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あの人に会いに行く-いとたくチャンマイ旅行記 -

2017年4月12日 配信

バンコクのフアランポーン駅

チェンマイへは現役時代の試合、そしてソンクラン休暇を利用しての観光と2回程訪れている。今回は寝台列車にトライすることにして、充電中の自分にとって刺激ある旅に出来ればと考えていた。凄いね、寝台列車のチケットを今はPCを使って日本語で予約出来ちゃう。何か良く分からなかったんだけど、1等車2等車なんてランク付けされてて、当然値段も違う。個室や女性専用車なんてあって、ランクによって扇風機やエアコンの車両に別けられている…値段は500Baht位の差、1,000BahtちょっとでBangkokのフアランポーン駅からチェンマイに行けちゃうんだ。

バンコク発チェンマイ行きの寝台列車

カプセルホテルを思い出す、18時10分フアランポーン駅発でチェンマイには7時15分着という。食堂車完備なんだけど、コンビニの冷凍食品を温めて提供する程度のもの、21時頃になるとベットメイキングの人がやって来て、写真の座席がベットへと変わる。ちなみに2Fになると窓が無いので100Baht安くなる。

タイは飲酒について相当厳しくなっているね。公共施設(駅や公園など)での飲酒は基本的にNG、今回の寝台列車は勿論の事、高速バス等の移動車両での飲酒は罰金対象となって来ている。んで、近い将来お酒の値段が上がるという…なんだかなぁ、麦酒党には何とも言えない環境になっているね。

チェンマイ駅

やって参りました、古都チャンマイへ。”自分探しの旅”では無いけれど、色々なモノに触れ刺激になれば良いな。まずはPowerを貰いに黄金寺院”Wat Phra That Doi Suthep”へ向かった。「レンタルバイクを借りて(家内と)2ケツで行こか」と考えていたんだけど、結果的にタクシーをチャーターして良かった。急勾配の山道を永遠に登ってやっと到着。更にそこから長い階段が待ち構えていた(階段を登るのが面倒臭い人はエレベーター<有料>をどうぞ)。

俺自身仏教の信仰が深い訳では無いんだけど、この場にいるだけで物凄いPowerを感じた。だから参拝に来ている人達を見様見真似でお祈りをして今後の俺の活動の成功を入念に祈らせて貰った。

腹ごしらえは北タイ名物”カオソーイ”というカレーラーメン、美味かったぁ。

カオソーイ

「あの人に会いに行く」…俺は以前から会いたいと思っていた人がいた。その人はMaesa Elephant Camp内に居るという。早速こちらの施設に向かって貰い、村を歩き始めた。

Maesa Elephant Camp

この様なお土産屋さんが所狭しと並んでいる街をひたすら登っていく。「安いよ」なんて日本語で話し掛けてくる売り子をスルーしながら舗装されていない道を進む。”Long Neck Karen Camp”…そう、首長族である。ほんと会ってみたかったんだよね、首長族。彼女達はこちらで売られてる商品を作りながら…でもi-phoneなんかをいじっている姿はご愛敬。色んな生活があるんだなぁ、彼女達に触れ改めて自分の生活・人生を堪能するために自分が出来ることにトライし楽しもうと思えたね。

Maesa Elephant Campの首長族

“自分探しの旅”では無いけれど…日本では体験できない、古都チェンマイでのは旅は続く…。

伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand
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