2013年4月24日 掲載
自分が関わらせて貰っている“Samurai×TPL”サイトの観戦レポート、担当者の意向もあるのだが文頭では必ず「訪れた街・スタジアムがどんなところにあるか、雰囲気はどんな感じであるか」を明記・説明するようにしている。タイ全土と云って良い位日本人選手が色々な地域のチームに所属している。それぞれの日本人選手がどんなところ(場所やチーム)に所属して活躍しているのかが少しでも伝わればと思っている。
ソンクラン(タイ旧正月)の時期に家族でチェンマイの地を訪れた。バンコクからは700kmの道程である。運転中に様々な地名の標識が出てきたのであるが、それを見て何故かその土地に縁のある様々な日本人選手達の名前や顔が浮かんできた。
・Saraburi…TPL・OSOTSPAのホームタウン、3年前からタイに一緒に挑戦に来た日本ではチームメイトだったカタ(片野寛理選手)をはじめ、昨シーズンからはヤマ(山本寛幸選手)、今シーズンからは橋本卓選手が加入している。
・Ayuttaya…Division 1・Ayuttaya FCのホームタウン、タイで4シーズン目を迎えたベテランのタッキー(滝澤邦彦選手)が所属。イクメン仲間で歳も(割と)近い家族ぐるみで付き合いをしている選手。
・Ang Thong…Division 2・ANG Thong FCのホームタウン、俺が佐川時代にチームメイトだったノブ(高橋延仁選手)と、佐川・岡山時代に何度となく対戦をした高松健太郎選手が所属。
・Chainat…TPL・Chainat FCのホームタウン、ここには現在Division 1・Phuket FCに所属するユウスケ(佐藤裕介選手)がいた。彼はこのチームでTPL昇格を味わった反面、洪水の被害も受けていたっけ。練習に行くのに(洪水の影響で)船に乗って通ったと言っていたよなぁ。
・Chang Mai…Division 2・Chang Mai FCのホームタウン、現在Division 2・NAN FCに所属するキノ(木野村公昭選手)が所属していたチーム。俺が現役時代、何度となくキノには苦しめられたっけ…。
こんな事を考えながら運転していたら、本当にあっという間に目的地に着いてしまった。今回の旅では通過しただけだったけど…簡単に振り返っただけでもこれだけの選手達が浮かんでくるのである。言葉に不自由している選手もいるであろう、食事(の味付け)に苦しんでいる選手もいるであろう。それぞれの選手のそれぞれの土地での挑戦をこれからも応援して行きたいし、自分で見て触れた情報を発信していく事で沢山の人々に知ってもらいたいと改めて思った。タイは広いし大変だろうけど、逆にやりがいがあるよね…よし、頑張るぞ!!
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand