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現在バンコクではインターネットTVの普及によりリアルタイムで日本の番組や1~2週間分の録画が視聴出来る。便利になったものだね。
タイローカル局で仮面ライダーがタイ語にて放送をされているのであるが、2年ほど遅く現在は”ドライブ”が放送され始めたという状況。仮面ライダーシリーズはタイでも人気なんだけど、特に”鎧武”は人気があったみたいだね。
うちの息子は”ドライブ”から本格的に見始めて、もう小学3年生になるというのに”ゴースト””エグゼイド”と相も変わらず熱を入れている。正直俺は”ドライブ”は格好良いと感じていたのさ。
因みに俺は”スカイライダー”や”スーパーワン”世代、戦隊モノでは”デンジマン”や”サンバルカン”を見てたかな。不思議とプラモデルはハマったんだけど”ガンダム”は見ていなく裏番組で再放送していた”ウルトラマンレオ”を見ていた。その中でも偶にしか出てこない弟分の”アストラ”が好きでね(なんのこっちゃ分からない人はスルーしてください)。
今年仮面ライダー生誕45周年ということで、Rider Run Thailandというものがルンピ二公園で開かれることを外出中の街頭に貼ってあったポスターにて知った。FBのページが存在していたんだけど、登録等全部タイ語だったのでハードルが高かった。でもRider Run特設ブースがゲートウェイエカマイにあるという噂を聞きつけ早速エントリーしに行った…全ては息子のために。
10km,5km,2.5km(ファミリー対象)というカテゴリー別け、そういえば息子とマラソンなんて走ったことなかったかなぁ。一緒に走りたかったので5㎞を選択した。エントリー料を払うとゼッケンと共に1号、V3、ストロンガー、フォーゼ、ウィザード、鎧武からコスチュームが選べるという。息子は「たっくんと一緒で…」と云ったので俺は迷わず1号を選択(でも実は息子、鎧武が良かったみたい)。
要はコスプレして走りましょう‼って企画ね、会場のルンピ二公園は5時半のスタート前には沢山の人だかりとなった。予定では10㎞が5時半スタートで、随時5㎞が5時45分、2.5㎞が6時スタートとなっていたんだけど、MCが5時45分を過ぎても一向に喋っていてスタートの気配すら感じられ無い。「タイだねぇ」なんて息子と話していたら…
やべぇ、6人のライダーが一人ずつ自分のテーマ曲に乗ってスタート地点の壇上に現れた。もぅ会場は大歓声の渦ですわ…おっちゃんも興奮しちゃったよ。因みに会場役員は皆ショッカーの恰好をしていて笑けた。そこから距離関係なく一斉にスタートした。
息子は多分5㎞なんて走ったことがなかったんじゃないかな。最初から相当飛ばしていて付いていくのがやっとだった。「まぁ、バテるだろうな…でもいつか適わなくなる日が来るんだろうな」なんて背中を見ながら感傷に耽ってしまった。が、3㎞地点で息子の足がピタッと止まる。そこからウォーキングを開始した、何やってんだか。
最後の直線は「やっぱり走って終わろうぜ」と息子を鼓舞して一緒にゴール。生誕45周年記念メダルを受け取り写真をパチリ。
息子は「サッカー選手になる」という夢を追っている。走っている最中に「いつかは超えられる」なんて感情が湧き出てきたんだけど、あと7~8年は超えられない壁で居たいかな。7月には40歳以上の東南アジアのサッカー大会、J-OJIN Cupがここバンコクにて開催されるという。そこに向けて本格的に身体を作っていこうと思う。元サッカー選手として息子に一目置かれる存在でいつまでも居られる用にね…仮面ライダーのように。
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