2015年6月8日掲載
“いとたく”がCreer fcに移籍してくる前にこちらのクリニックは2回開かれていた。今回で3回目という事で…“前園真聖”氏、今やバラエティー番組に引っ張りだこ。息子は完全にお笑いタレントだと思っているからね。俺は同世代という事で、鹿児実・横浜フリューゲルス・そしてマイアミの奇跡を間近に観ていたから…凄く気さくな人でびっくりした。
本当に申し訳無かったのだけれど、主催者側のスタッフとして右に左に奔走しなければいけなかったのだが、“ドリブル編” “仕掛け編”と2回開講したクリニックに、実際俺は10分ほどしか参加出来なかった。
12時から行われた“ドリブル編”、この日に何と現在参加しているU-12のリーグ戦が11時に組まれてしまった。こちら都合で予定をこの日に変更して貰ったことなので、文句も言えず…結局30分遅刻してU-12のメンバー達と試合後クリニック会場に駆け付けた。
指導中の前園さんに挨拶をしてクリニックの指導に参加…とその時アクシデント勃発。教え子に怪我人が出てしまった。彼は14時から行われる“仕掛け編”にも申込みをしているという事で、「早めに病院に行ってまた(クリニックに)帰ってこようか」と病院へ連れて行った。しかし残念な事にこの選手右腕を骨折しており、ギブスをすることとなってしまった。
レントゲンや診察、そしてギブス固定と…でもこの選手を前園氏とせめて写真は撮らせて挙げたい、サインを貰えるようにしてあげたいとクリニック会場にトンボ返り。残念ながらクリニックは終了していたのだけれど、前園氏は流石時の人…彼との写真撮影の長蛇の列に負傷した選手を並ばせることで希望を叶えて挙げられた。
夜にはクリニック参加選手達と前園氏の慰労会が開かれたんだけど、やっぱり主催者側なんで前園氏と面と向かって会話をするなんて機会は訪れないよね。結局まともに話せずに終わってしまった。でもね…スタッフ特権ですな、家族と一緒を写真と撮ってもらうことに成功。写真を使用しても良いという事で、こちらの写真は家宝に決定…来年の年賀状にも使っていく事が“いとたく”家の中では決定している。まぁこんな素晴らしい機会もタイだから実現しているのかな。本当に嬉しい限りである…。
伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand