2012年12月15日 掲載
“真野くん&SAYAKAちゃん、結婚おめでとう!!” タイで知り合った友人カップルのお祝いで作ったビデオ…初っ端から思いっ切り紙面を私用で利用させて貰いました、すいません。でも、この映像格好良いでしょう!? 新郎新婦も気に入ってくれたし、出演した選手達も凄くお気に入り。
今回はボールリフティングについて…ボールジャグリングともいうのかな。ハッキリ云って僕は苦手中の苦手、小~高校生の時に相当練習したんだけど一向に上手くならなかったなぁ。
Fagiano岡山時代、夏にデパートのイベントで選手何人かで舞台と客席に立って、観ている人達の頭上でボール交換(リフティング)に挑戦。しかし用意されたボールに全然空気が入っていなくて悪戦苦闘。最初はお客さん達や司会の方も「頑張れ~っ」という感じだったのが、イベント終了の時間が近づくにつれて「次で成功させましょうよ!!」と、やっている選手達も失敗を続ける事で情けなくなってしまった。屋外でのイベント、ラストチャンスと臨んだトライだが、ボールはまたも明後日の方向に飛んでいってしまった。するとそのボールが水着を着て展示されていたマネキンの頭に直撃、ゆっくりとズラがとれたものだから会場が一瞬にして笑いに包まれ、出演者が意図しない形での大盛り上がりでイベントを終了できたという。
更に同じく岡山時代、年賀状発売開始イベントに呼ばれた。そこでは簡単な選手紹介の約10秒の間に技を魅せるという段取りだった。リハーサルは完璧だったんだけど、いざ本番…1つ目の技は綺麗に決めれて、名前をコールされると同時に2つ目技にトライ予定だった。すると失敗しちゃちまった、後方に転がるボールを必死に追いかけてる時に”伊藤琢矢選手”とコール。取材に来ていたテレビカメラにお尻を向けた格好での名前紹介となってしまった。結局ニュースでは僕のトコだけカットされていた(情けない)。
僕の甥っ子はサッカーが大好きで、日本から時々手紙をくれるんだけど”将来サッカー選手を目指していて、今は毎日ボールリフティングをしている”みたいだ。現在サッカーをしていてプロを目指しているんだけど、リフティングが苦手だという人も多いのではないだろうか。そんな人達に一言…「リフティングが下手でもプロ選手になれる!!」僕がちゃんと証明済みでしょっ!!
伊藤琢矢(いとたく)
アマチュアに拘りプレーを続けた20代。33歳でのプロ契約を期にJリーガーを目指す事に。大宮・岡山・北九州とJリーグ昇格に携わり、自身は36歳でJのピッチに立った。2011年よりタイに活躍の場を移した「夢追人」。
いとたくブログ『夢追人』
Regista in Thailand