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日本代表のW杯メンバー発表が終わり、いよいよ本番を迎えますね。ガーナとの壮行試合で批判が高まりましたが、大事な大会前の試合やシーズン開幕前のキャンプ中の試合では、あまり出来が良くない方が個人的には長い選手生活の経験上”膿(うみ)”が出て良い準備が出来ると感じている。逆に出来が良いと”悪い部分に蓋”がされてしまって、対策準備を怠ってしまう。そこで本番で上手く試合が運ばないと”こんなはずじゃなかった”とチームが崩壊しがちになるからね。
言い方が悪いけど、以前の大会より日本代表への期待値は低いと思うので、もぅ失うモノは何も無い。開き直って「やってやる」という熱い戦いを本番のピッチ上で表現して貰えればと思う。しかし初戦がコロンビアとは…本当に厳しい戦いになりそうですね。
5月13日(日)、2日後の15日に閉鎖が決まっていたバンコクの日本人駐在員のサッカーの聖地”アリーナ10”で最後のジラソーレカップが行われた。正直指導者の時は”全国大会の様に上に繋がる大会”では無いし、ただ単に数ある大会の一つと考えてはいたんだけど、選手達は学校で話題にしているし、この大会を制すればチームの評価に直結するので、凄く意識している大会であった。
残念ながら我が息子は新生セレッソ大阪バンコク校の一員としてこのピッチに立つ権利を得られなかった…そう、メンバー外となったのだ。4年生だから高学年の部にエントリーとなりなかなか選ばれるのは難しいとは思うのであるが、彼も思い入れが深い大会だっただけに、流石に凹んでいる様に見えた。
でも最近の息子は楽しそうにプレーしている様に見えなかったし、”こん畜生”と戦っている様にも見えなかった。全力で戦っていないんだよね、上手い選手でもないくせに…。
遅く帰宅した夜「どうやって次を向かせる様に話そうかなぁ」と寝ている息子を見ながら思い悩んでいると、デスクに一枚の紙を見つけた。4年生になった自分の紹介シート、そこにはWhen I grow up, I want to be Soccer Playerの文字が…。才能の無い俺が如何にしてプロ選手になったか、少しずつ伝えていこうかな。
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