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“いとたく”…決して“キムタク”をリスペクトして拝借した訳では無く、スーパー姉ちゃんであった“いとち”の弟だからと、中学生頃につけられたあだ名。因みに家では“たっくん”と言われている。指導者をしていた時は娘息子に「グランドでは伊藤コーチと呼びなさい」と使い分けさせていた。
ファジアーノ岡山時代にブラジル人のジェフェルソン(の通訳)にあだ名の存在を教えて貰った。夜逃げしたサントスって選手もいたなぁ…なんてことはもとい、あだ名はその人の特徴を表現していてそのまま日本の芸名の様に使っているのだとか。ちなみに「~ニョ」は日本でいう「~ちゃん」って意味らしい…ロナウジーニョはロナウドちゃんってことか。
ここタイでも本名とあだ名の使い分けが行われている。タイに来た当初、ユニホームの背中の名前とあだ名が全く異なるので、苦労したものだ。父ちゃんが最近タイへ遊びに来た際に、調べて来た様で下記の事を教えて貰った。
あだ名:生まれたときに親が付け、殆どの人が一生使い続ける。普段のコミュニケーションではあだ名しか名乗らないんだとか。
名前:お坊さんに付けてもらう戸籍上の名前。学校等では本名を使い、命名料を支払えば何回でも変えることが出来るみたい。
広島のティーラシンはムイ、北海道のチャナティップはジェイ、神戸のティーラトンはトン…トンは金という意味で、結構自分の周りにも同じあだ名のタイ人が多いかな。
父ちゃんが来たタイミングで娘が誕生日を迎えた。父ちゃんも7月生まれなので合同誕生パーティを開催…ところで父ちゃんの突然の訪問、最後まで聞けなかったことがある。「どっちに会いに来たの…俺!?それとも孫!?!?」ってね。
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