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世界的に新型コロナウィルスの流行により、国をだけでなくタイでも県をまたいでの往来がしにくくなっている現況ですが、隔離を明けた方のご案内が増えていて、例年と変わらず繁忙期を迎えつつあるバンコクの不動産事情。年末に単身で来られて、4月に家族を呼ぶ予定という方へ、旦那さんがLINEでテレビ電話を繋ぎながら内見…なんていうスタイルが増えていますね。
そこで日本に居る奥様が気にされている多くがキッチンについて。国が変わればキッチンも変わる…ということで、今回はバンコクキッチン事情についてレクチャーします。
キッチンの好まれる形状も変わって来ていて、カウンターキッチンからアイランドキッチンに人気が変化していますね。シンクは残念ながら、特に新しいコンドミニアムなんかはとにかく小さい。因みに我が家のは2つ口、片方で水に付けたり洗剤で洗ったり、もう片方で洗い流すなど何かと便利。因みにタイの水道水は飲むのがNG。写真手前の蛇口が浄水器になっていて、炊飯や野菜を洗ったり、勿論飲料水としても使用、とても重宝しています。こちらはRO浄水器(工場の金属部品の洗浄などに使う純水にする浄水法)、レンタルにて3ヵ月に1回のメンテナンス(フィルター交換)込みで月900baht。
2007年以降の物件からガスコンロの設置がNGとなりました。強火で鍋が振れないというバンコク事情。初期設置費用が抑えられる電熱線のコンロを用意するオーナーさんが多く感じますね。ガスが使えるといってもプロパンガスとなります。一般的に10キロタンクで1ヶ月~1ヶ月半くらいもって、700baht~1,000baht程の金額設定。交換するごとに料金をお支払いします。因みに我が家では熱しにくくて冷めにくい…尚且つ温度調節が難しい電熱線コンロの上にホームセンターで買って来たIHヒーターを2台ドンとかましています。フライパンも電熱線用やIH用などに分かれていますので、購入される際は確認が必要となります。
都市ガスが通ってないので、バンコクは蛇口の近くに給湯器を設置してお湯にする。この給湯器はバスルームのみに設置されている場合が多く、キッチンで(例えば洗い物などで)お湯が使えるところはほとんどありませんので在処らず。
最近ではオーブンや食洗器なんて用意している物件もありますが、基本的にキッチンに備えられているのは、冷蔵庫と電子レンジとなります。一昔前は炊飯器やオースターなどを日本から持ってきたなんて話を聞きましたが、日系のリサイクルショップが進出してきているので、変圧器も含めこちらで購入して、退居時に売っていくのがコスパ的に良いかと思われます。あと美味しく淹れられる珈琲メーカーなんかも購入することが出来ます。
内見時に疑問に思ったこと、不安に思っていることなどは営業にぶつけてみて下さい。“りそうのおへや”…きっとみつかる。お部屋探しはディアライフまで…?
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