会に聞いてみていいですか?

泉美:はい! なんですか?

ケンジ:いずみんってさ、高校のときにダンスでアメリカに渡米して世界大会にでて優勝を経験してたけど、でもなんかSAY-LAに入ってずっと、そのダンスで優勝した経歴を公表してなかったじゃないですか。あれって、なんか隠したい特別な理由が何かあったんですか? 

泉美:えー、なんていうのかな…。

ケンジ:ダンスの世界大会優勝なんて全然武器じゃないな、みたいな?

泉美:いや、そんな風には思ってなかったです。優勝したときにすっごいうれしくてめちゃくちゃ泣きましたし。でもわたしが優勝したチアダンスも、部門がいくつかあって。

ケンジ:うん。

泉美:例えば…、ダンスをざっくりとジャンル分けして説明すると、チアダンス、ジャズダンスとかヒップホップとか、バトンとか、トラックバトンとか、本当にたくさんあるんですよ。

ケンジ:うんうん。

泉美:それでチアダンスも、人を投げるチアと人を投げない踊るだけのチアは別部門としてジャンルが分かれていて、採点基準も全然違うんですよ。

ケンジ:はいはい。

泉美:人を投げるのがチアダンスで、踊るだけの人を投げないダンスがソングリーディングっていうジャンルです。

ケンジ:そうなんだ。

泉美:そこからさらに、スモール編成、ミディアム編成、ラージ編成、ソロとかもあって。人数感によってさまざまな部門に分かれるんです。

ケンジ:えーとつまり。チアダンスとかジャズダンスとかが大きなジャンル分けだったら、それぞれにさらにスモールとかミディアムとかで仕訳けられてるジャンルがある、ってことですか? チアスモール、チアミディアム、みたいな。

泉美:そうそう! そうです! それで、わたしはフラッグバトンで参加して。このフラッグバトンも、大きなフラッグとショートフラッグっていうジャンルがあって。ショートフラッグ部門と、ポン部門で出ました。

ケンジ:ポン?

泉美:ポンポンを使うダンスです。

ケンジ:あー! ポンポンか! ドラえもんの手だ。

泉美:そうですそうです。そのポンポンをどう効果的に使って、テーマに沿ったダンスをするか、っていうジャンルです。それにも出ました。

ケンジ:えーと。つまりいずみんは、ポン部門と、フラッグバトン部門と、チアダンス部門の3つで大会に参加したってこと?

泉美:えっと。ポン部門、ショートフラッグ部門、ミスダンスドリルチームのソロ部門の3つのジャンルです。その3つで日本の予選大会に参加したら、その3つとも、3位以内に入賞したんですよ。それで、アメリカの世界大会に出演できることになりました。

ケンジ:あ、まだ日本での大会の話だったんですね。えーでも、むちゃくちゃすごいじゃない。

泉美:それでわたしは、アメリカの世界大会のポンのラージ部門で優勝しました。

ケンジ:そこだよなー。ほんとすごい。

泉美:でもこの優勝は、アメリカで受けそうなダイナミックなポンダンスの構成を考えてくれた先生のおかげだなぁってずっと思ってて。

ケンジ:あーだから、つまり、たくさんあるダンスのジャンルの中の一つで優勝しただけだから、大っぴらに言うような大したことじゃないよな、って自分で思ってたみたいな?

泉美:大したことないとかではなくて、もちろん参加メンバー全員で「優勝するぞ!」って気持ちではいたんですけど、ダンス部としても初のアメリカ大会で状況もよくわかってなくて、現実味無さすぎて。

ケンジ:あー、そういうのはありそうですね。

泉美:アメリカに来た日本の他校もかなり強豪校がいたし、そもそもアメリカのチームはレベルが高いので、優勝するぞと意気込んでいたとはいえ入賞できたらラッキーだな、って私は思ってました!(笑)

ケンジ:余裕綽々のメンタルですね。あれ? でもさっき優勝して泣いたっていってたよね(笑)

泉美:優勝はうれしくてびっくりして泣きましたけど、優勝したことはわたしの実力だって思ってなかったので(笑)

ケンジ:どういうこと(笑) 

泉美:わたしの実力じゃなくて先生の力だなって。

ケンジ:あー、それでか。優勝したことは自分の実力じゃないって思ってたから、公言してこなかった、ってことか。

泉美:そうですそうです。

ケンジ:なるほどなー。謎が解けました。ありがとうございます。

泉美:そうなんです。

ケンジ:ダンスの世界大会優勝を、いずみんの売りの一つとしてSAY-LAのプロフィールに書いてあれば、声がかかる仕事があるかもしれないのになぁ、トークがやりやすくなることもあるんじゃないかなぁ、とはよく思ってました。

泉美:そうなんですよね。いまではわたしもそう思います。

 

涅槃像の足の裏?

ケンジ:まだまだ話は尽きない感じがありますけど、もうそろそろ時間なので、次が最後の話題ですかね。

泉美:う~んあとは…。少し話の趣旨が違うかもなんですが…。

ケンジ:うん? 大丈夫ですよ。

泉美:最近ちょっと前にツイッターでバズってた、カバの赤ちゃんのツイートって知ってますか?

ケンジ:カバの赤ちゃん? タイの?

泉美:そのカバの赤ちゃんと触れ合えるみたいなツイートがあって。タイって、そういう部分がすごい寛容なんだなっていうのは思いました。※コビトカバ、ムーデンのことでした。

ケンジ:あー 

泉美:まぁ次にわたしがタイに行けるときには、カバの赤ちゃんは赤ちゃんじゃなくなってると思いますけど(笑)。なんにしても、日本だとそういうふれあいは絶対できない、無理じゃないですか。

ケンジ:あー、まぁそうですね。

泉美:最初の方で話してたような映えカフェとかでも、お店の中でポメラニアンとかコーギーとかが放し飼いにされてるのがあったので、タイって動物との距離感? 自然とかそういうことに対しての距離が近い国なんだな、って思います。

ケンジ:たしかに、日本だったらあからさまにクレームが入るだろう歩道を侵食してる大樹がたくさんありますよね。でも僕もああいう感じが好きだし、なんか、自然と共生しよう、みたいな大きな意思をタイに来ると感じますね。

泉美:自然が多いから、町中にリゾート感がありますよね。あとそうそう! ワット・ポーに行ったときの横になってる大仏様の、足の裏に感動しちゃって。

ケンジ:涅槃像の? 足の裏に?

泉美:足の裏です! 貝のキラキラした部分を大仏様の足の裏に埋め込んだ装飾で絵がたくさん書いてあって、それをすごい眺めちゃいました。

ケンジ:その足の裏の画像ってなにかある?

泉美:ありますよ。ええっと…。これですね。

 
 
 
 
 
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ケンジ:ああー。なるほどね。理解しました。

泉美:この貝の装飾についても調べたんですよ。ええと…、そうそう、螺鈿細工! この大仏様の足の裏で、螺鈿細工を初めて知りました。

ケンジ:学びましたね!

泉美:やっぱり海外に行くって、こういう部分が大事なんだよなぁって思ったんですよね。日本とは全然違う文化に触れることで、感動したり気付かされることがあったりして、そこから学べることがたくさんあるなぁって。

ケンジ:おおー。なんだかいい感じに締めの言葉が出てきましたね。

泉美:ほんとですね(笑)締めを意識はしてなかったです。

ケンジ:というわけで、無事に締まったところで、インタビューを終了したいと思います。いずみん、長々とありがとうございました!

泉美:ケンジさん、こちらこそありがとうございました!

ケンジ:あ、いや、そうだちょっとまった。聞き忘れ聞き忘れ。いずみんフリーになってからもイベントにかなり出てちゃんと活動を続けてるじゃないですか。今後の活動について、これは言っておきたい重要なお知らせは何かありますかね?

泉美:2025年もイベントに出演していきますので、わたしのXをチェックしてください! 

ケンジ:お! そうなんですね!

泉美:振り付けのお仕事の依頼もお待ちしてますし、この記事を読んでくれたみんなが、わたしをフォロー(X:@izumifujisawa)してくれると信じてます。

ケンジ:たしかに(笑)

泉美:あと「いずみのくに」に入会して、いず国民になってくれるとうれしいです。

ケンジ:たしかにたしかに。お知らせはこんなところ?

泉美:はい!

ケンジ:おー。よかったよかった。というわけで、今度は本当に本当の終了になります。いずみん、独占インタビューありがとうございました(笑)

泉美:ありがとうございました!(笑)

 

 藤沢泉美

【経歴】
・幼少期からクラッシックバレエやチアダンスを習いその経験を活かし私立西武台高等学校にてチア部に所属。その後ミスダンスドリルチームUSA大会POM部門にて1位を獲得。
・2016年4月から2024年1月までアイドルグループSAY-LAでリーダーを務める。
活動中は全国ツアーや海外単独公演、計8回のシングルリリース。卒業公演ではZepp Shinjukuでの単独公演を成功に収める。
・現在はフリーでライブ出演やコレオグラファーとして活動中。

[藤沢泉美のファンクラブ|いずみのくに]
https://fanicon.net/fancommunities/5612/cards/1601422
[SNS]
https://x.com/izumifujisawa
https://www.instagram.com/izuminsta_1220/

【振り付け実績】

SAY-LA
・正統派の夏が来る
・友達ウェデングベル
・ごめんなさい
・感情リバーシブル
・We are all one
・約束の3年目〜今ここから描き出す物語〜
・水色ラフレシア
・かけがえないLove & Peace
・運命マグネット
・BBQマシュマロ
・青春イグノランス
・Salt&Sugar(しおもん)

I-GET
・Get The Valentine

Sola! Sola! (タイのアイドルグループ)
・拝啓、未完成の僕へ

wqwq(サンミュージック)
・FAN! FAN! 大集合

MELODY MELLOW
・トロイメロイ
・放課後メロリフレイン
・めろぱふぇ会 わい!

●出演や振り付け依頼などのご連絡はメールでお願いします
izmn.1220@gmail.com

西田健児(ケンジ)
リリイベPAしたり、歌を歌ったり、SEでシャウトしたり、アコースティックギター弾いたり、イベントの段取りしたり、海外遠征イベントに出没したり。先日、タイランドハイパーリンクスでインタビュアーデビューしたばかり。
X : KENJ1111
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