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第161回 ビブスを粗雑に扱いたければ…プロになれっ!!

2013年11月19日

2013年11月19日掲載

結構子供達は練習中に着用するビブスに関してうるさいんだよね。柔軟剤の香りが“良い香り”だの“臭い”だの…他の選手の使用後で濡れていたら「気持ち悪い」といってくる。毎日使うものだからしっかりと選択して次の練習までに用意をしてくれるようスタッフには煩いくらいに伝えている。言い換えるならば、我々指導者にとってビブスは“仕事道具”と一緒だからね。

試合後、使用したビブスを選手達から当然集めるのだけれど、ここで稀にビブスを投げて返してくる戯けものが存在する。ホント稀になんだけどね…そこら辺にポイ捨てして帰る輩もいるんだよね。いとたくコーチは古い人間なのかなぁ、こういう行為がどうも許せない。だからこういう行為を見つけ次第“ピ~ィッ”と笛を吹いて全員集めてこのように伝えている。

「お前たちはプロじゃない、お父さんお母さんにサッカーをやらせて貰っているのだから、常に感謝の気持ちを持ってプレーしなければならない。その感謝の気持ちは日々の練習で、そして週末などの試合で一生懸命プレーすることでお父さんお母さんには十分通じる。

プロになればスパイク・練習着は練習前に当たり前のようにロッカーに全て用意されている。ボールやビブス・水までもグランドに用意される。プロ選手は結果を残す事で給料がアップするしクラブにもお金を生む。そのお金少額かもしれないけれどチームスタッフ達の生活費の一部となる。

だから…ビブスを粗雑に扱いたければプロになりなさい。そしたら俺は何も言わねぇ。

お前たちが練習や試合で集中出来るように、バス送迎やビブスの準備をしてくれている人達がいる事を絶対忘れるな。お前たちのプレーはまだお金を生まない。だからスパイク・練習着・ボールも含めてビブスを大切に扱いなさい。」

ちょっとコジツケてる部分もあるのだが、皆さんはこの意見についてどう思われるだろうか…と、ここまで書いて気が付いた。チーム分けをする時に俺も選手達にビブス投げて渡してるなぁってね。

*今回のコラムに対して、ご意見ご感想お待ちしております(いとたく)。

伊藤琢矢(いとたく)

アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand

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