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5月某日、毎朝娘&息子を学校へ送っていくのがルーティーン。車はタイ人の友人にシェアさせてもらっている。黄色いセンターラインが引いてある比較的大きな通り、90度に左折するところで、対向車はラインの内側に入って来るケースが多く、スピードを緩めながらカーブミラーを確認する…そこへ「ド~ンッ」と御釜を掘られまして。
「まじかぁ」、学校まで数メートルにて本当はその場で止まって、保険屋さんを待つのが正解だったのですが、両車線を塞いでしまうので、数メートル先の駐車場へ向かうことに。ぶつけたドライバーに「付いてこいよっ」とジェスチャーし、車を進め始める。すると…「あら⁉」Uターンして逃げちゃった‼ あまりにもスムーズに一瞬で居なくなってしまったので、車のナンバーを控えるどころか写メすら撮ることも出来ず。
急いで車の持ち主であるタイ人の友人に電話をする。「保険屋さんには俺から電話しておくから、警察へ行って被害届を出してこい」とのこと。「被害届ってタイ語でなんていうの⁉」と質問すると「英語で通じるよ」とのことで、早速警察署へ。
Reporting a CrimeやDamage Reportと英語で伝えるも警察官は「保険屋さんへ電話しなさい」の一点張り。なのでタイ人の友人へS.O.Sを送る…「警察は何もしてくれない。保険屋さんは“当て逃げした車のナンバーを事故現場のCCTVで確認して来い”と言っている」という。はぁ、タイの警察官は市民の味方ではないのか⁉と、何の成果もなく現場へ戻ることに。
車の車種と色は憶えていたが、ナンバーまでは記憶出来ていなかった。でもコンドミニアムの敷地に入ってUターンしてたので、「7時位にそこで御釜掘られて、ココでUターンして逃げられちゃったんだけど、保険屋さんがCCTVで車のナンバーを確認しろと言っている」と物件スタッフへ。すると「チェックは出来るが、個人情報となるので被害届がないと情報は提供出来ない」とのこと。だからまた「警察へ行ってこい」って。
物件スタッフにタイ語で被害届とノートに書いてもらう。被害届ってタイ語でใบแจ้งความกับสถานีตำรวจ(バイジェーンクワームガップサターニータムルアット)っていうんですね。今度は警察官に「これ提出したいから、作って」とお願いすると、ようやく重い腰を上げてくれる。おばちゃんが他の警察官と会話しながら、キーボードを叩く。時折「何時だった⁉ 追突されたのどの辺⁉」だったり、聞いてくるんだけど発音の癖が強く“自分のタイ語力はまだまだだなぁ”と実感させられる。やっと、被害届ゲット‼
これを持って、コンドミニアムへ戻り「ぶつけた車のナンバーをチェックしてくれ」とお願い。「うらみつらみを買うので、私たちが情報を提供したことは、絶対に口外しないでください」と念を押される。被害届と車の詳細をタイ人の友人へ渡す。「あとは保険屋さんが対応してくれる」とのことで、一件落着となった。
現場から帰宅しようとする…とエンジンが掛からない。バッテリーが上がった様で、ブースターケーブルをつないで助けてもらうも、エンジンが直ぐ止まってしまう。結局バッテリー自体を交換する必要があり、車はレッカーで救急搬送されていきました。はぁ…一日かかってしまいました。
結論からいうと、事故った時は直ぐに保険屋さんへ連絡。その際、車はそのままにしておくこと‼
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