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2023年7月2日(日)小雨降るBGスタジアム(パトゥンタニ)にて、U-17アジア杯の決勝が行われた。日本対韓国、結果は3-0にて日本が連覇&史上最多の4度目の優勝を飾った。
6月29日(木)準決勝を梯子
準決勝に残った4チームは、U-17 ワールドカップ インドネシア大会の出場権を獲得している。準決勝は会場が違えど、時間差で行われる。先にタマサートにて17時より、日本vsイランが、残暑の中キックオフを迎えた。
「日本vsイラン」 @タマサート
タマサートのスタジアムは国際試合が行われる競技場なのだが、久しぶりに訪れたスタジアムは劣化が進んでいるというか、少し残念な環境に感じた。柔らかいピッチに何度も足を取られる選手達、途中から雷雨が降りだすなどして集中しがたい試合環境の様に感じた。
面白いと感じたのはNo.20の川村選手、左サイドに張り出しながら右利きにて三苫選手を彷彿させる様なボールの持ち方、先制点は彼の縦勝負のドリブル&クロスから生まれた。
下馬評が高かった韓国に予選で2-0と完勝していたイランを楽しみにしていたのだが、縦に放り込むサッカーを徹底していて危ない局面もあったが、イランの出来&スタイルは少し残念であった。
「韓国vsウズベキスタン」@BGスタジアム
21時から行われた準決勝の第2試合、沢山の韓国サポーターの声援を背に押せ押せムードであった。先に日本vsイランを観ていたからか、両チームの選手達の動きの切れが段違いで、スピーディーなゴールへの仕掛けの押収は、あっという間に90分の時が過ぎた印象。前半の1点を守り切った韓国に軍配が上がった。
韓国のGK、No.23のHong Sung‐Min選手を中心にとにかく足を降らせないディフェンス陣の堅守。そんな中、ウズベキスタンNo.17のO.Karimov選手がボールを持つと「何かが起こる」とワクワクさせられる存在であった。O.Karimov選手の名は将来世界に羽ばたくのではないだろうか。
7月2日(日)決勝は日韓戦
韓国メディアは前半終了間際に退場者を出した審判を叩いている様だが、そこで得たFKを冷静に沈めたNo.14の名和田選手が単純に凄いなと。準決では同じような位置のFKをNo.10の佐藤選手がニアに早いボールで決めていたが、今回はニア上。会場では得点の臭いがプンプンしていましたね。
U-17 ワールドカップ インドネシア大会は、今年11月10日より行われる。決勝のやり直しをお求める韓国、いやU-17 ワールドカップの舞台で再戦の方がドラマがありますよね。日本がどこまで勝ち上れるか⁉ 今から楽しみである。
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