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タイリーグのほのぼのした話題から。
9月23日(土)に行われたスコータイFC対バンコクグラスの一戦。前半7分にスコータイFC10番のBaggio選手がペナルティエリア内にドリブルで進入。バンコクグラスの4番Smith選手のディフェンスに対して、Baggio選手がダイブ気味のプレーでPKを獲得。Smith選手を筆頭にレフリーに猛抗議するバンコクグラスの選手達。それを尻目に…
スコータイFCの29番Maranhao選手とジャンケンを始めた4番片野寛通(カタ)選手。結局そのジャンケンを制し、PKを蹴る権利を得たカタは冷静にゴール右隅に流し込み先制ゴールを挙げる。
後日本人に直撃、「何してんの!?」昨年カタはPKキッカーを務めていて、俺が教え子達と観に行った試合でもPKを沈めゴールしていたんだけど、この試合に関しては「いや、(PKキッカーが)決まってなかったから」だって。それにしても強心臓、現在不本意ながら降格争いをしているチームで、しっかりと勝ち点を重ねる仕事を(ジャンケンで勝ち取り)坦々こなしているカタは、改めて”凄ぇやつ”と感じる。
そんな彼がスコータイの子供たちへ”サッカー選手への夢を応援”するため“KATA FC Academy”を立ち上げた。少人数制であるが”彼がサッカー選手としてプレーを続けていくために必要と感じたもの”を練習に落とし込んだ”考えられたトレーニング”を実施。トレーニングに笑顔で取り組む選手達の映像や写真は、充実度や満足度が非常に伝わってくる。
バンコクから400km離れたタイ北部の地での活躍、35歳となったベテラン片野寛通選手はまだまだ目が離せない注目の存在である。
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