2014年7月4日掲載
現在行われている2014′ ブラジルW杯。予選でイングランドやポルトガル、そしてイタリアが敗退したが、中でも衝撃的だったのがスペインの完膚無きまでの敗戦。02’年日韓大会のフランスもそうであったが、絶対的王者として君臨していたチームの敗れ行く姿を見るのは本当に切ない。ベスト16の戦いは延長決着が多かったのであるが、ここまで順当な顔ぶれでベスト8が出揃った大会も珍しいのではないだろうか。
俺が小学6年生の頃86’年W杯メキシコ大会は行われた。現在のようにあまり世界のサッカーが放映されていなかった時代、当然Jリーグも無かった環境の中で触れた世界レベルの戦い。アルゼンチンの試合を観て一発で虜になったし、ルコックのアルゼンチン代表の…特にアウェーの青に銀色の背番号のユニホームがまぁ格好良く映った事、今でも忘れられない。
今のアルゼンチンを観ていると、何故か86’年大会のアルゼンチンと重なって見えてしまうことが多々ある。当然スピードが全く異なるのだけれど”メッシ”が”マラドーナ”に見えたり”ディ・マリア”が”ブルチャガ”に見えたり。”イグアイン”は残念ながら”バルダーノ”には見えないのだけれど、”マスチェラーノ”の仕事ぶりが”バチスタ”に思えたりする。じゃあ”プンピート”は!?”エンリケ”は!? “オラルティコ・エチェア”は!?と切りが無いのだけれど…でもなんか直感でアルゼンチンが優勝するように感じている。
とはいえ俺のお気に入りチームはアルゼンチンではなく、ベルギーとコロンビア。これだけスピーティー充実した試合を展開されると本当に90分という時間はあっというまに過ぎてしまう。この2チームをアルゼンチンの対抗馬ということで予想。
前評判はそれ程高くなかったが”ひょっとすると…”という感じで見られていたコスタリカ。このチームを俺の娘は応援している。サッカーが云々では無く…国旗がタイと似ているから。まぁこんな楽しみ方も有りだよね。
伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand