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日本では非常事態宣言が話題となっているが、ここバンコクでは4月3日より夜間外出禁止令が発令されたと同時に、商業施設等の閉鎖基準が厳しくなった。今まで利用出来ていたコンドミニアム内の施設(ジムやプール)のみならず、身体を動かしたい人達が集っていた公園が閉鎖対象に…その煽りを受けて、バンコクでは街中を走るランナーが激増している。我が“いとたく親子”もその一人な訳で…
日没と共にバンコク市街は居酒屋やレストランが休業しているところが多く、真っ暗となる。一時的にではあるが職を失っている人もいる…だから治安悪化が謳われている。俺の終業時間は18時まで、現在バンコクの日没は18時半。仕事中に息子からLINEで「今日走りに行くぞ」と誘いが入る。明るい時間帯に走りたいから、普段健康のため歩いて帰る帰路もバイタクでぶっ飛ばして帰宅する。
昨日も「走りに行くぞ」メッセージを受取り、急いで帰ると…息子は(何故かパン一で)YOUTUBEで長友選手の体幹トレーニングに励んでいた。「おぉ、意識高けぇ!!」…しかし後ほどこの行為が仇となる。
ランニングコースはその日の気分で決めている。いつもは息子に引っ張られる形で走る、正直付いて行くのがやっとである。が、この日は息子のペースが一向に上がらない。走り始めて20分過ぎ…ピタッと立ち止まった息子。「バテた、休みたい」だそうで…
そこで運河沿いを歩いて体力を回復させることにした。トンローの船着場付近、赤バスの発着所をブラブラ…最近鉄道市場(タラートロットファイラチャダー)の撤去作業現場を見て、大好きな場所だったので“ショック”を受けたばかり。
ここは名前も知らない市場だけど、魚介類や唐揚げなんかを買いに来たりしていた。当然ここもクローズしてるんだろうなぁと思ってたら、いやはやどうして…
“マスク”や“生たまご”なんて売ってたけど、ちょっと怖いよね。帰宅すると家内が「私も(ランニング)参戦しようかなぁ」だって…また一人街中を走るランナーが増えました。
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