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タイ在住のサムライを自称する変人ポー。タイ山岳少数民族アカ族・村長の娘と結婚、二男一女をもうける。2022年3月に幻冬舎より二冊同時出版をした『変人ポーの人間力』では独自の哲学を展開し、『変人ポーの平和論』では千年計画での世界平和を本気で考える。この連載では「人生たったの一度きりだから…」と豪語する彼の哲学を深堀りしてみる。(インタビュアー:梅田 隼人)
変人ポーと言えば変わっているのはその性格だけではなく、実際にやっていることも変わっている。その中でも、個人的に興味がある最たるものは40代前半でのリタイアメントであろう。今回はその真意について深掘りしてみた。
梅:変人ポーがリタイアする理由はなんですか?
変:結論から言えばやりたいことをする為です。
梅:やりたいことですか。リタイアメント生活と言えば悠々自適で、例えば朝遅くまで寝てられて好きな時間にゲームして遊んで、或いは趣味に没頭して夜は外食でって感じの「遊んで暮らす」イメージがありますが、そういったことですか?
変:そういったことではないですね。私には、志があります。その為には、仕事をしている時間がもったいないので、その仕事からのリタイアメント、という次第です。
梅:詳しく教えてください。
変:人生のピークって何歳だと思います?
梅:40代ですかね…45歳とか?
変:私、今年でその45歳を迎える年齢なんです。事実上、仕事はリタイアしてるも同然なんですが、プーケット移住に伴い、それを“宣言”しようと考えています。
梅:それは何故でしょうか?
変:何度も言いますが、人生一度きりじゃないですか。人生100年とも言われますが、健康年齢で言えばもう折り返しはとっくに過ぎてるんですよ。そんな45歳は自分にとって超重要な局面でもあります。だから宣言することによって決意表明とし、自分への戒めとするのです。
梅:戒めとはまた変人ポーらしく厳格な言葉ですね。そこまでする理由はなんででしょう?
変:だからそれが「人生一度きり」ということなんですよ。最後死ぬ時に莫大なお金を持っていても私はつまらない、それよか自分の本当にやりたい事をやる人生の方がおもしろいじゃないですか。二度とない人生なんだから、私は一分一秒でも、その“人生時間”が惜しい。そこで“つまらない”隙を作らない為にも、私は、おもしろきこともなき人生(よ)をおもしろく、とした“覚悟”なんです。思考は現実化しますからね。
梅:また出ました、思考の話。でも、なるほどです。ところで、変人ポーの志とはなんですか?
変:それは『平和論』にある通りなんですが、ともかくその志に向かって邁進するために、「仕事に費やす時間」を排除するためのリタイアメント、と言いますか。だから私のリタイアメントは悠々自適とかではなく、むしろここからが私の本当の挑戦なんです。
<内容紹介>
『変人ポーの人間力』
もっと早く読んでいれば……!母国日本の未来を圧倒的スケールと独自哲学で綴る啓蒙書。テクノロジーの現代に必見の英知を凝縮した一冊。葉装家 稲荷重藏氏推薦!
『変人ポーの平和論』
世界80億人が必見!”それ”を維れ新めるにはこの本にあるような教育が必要だ。教育は、全てである。 郷士坂本家十代目 坂本匡弘氏推薦!
全国の書店、Amazon、Kindleにて好評発売中!
『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』二冊同時出版をしたその理由とは!?
別書『人間力』はこれからの時代における自己啓発がテーマとなる。具体的にはテクノロジーとグローバル社会においての“超実践的”自己啓発本で、本書『平和論』 はその“超具体的”方法論の一つをまとめた内容となっており、両書は“対”になっていることが特徴だ。そしてこれは“知識”と“知恵”の対のことであるとも言えよう。つまり、知識の『人間力』、知恵の『平和論』ということにもなり、どちらか一方が欠けてもその魅力は半減してしまう。
ここで知識と知恵の違いについては、変人ポーの言葉をそのまま引用する。
「知識はあくまで知識だ。知識は行動を伴うことにより知恵となる。そして、この知恵は答そのものだ」
よって書籍『人間力』だけでは単なる自己啓発本に過ぎず、これでは従来の自己啓発本とともに単なる知識で終わってしまうこととなる。書籍『人間力』は、知恵の『平和論』という背景があってより現実的な哲学として完成する。
また書籍『平和論』だけでは机上の空論、あるいは“事実と意見の違い”もわからぬままに誤解され兼ねない。書籍『平和論』は、知識の『人間力』という裏付けがあってはじめて現実的な方法論となる。
本書を読み終える時にはこの意義が本当の意味で理解していただけることを祈念しつつ、ここに紡いでいく。
<『変人ポーの平和論』はじめにより抜粋>
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