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Go Golf川又です。サワディーカップ。新年最初の記事はこちら、タイを代表する名コースのサイアムカントリークラブ、最近はバンコクにできたばかりの「サイアムカントリークラブ・バンコク(Siam Country Club Bangkok)」が話題ですが、本日はパタヤの「サイアムカントリークラブ・ウォーターサイド(Siam Country Club Waterside)」からリノベーション完了のニュースです。
一昨年、昨年のコロナによるクローズ期間中にウィーターサイドではコースのリノベーションを行い、先日完了したとのことで潜入取材をしてきました
プロ資格もあるスターターのマイケルさんにお話を伺ったところ、まず今回リノベーションを実施した理由は「傾斜がなく簡単すぎる、ラフ(ブッシュ)が深くてボールが見つかりにくい場所がある」といったお客様の声を反映したかったから、とのこと
実施した内容は、複数ホールにおいて
・ティーグラウンド新設
・フェアウェイのアンジュレーション造成
・落とし所が厳しいエリアのフェアウェイ拡大
・現在合計77個あるバンカーのシェーピングや数の増減
・ボールが見つからないと不評だったラフエリアの整備
・ドレーンの改善
など行ったそうです。
クローズ期間の作業を含めてトータルで約5ヶ月かかったとのこと。昨年完了している部分もあるので、今年プレーされた方はすでに一部体験されていると思いますが、いくつか改修部分のご紹介です。
・4番白から302ヤード、短めのパー4
ティーグラウンドからの景色。左サイドがだいぶスッキリして広々としました。ちょっとした差でだいぶ雰囲気が変わるものです!
ビフォー
アフター
・5番366ヤードのパー4
開放感があるティーショットからの大きな打ち上げ砲台グリーン。地味ですが個人的には好きな5番、砲台グリーン手前のバンカーが深くなりました。ピン奥でドンピシャの距離でビシッといい球が打てたのですが、かなり奥にピンがあり奥の傾斜を下ってしまいました・・・。奥も注意です。
・個人的に超絶苦手な6番、480ヤードのパー5
ティーグラウンドが左に移動し、ティーショットのプレッシャーが個人的には減りました。とにかく安全に安全に安全にプレーした方がいいホールです。
ビフォー
アフター
・7番の池越え152ヤードのパー3
こちらは手前のバンカーがなくなったり復活したり、最終的にはこの小さなバンカーで落ち着いたそうです。かなり大きな池でプレッシャーがかかりますが、グリーンが巨大なので意外と乗せやすいホールです。
・名物ホールの8番530ヤードのパー5
セカンドの落とし所が広くなりました。
・9番369ヤードのパー4
ティーグラウンドが左に移動、全く違うホールになってしまいました。以前は正面のバンカーに向かってプレッシャーのかかる池越えショットでしたが、新しいティーグラウンドは左に移動したので軽い右ドッグレッグホール。日によっては以前のティーも使っているとのこと。
ビフォー
アフター
・11番328ヤードのパー4
ティーグラウンドが左に移動。軽い打ち上げのストレートが軽い左ドッグレッグに変わりました。フェアウェイのアンジュレーションも増えたとのこと。だいぶイメージが違います。
ティー位置 ビフォー
ティー位置 アフター
・16番139ヤードのパー3
バンカーの形が変わったのとスッキリしました。
ビフォー
アフター
・17番345ヤードの痺れるパー4
人気のホールで個人的に1番好きなホールです。ティーグラウンドが右の丘の上に移動しました。こちらの方が眺めが良く気持ちいいのですが、よくグリーンが見えているのでどうしてもそちらに打ちたくなってしまいます。グリーン方向にドライバー打つと、池です・・・。さらにドライバーの落とし所が広くなりました。
前の方が先が見えていない分初めての人には厳しいですが、2回目からはどんな弾道でどこにどれくらい打とうか、イマジネーション膨らむワクワクティーショットでしたが、雰囲気の違うホールになりました。
ビフォー
アフター
セカンドはこんな景色。ティーショットは思っている以上に右からドローがベストです。グリーン奥のバンカーも以前はなかったとか。
と、いくつかご紹介させていただきましたが、ラフが短くなったり池が絡んでくるホールの落とし所が広くなっていたり、と全体的に以前よりいいスコアが出やすくなったかな、という印象です。特にラフをカットしたのでボールが探しやすくなった&なくなりにくくなりました。白からのプレーであれば6,049ヤードと長くはないので池はよく絡む割にはプレーしやすかったです。
しばらくプレーしていない方は、かなり変わったと思われるかもしれません。ティーグラウンドの位置は日によってさまざまなティーを使っているとのこと。
「サイアムカントリークラブ」はどのコースも本当にクオリティが高く嫌な思いをすることがないというのも魅力。コースメンテナンス、感じのいいスタッフ、綺麗なクラブハウス、そして気が利くキャディさん達。言うことがなくていつも気持ちよくゴルフを楽しめます。
・品揃え豊富なプロショップ
ロゴ入りグッズが沢山あって毎回何か買ってしまいます。
・綺麗なコンペルームも人数に合わせた広さで完備
コロナ前は、ウォーターサイドでは2組位から50人位の様々な日本人のコンペが多数、開催されていたそうです。メンバーでない方でも、空きがあればコンペの予約は可能とのことでした。
・レストラン
ここはサイアムの中でも日本食が美味しいとの噂が・・・。
今回話を聞いて特におすすめしたいのと感じたのはイヤリーメンバーシップ。
複数コースのプレイが可能なメンバーシップはここ「サイアムカントリークラブ」だけでけなので実質的には超絶お得です。ウォーターサイドとローリングヒルズの2コースの個人メンバーは7万バーツで、月当たりだと6,000バーツ以下。
さらにプランテーションも加わった3コースメンバーは10万バーツ、法人2名、3名メンバーであればさらにお得。
「サイアムカントリークラブ」の最大の特徴は、それぞれ個性の違うクォリテイの高いオールドコース、プランテーション、ローリングヒルズ、ウォーターサイドの4コースが隣接していること!毎日プレイをしても飽きることがありません。
パタヤは日帰りもできますが、ゆっくり泊りがけでゴルフ三昧の休日はいかがでしょう?
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