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「平成最後」のなんてうたい文句が多くバンコクでも使われている。新時代「令和」に向けて着々と準備が進められている様に感じるが、こちらタイでも同時期に新国王様の戴冠式が行われる。日本もタイも新しい時代への出発の時を迎えている訳だ。
ソンクラン祭り(旧正月)を終え、未だ相変わらず暑いバンコクではあるが、徐々に雨季らしくなっている様に感じる。ソンクラン休暇を香港で過ごした俺は、香港の夜景を見て自分の存在のちっぽけさを感じたと同時に、“もう良い歳なんだから、もっともっとちっぽけな自分を大きくしなきゃじゃねぇ!?”なんて決意じゃねぇけど、そんな風に思えたかな。
旅の途中に訪れたマカオは、あまり好きになれなかった。なんだろう、理屈じゃないんだけどね…でも、世界遺産のモンテの砦“大砲台”から街を見下ろした際に、香港もそうだけど、どこの地域や場所にも戦争・人々の戦いの歴史があるんだなって。この負の歴史に蓋をしてはいけないと思うけど、戦争を知らない俺ら世代は、戦争を題材にしたドラマ等を見ると「何のために…」って思ってしまう。モンテの砦で戦っていた人たちは、ここからの景色がどの様に見えていたのだろうか?
我が娘は小学校を卒業し、中学生へ。娘はバイリンガルの学校へ通っていたのだけれど、仲良しだったみんなはそれぞれの進路(別々の中学校)へ旅だったみたい。日本の小学校の様に卒業式みたいなものは、タイの小学校では特に行われない。だからあんまり実感がないみたいなんだけど、結構仲間通しで進路について話してたみたい。娘も中学高校までの同校内での進学を捨て、受験の道を選んだ。でもね、その決断した道の途中途中で出会った仲間って、ずっとずっと親友なんだよね。仲間の活躍に嫉妬するし、負けたくねぇっていうかさ…国境を越えた親友って素敵だよね、大切にして行って欲しいな。
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