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お祭り系アイドルユニットとして活躍するFES☆TIVEが、2023年2度目となるタイ遠征を行いました。
4月22日(土)には振付師であるいどみんさんの生誕祭に出演。登場したアイドル5組の中でトリを務め、会場を大いに盛り上げました。この生誕祭の主役であるいどみんさんは、これまでFES☆TIVEの楽曲のうち10曲で振付を担当しています。また、この日は“IDOMIN SP”と題して、FES☆TIVEの姉妹グループであるSumomoや、3月に日本武道館での単独公演を成功させたクマリデパートとのスペシャルなコラボステージも披露しています。
FES☆TIVE、タイでの勢い止まらず[idomin Birthday Party in Bangkok]
その翌日、4月23日(日)には全国ツアー2023【#フ活】の一環としてワンマンライブも開催し、こちらも大盛況となりました。
タイランドハイパーリンクスはFES☆TIVEの皆さんといどみんさんにインタビューを行い、今回のタイ遠征やいどみんさんの振付、今後タイでやってみたいことなどをお聞きしました。
FES☆TIVE
青葉ひなり 土光瑠璃子 八木ひなた 髙木ゆりあ 辻こはる
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https://twitter.com/FESTIVEofficial
いどみん
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――今回のタイ遠征ではどんなところに行きましたか?
髙木ゆりあ:アジアティーク(バンコクの商業施設)とかナイトマーケットに行きました。
青葉ひなり:ナイトマーケットは最近出来た新しめのところです。
いどみん:JODD FAIRS!手づかみで食べたところ!!
一同:あー!そうそう。
――何を手づかみで食べたのでしょうか?
髙木ゆりあ:シュリンプ。手づかみシュリンプのお店です。
いどみん:そのお店に行ったのは前回のタイ遠征ね。
――今回はどんなお店に行きましたか?
髙木ゆりあ:今回も同じマーケットに行ったんですけど、食事はせずに普通にお買い物を楽しみました。
八木ひなた:そのマーケットにオレンジのスムージーがあって、前回行ったときに美味しかったので今回も絶対飲もうと思って。
青葉ひなり:タイで一番美味しいよね。
八木ひなた:本当にタイで一番美味しいと思う。その日は既に2~3杯スムージーを飲んでいたので悩んだんですけど、しっかりいただきました(笑)。
――美味しかったですか?
八木ひなた:美味しかったです!幸せ。
青葉ひなり:あの日はめっちゃスムージー飲んだね。
八木ひなた:結局4杯くらい飲んじゃった。
――八木さんはスムージーを良く飲まれているイメージがあります。
八木ひなた:毎日飲んでいますね。
――オレンジ以外は何を飲みましたか?
八木ひなた:スイカと、セブンイレブンのミックスベリーヨーグルトスムージーを飲んだんですけどそれが美味しくて。
髙木ゆりあ:美味しいあれ!
八木ひなた:今日も朝からそのスムージーを飲もうと思ってセブンに行ったんですけど、朝早かったからか店員さんに『今日は出来ない。』って言われちゃって飲めなかったんです。だからリベンジしたいです。
――何度もタイ遠征をされていますが、タイ遠征の度に食べる定番のタイ料理はありますか?
髙木ゆりあ:私絶対パッタイ食べます。タイに来たら絶対1回は食べたい。」
一同:あー、パッタイ!
――行きつけのお店はありますか?
髙木ゆりあ:今回は行けなかったんですけど、いつもは『サボイレストラン』に皆で行っています。そこはパッタイも、他の料理も全部美味しいです。
辻こはる:私はタイに来たらスイカスムージーを絶対に飲みます。大好きです。
――タイはフルーツが美味しいから、スムージーも良いですよね。パッタイやスイカスムージーが定番とのことですが、今回初めて食べたタイ料理などはありますか?
青葉ひなり:わりかしもう色んなものに手を付けてきたよね。あ、でもさっきタイによくいる方からドンキのスティックチーズケーキが美味しいって教えてもらったんですよ。だからメンバーの分も買ってきた。
八木ひなた・髙木ゆりあ・辻こはる:やったー!
青葉ひなり:おすすめされて買いに行ったんですけど、日本に無いやつで。めちゃくちゃ美味しかったです。
土光瑠璃子:美味しかった。
――タイでしか買えないのですか?
青葉ひなり:多分。日本で見たことないよね?
土光瑠璃子:うん、ない。
青葉ひなり:美味しかったのでまた買いたいです。
髙木ゆりあ:後で食べます!
――今回のタイ遠征、青葉さんはコンビニの店内で無意識のうちに日傘をさしてしまうことがあったとお聞きしました。
お店から出たら自分日傘差しててめちゃくちゃびっくりしたんだけどもwwww
— 青葉ひなり👶🏼19(FES☆TIVE) (@Hinari_FESTIVE) April 22, 2023
タイの暑さで頭おかしくなってる https://t.co/JIKawucYoV
青葉ひなり:そう。スムージーを注文して、出来上がるのを待っていたんですよ。一緒に注文していた八木は先に出来たのでお店の外に出て、私一人が店内で待っていたんですけど、その時無意識に傘をさしていて。その時は気が付かなくて、コンビニから出たときに『なんで日傘さしてるの?』って言われました。タイの暑さにやられてコンビニの中でずっと日傘をさしていたみたいです(笑)。
髙木ゆりあ:それ店員さんが一番びっくりしてるよ。
八木ひなた:普通に日傘を両手で持って、ミックスベリースムージーを待っているんですよ。だから外から見ていてめちゃくちゃ面白くて。あと暑さにやられているのか、ホテルでも冷凍庫を開けて冷凍庫の前で化粧し始めました。
――冷凍庫の前でですか!?
髙木ゆりあ:え~!?怖い。
八木ひなた:怖いですよ本当に。タイ来てから暑さにやられて。
青葉ひなり:結構無意識。
髙木ゆりあ:エアコンはつけていたの?
青葉ひなり:エアコンもつけていたよね。
八木ひなた:うん。あと寒がりなのに、汗かいちゃうからって言って、洋服も着ずに布団被って寝てるんですよ。『風邪ひいちゃうから洋服着て!』って思いましたね。
青葉ひなり:ホテルにパジャマが無かったんで、裸でいっか~と思って。暑さにやられちゃいましたね。
――タイは今が一番暑い時期なので体調には気を付けて下さい。
――全国ツアーの一環として今回タイでワンマンライブをされますが、どんなお気持ちですか?
辻こはる:私はタイに来たのは3回目なんですけど、ワンマンをやるのは初めてなんですよ。ずっとタイでワンマンやりたいってファンの方にも話していたのですごく嬉しいです。念願です。
青葉ひなり:FES☆TIVEはタイに長く来させていただいていて、色んなグループさんがいる中でもタイのベテランのようにやらせていただいているんです。だからタイのファンの人を一番盛り上げたいなっていつも思っているし、しっかりFES☆TIVEがタイを盛り上げて、代表みたいな感じになれたら良いなって気持ちでいつもライブをやっています。
――およそ2か月ぶりのタイ遠征、タイのファンの方との交流はいかがでしたか?
髙木ゆりあ:今回は2か月だからそんなに間が空いていなかった感じかも。
青葉ひなり:めっちゃ早かった感じする。コロナ前はタイにくる回数も多かったんですけど、こんなにすぐ来たのは中々無かったかもしれない。
髙木ゆりあ:だから前回のジャパンエキスポの時も、ファンの方と『またすぐ会えるね。』とか『また会おうね。』って言っていました。
八木ひなた:そう、その時にもうタイに来ることが決まっていたので。
髙木ゆりあ:ファンの方ともこないだぶりって感じでそんなに久しぶり感は無かったですね。
――皆さんのライブはどの曲盛り上がりますが、特に一体感や盛り上がりを感じる曲はありますか?
八木ひなた:やっぱり『OIDEMASE‼~極楽~』かな。ファンの方に『何が好きー?』って聞くとやっぱり皆『OIDEMASE‼~極楽~』って感じで、振りを真似してくれる方が多いです。
青葉ひなり:写真撮るときとか、『OIDEMASE‼~極楽~』のポーズやろうってタイでファンの方にめっちゃ言われる。
――日本ではあまり言われませんか?
髙木ゆりあ:日本でも言われる!
青葉ひなり:でもやっぱりタイは多い。
八木ひなた:タイのアイドルさんもカバーして下さっているから、その影響もあるかも。『本物聞けた!』って思ってくださっているのかな。嬉しい。
――いどみんさんの生誕祭ステージでクマリデパートやSumomo(タイのFES☆TIVEの姉妹グループ)の皆さんとコラボされてみていかがでしたか?
髙木ゆりあ:わちゃわちゃしていてすごく楽しかったです。
――見ていても楽しさが伝わってきました。
髙木ゆりあ:リハーサルも無しでぶっつけだったんですよ。
辻こはる:あんなに沢山の人がステージにいる状態で踊ることは無いです。
髙木ゆりあ:それでも一体感があって楽しかったです。
――いどみんさんの振付楽曲は数多くありますが、皆さんのお気に入りを教えてください。
青葉ひなり:わーー!
土光瑠璃子:えー、迷うーー!
髙木ゆりあ:いっぱいある。
青葉ひなり:まず『薄紅恋歌』っていう曲と… 。
土光瑠璃子:同じ同じ!
青葉ひなり:あと『トライアングル』って曲の振りが好きです。めちゃくちゃオシャレなんですけど、キャッチーな感じなんです。フォーメーションとかもすごく動きがあって綺麗だし、現代っぽさもすごくあって。
いどみん:現代っぽさ(笑)!うんうん。
青葉ひなり:時代とニーズに合っている感じがするんです。でもFES☆TIVEらしさも入っているから、私はその二つがめちゃくちゃ好きですね。
いどみん:ありがとう。
髙木ゆりあ:私もお気に入りあります!私は結構鳴り物担当っていう担当で。太鼓の『トントン』って音とか、ドラの『ドォーン』っていう音とかをやっているので、それに合わせて振付の見どころを作ってくださったのがすごく嬉しかったです。ファンの人にもすごく人気で皆真似してくれます。
辻こはる:こはるは3曲くらいあるんですけど、一番は『カンフーミラクル~愛~』って曲です。名前の通り、カンフーで戦うようなポーズが曲の中に入っています。それがファンの方にも分かりやすいみたいで『中国みたいな振付の曲が好き。』って真似してくれるのが嬉しいです。
――ファンの方に真似してもらえるのは嬉しいですね。
辻こはる:あとは『大将と祭りの恋愛フェスティバル』っていう曲があるんですけど、その中ではお寿司を握る振付があったりとか、『バナナナナ不思議』っていう曲はバナナのポーズをしていたりするんです。分かりやすい振付がファンの方にも伝わって真似して下さるのでお気に入りです。」
――ちなみにバナナのポーズはどんなポーズですか?
一同:(バナナの形のように、両手を頭上で合わせて空に向かって伸ばしたポーズを披露)
髙木ゆりあ:あとバナナの皮をむく仕草もあるんです。
――確かに分かりやすいです。
土光瑠璃子:私のお気に入りは、一つは青葉と同じで『薄紅恋歌』っていう曲の振付です。二つ目が『No more 煩悩!』。
青葉ひなり:あ、待って私それ言うの忘れてた。
髙木ゆりあ:うんうん、私もめっちゃ好き。
土光瑠璃子:『No more 煩悩!』 は今までのFES☆TIVEに全然ない要素が詰まってる、可愛い感じの振付なんです。アイドルの可愛さが詰まった振付が出来るのがすごく嬉しかったですね。
――いつもとは違う一面を見せられる振付ですか?
土光瑠璃子:全然違うよね。
八木ひなた:全然違います。あと『No more 煩悩!』はリリースイベントの期間中だけ動画撮影可能になっていたんです。だから撮影した時にカメラの画角に収まるように意識してフォーメーションを作って下さったんです。
土光瑠璃子:2列になるときも、前列のメンバーはしゃがむようになっていてカメラに収まるようになっています。
――フォーメーションをカメラ画角に収める工夫があるとは驚きました。
いどみん:それだけじゃないんですけどね。色々あります。FES☆TIVEらしさと、令和4年とか5年に活動することを両方踏まえた振付をしていて。自分のやりたい振付だけしたらFES☆TIVEらしさって無くなっちゃうじゃないですか。曲があって振付があって、その間には絶対FES☆TIVEの5人がいる。メンバーの魅力、FES☆TIVEの魅力と個人の魅力が全部出せるように。誰がやってもいいような振付じゃなくて、この5人だから良いっていうのが出せるようにしています。
髙木ゆりあ:振付が物語になっていて、ミュージカルなのかなって思うこともあります。
――ミュージカルですか。
髙木ゆりあ:見ていて一つの作品のような感じで、『ニホンバレデンセツ』とか『微笑ノ国』とかも面白いです。
八木ひなた:『微笑ノ国』の振付をしてくださるときは、その期間ずっとタイ料理を食べていたみたいなんですよ。あと私はこの曲の中でピンクの象(ガネーシャ像)に運ばれるシーンがあるんですけど、振付の時に写真とかを見せながら教えて下さるんです。
いどみん:振付を見れば分かります。何をしているか。そのピンクのガネーシャも、ピンク担当のメンバー(八木ひなた)がするから意味があるんです。鳴り物も、一発でものを決めてくれる人がこの髙木なので任せています。
髙木ゆりあ:ありがとうございます。
いどみん:『微笑ノ国』は上から見たらにっこり笑顔を表すフォーメーションになっていて、上から見たら前からとはまた違う魅力があるんです。2階席から見る人もいるし、同じものを見ても違うものが見えるっていうのを意識しています。
――ライブに何度足を運んでも、どこから見ても楽しめるようになっているのは素晴らしいです。
いどみん:さっきミュージカルみたいっていうのもあったけど、ライブで毎回同じように上手にやっていても面白くないじゃないですか。特にFES☆TIVEはライブの本数が日本でもトップクラスに多いグループだから、毎回同じライブをしていたらお互い楽しくない。だからその日の表情、その日の可愛さを見せたいんです。この部分は設定だけ決めてあとは自由に動いていいとか、そういう風にしています。FES☆TIVEのメンバーは勝手なことはしないって分かっているので。
――ちなみにいどみんさん自身はどの曲の振付がお気に入りですか?
一同:あー、気になる。
青葉ひなり:自分的に良かった最高傑作みたいな。
いどみん:最高傑作、何だろうね。
青葉ひなり:ダンス的には?
いどみん:ダンスはね、『薄紅恋歌』。
一同:おおーー!!
髙木ゆりあ:『薄紅恋歌』はやっぱり思い出の曲。
いどみん:初めてだもんね。『薄紅恋歌』はFES☆TIVEで初めて振付をした曲なんです。コロナ禍で、FES☆TIVEの公式アカウントから『振付をして下さい。』っていう連絡が来たんですよ。ちょうどマスク生活が始まったくらいの時、2020年の3月とか。何かウイルスが流行り始めたってときに依頼されて。色んな時代に突入した一発目だったから、規制も沢山ある中でこのグループの魅力を引き出さなきゃいけないと思ったんです。
――ちょうどコロナ禍がスタートしたタイミングだったわけですね。
いどみん:実は当時FES☆TIVEのライブ、赤坂ブリッツでのワンマンとかも見に行っていたんですよ。このグループに好きに振付してくださいって言われたときに、グループの良さを消さないように、でも自分に頼んでくれた意図がきっとあるはずだと思って。初めてだったからすごく気合も入ったけど、反応がちょっと怖いなっていうのもあったんです。
――反応というと?
いどみん:いきなり外から新しい振付師が来て変わることへの不安とか。だから責任を持って振付出来たのかなって思います。あとはレッスンもお互いどんな人なんだろうって探りながらだったんですよ。なんか初々しかったよね(笑)。
八木ひなた:初々しかった(笑)。
髙木ゆりあ:今思うと確かに。
青葉ひなり:え、そうだっけ??
いどみん:ちょっとそこ、もう少し寄って欲しいな~』みたいな。今は全然違うじゃん。
髙木ゆりあ:あとFES☆TIVEは振付で番号を決めるときも結構細かいんですよ。1、1.5とかじゃなくて1. 25とか数字を刻むんです。最初はそれにビックリされました。
いどみん:そうそう、『あなたたちそんなに細かいの!?』って。今は感覚的にやりたい風景、やりたい景色を先に先に伝えて、こういう物語を今から皆で作りますって感じで進めています。『ニホンバレデンセツ』とかもそう。こういう物語を作りますって言うのを伝えたうえで曲の中に入ってもらうから、広さ狭さとか空気感、明るさとかはメンバーと話し合いながら確定していく感じです。
――練習を通して振付の設定がどんどんクリアになっていく感じでしょうか?
いどみん:うんそうかな。感覚をはっきりさせていく感じ。
青葉ひなり:いどみんさんが何パターンか振付を持ってきて、『どっちがいい?』って皆に聞いてくれるんですけど、それが嬉しいです。
いどみん:そう、振付を2~3パターン持って行って『どれがしっくりくる?』っていう風にやっています。あとは音の拾うタイミング。バァンってなるタイミングを、上なのか下なのか、はたまた広がりなのかを皆に聞いてもらって、しっくりくるものを探します。『夏リア旋律』の2番のサビとか落ちサビとかがそう。バァン一つにしても色々な捉え方があるから、皆がしっくりくるやつを採用しています。
――いどみんさんの振付はどんな特徴があると感じますか?
髙木ゆりあ:リアルが組み込まれていることがあるんですよ。『ニホンバレデンセツ』で分かりやすく言うと、ひなりちゃん(青葉)が『会場間違えちゃって』って歌うところです。実際に会場を間違えたことがあって、ひなりちゃんは困ったときにすぐ瑠璃ちゃんに連絡するんですよ。二人は従姉妹なので。ひなりちゃんからLINEが届いた瑠璃ちゃんが『え!青葉会場間違えたって!』って皆に見せる振付があるんです。それを見た3人が『え!?ヤバ!』ってリアクションをするシーンもあって。
いどみん:そう、細かいね。シチュエーションが具体的。
八木ひなた:あとは何回見ても飽きない。飽きないし、一つ一つのライブに色んな発見があります。
いどみん:良いこと言う。
――振付で映画も作れそうです。
髙木ゆりあ:そう思うくらい。
いどみん:そういう感じでやってるね。
髙木ゆりあ:ちゃんと曲について追究してきて下さっている感じです。『バナナナナ不思議』の振付の時も、バナナの収穫祭とかをちゃんと見てきて下さるんですよ。
――バナナの収穫祭ですか!?
いどみん:そうそう。フィリピンのミンダナオ島の収穫祭でやっている踊りを間奏に入れました。
髙木ゆりあ:すごいんです、毎回。『微笑ノ国』もタイ料理の甘い、辛い、酸っぱい、しょっぱいのを表現しているし。
いどみん:表情でね。何となく、でタイを表現するんじゃなくて、具体的にするようにしているんです。でも、それが出来る相手と出来ない相手がいる。理解度が追いつくグループと、まだ振付を覚えるのが精いっぱいっていうグループもいるから、そこまでの表現が出来る子たちにしかやらせることは出来ないです。あとは外国でも人気があるとか、何度もタイに行っているメンバーがいるとか、タイで好まれていてタイで一番喜ばれるグループがやるからこそ意味があるんじゃないかっていう振付もある。ただWikipediaを開いて完結するようなグループではないよっていう振付を、現場で落とすっていう感じですね。
――このお話を聞いてからまたステージを見ると更に楽しめそうです。
いどみん:タイの人たちも、いきなり外国人が誕生日会をやると言っても普通集まんないじゃないですか。よその国の人間、しかも裏方の人間が外国で誕生日会をやると言って、普通そんなに人が集まるかって言うとそうでもない。昨日のいどみん生誕祭には500人くらい来たらしいんですけど、タイの人たちに『ちゃんと楽しみたい』っていう気持ちが伝わったのかなって思います。皆の気持ちが一つになって、皆で楽しもうっていう気持ちが生まれたから、こうやってサイアムドルさんも協力してくれたんだろうなって感じます。
――今後タイでやってみたいことは何ですか?
辻こはる:タイは水掛け祭り(タイの旧正月の時期に行われる祭り)が有名ですよね。こはるはまだ参加したこと無いんですけど 、FES☆TIVEにも赤レンガスプラッシュ祭りっていうスプラッシュするお祭りがあるんです。それをタイでも是非やりたいなって思います。
八木ひなた:日本で赤レンガスプラッシュ祭りっていうFES☆TIVEの主催ライブをやらせていただいていて、今年も開催予定です。それみたいに、日本のアイドルを呼んでタイでの主催ライブをやってみたいなって思います。
土光瑠璃子:自分的に洋服が好きなので、FES☆TIVEとタイのブランドで洋服のコラボとかをやってみたいです。
――土光さんは以前タイ発ブランドのLYNのバッグなども購入されていますよね。
土光瑠璃子:はい!いどさん(いどみん)が全部教えて下さったんです。
いどみん:一緒に買いに行きました。好きそうなブランドを見つけると、そのブランドのインスタアカウントとかを送り付けるんです。
髙木ゆりあ:私はプライベートになるんですけど、プーケットに行ったことが無いので行ってみたいです。
青葉ひなり:私はタイのテレビとかに出たいなって思います。これだけタイに来ているので、番組とか出てみたいです。
――テレビ出演も素敵です!いどみんさんはいかがですか?
いどみん:ガイドブックに載りたい!
一同:おおー!!
いどみん:タイのファッションを紹介するとか、タイの美味しいものを紹介するとか、タイのアクティビティを紹介するとか、カフェ巡りを紹介するとか。女の子目線で、タイに興味がある日本の人に知ってもらいたいです。
――タイは女子旅の行先としても人気なので、とても需要が高そうです。
いどみん:女の子目線、FES☆TIVE目線で伝えるっていうことをしてみたいなって思います。ガイドブック、やりたいね。
一同:はい!
――実現する日を楽しみにしています。今日はありがとうございました。
一同:ありがとうございました。
<インタビュー・記事作成 児玉瑞歩(タマサート大学ジャーナリズム&マスコミュニケーション学部) 実務研修>
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