|
|
タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、二男一女をもうける。2022年3月に幻冬舎より二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)
最近、変人ポーの言葉「世の中の値段はすべて人件費」という言葉に触れ、その意味の深さに驚かされました。そこで、この機会に変人ポーの考えをさらに掘り下げてみたいと思います。
梅:変人ポーさん、最近私が耳にした「世の中の値段はすべて人件費」という言葉について、その深い意味や私たちの生活に与える影響について、詳しく教えていただけますか?
変:もちろんです。その言葉は、私たちが毎日使っているさまざまな商品やサービスの価格の背後に、数えきれないほどの人々の労力、時間、そして情熱や専門知識が存在することを示しています。経済学で言うところの生産関係と言われるものですが、それが結果的に「人件費」として具体的な金額として表れているのです。私たちが支払う価格は、実はその商品やサービスを生み出すための多くの人々の尽力や献身を代償として支払っているのです。
梅: それをもう少し具体的に教えていただけますか?
変: もちろん。例えば、私が飲んだビールを考えてみましょう。そのビールは、麦畑での農家の人件費、ビール工場の人々の人件費、そしてビールを運ぶ配送業者の人件費など、多くの人々の労力や時間が詰まっています。さらに、そのビールを冷やすための冷蔵庫や、ビールを提供するレストランのスタッフの人件費も考えられます。これらすべてが、私たちが日常で感じる「価値」を形成しているのです。
梅: それは深い考え方ですね。
変: はい、私たちは日常の中で多くの「価値」に触れていますが、その背後には多くの人々の労力や時間、そして心が詰まっていることを忘れてはいけません。つまり、感謝の心を忘れてはならないわけですが、それはそうと、こんな時代だからこそ必要不可欠な能力があるんです。それが、人間力です。
<内容紹介>
『変人ポーの人間力』
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!
『変人ポーの平和論』
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!
全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!
『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?
別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。
ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。
「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」
よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。
また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。
本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。
<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>
関連記事