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娘が通うHIP HOPクラスが所属するHARLEM STUDIOの公演会が開催された。パイレーツカリビアンだったり007だったり、映画のテーマに沿ったモノをダンスで表現する圧巻のステージ。
家内と話したんだけど、お金を払ってヘタなおかまショーだったりを見に行くのであれば、断然こちらの方が完成度が高くお金を払って見に行く価値有り。大満足の公演会であった。
「”たっくん”のサッカーの応援をしたい」とチアダンスを3歳時に自分から始めた娘。「ダンスは上手いんだけど…」とチア独特の柔軟性だったり技の習得が壁となり、正直伸び悩んでいたというより娘の踊る姿が楽しそうに見えなくなっていた。娘は昨年5月に家内との共演を実現、その演技を境にチアダンスを卒業する決断をした。家族内でも相当話し合ったっけ。そこからダンスのステージをHIP HOPへ替え、再度踊る楽しさを見出した様に傍から見ていて凄いスピードで成長を遂げたように映った。
娘チームのパフォーマンスは公演会のトリを務めた。贔屓目かもしれないが、このチームのパフォーマンスは他を凌駕する圧巻のステージであった。HIP HOPの世界に飛び込んで未だ1年足らず。そんな彼女が短い時間であったが、センターで踊る姿を観て…正直涙が溢れてしまった。
公演日が近づいた頃は毎日の様に練習に出掛けて行った。迎えに行ったり自宅で練習する姿を見て、「夢中になれるモノがあるって素敵なことだな」と感じた。俺は選手や指導者としてサッカーに情熱を注いで来たが、今は身体がボロボロなことも有り、指導の場も真剣にボールを蹴る場も持てていない。この先「夢中になれるモノ」が新たに見つかるのだろうか…正直娘が羨ましく感じた。
素敵な夢を手に入れた娘。この環境を提供してくれたスタジオに、そして夢中にさせてくれている先生や仲間たちに心から感謝したいと思う。
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