THAILAND HYPERLINKS ไทยแลนด์ ไฮเปอร์ลิงค์ タイ旅行やタイ生活とタイエンタテイメントのポータルサイト

第245回 CL決勝にW杯女子開幕、サッカーファンにはたまらない日々

2015年6月15日 配信

2015年6月15日掲載

「夢追い人」のタイサッカー珍道中

 以前”観戦レポート”を書いていたこともあり、試合中はノートにメモを取り試合を分析しながら観るのが当たり前となっていた。しかしある時期を境に”サッカー観戦位は仕事を離れて、単純に楽しもう”と思うようになり、今はお酒を飲みながら「すげ~ぇ、うめ~ぇ」なんてぶつぶつ言いながら観ている。それでも”選手達に伝えたいプレー、指導して行きたい戦い方”等に触れるとノートにメモを取っている自分がいる、職業病なんですかねぇ。
今季のCL決勝は面白かった、両チームともゴールへ仕掛け続けていたからね。更に得点が決まると選手達みんなが得点者の元へ駆けつけてくるバルサのゴール後が昔から好きでね。エンリケ監督の現役時代のプレースタイル・ハードワークと熱いメンタリティーがそのまま今のバルサには備わっているような気がして益々このチームが好きになったね。
このCL決勝の数日後からはワールドカップ女子カナダ大会が始まった。残念ながらタイ代表は初戦で結果を残すことが出来なかった(0-4、ノルウェー)が、我がなでしこジャパンである。何を隠そう佐々木則夫監督は俺が社会人一年目、NTT関東SC / 大宮Ardija時代の監督であり、直接指導を受けているからね。  

「夢追い人」のタイサッカー珍道中

 初戦のスイス戦、献身的な飛び出しを繰り返すFWの安藤梢選手が直ぐに目に留まった。実際彼女の動きが決勝点となるPKを呼んでいた。彼女は残念ながらこのプレーで負傷退場、左足腓骨骨折でチームを離れることとなってしまった。あとはこの試合で代表キャップ200をマークした澤穂希選手と、澤選手と交代で入った川村優里選手の中盤での潰しが効いていた。4年前の絶対的な力は無いかもしれないが、ディフェンディングチャンピオンとしてこれからどんな戦いをしていくのか非常に楽しみである。

 ここで佐々木監督(則夫さん)とのエピソードを一つ。則夫さんから「東京ガス(現FC東京)の試合を一緒に観に行かないか」と誘いを受けた。当時はJ2が無い時代、スカウティングのため監督自ら観戦に出向こうという事で…俺はその試合のビデオを撮る役だったのであるが、「寿司奢るから」との人参に魅かれ、渋々OKを出した。
試合後に立ち寄ったお寿司屋さんは回転寿司、品物によって価格が違う。俺が好きな”うに”や”炙りサーモン”は結構良い値段。”則夫さんの奢り、好きなもん喰ってやる”と野望を持って席についたが…則夫さんの前には100円皿が並ぶ。「これ最高やねぇ」則夫さんはナスの浅漬け寿司がお気に入りなようで、そればっかり食べている。「た、高いモノ注文出来ないじゃん」自然と俺は気を使い(心で毒づきながら)…値段を気にしながらネタを選んで食べたのであった。


伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

スポンサーリンク
スポンサーリンク