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サワディーカップ!! バンコクの不動産情報をお届けする“教えてディアライフ”、営業の“いとたく”です。
新型コロナウィルスの影響で、鎖国をしているタイ。当然日本から新規赴任の方や春休みに来タイ予定であったご家族の方が入国出来ないという事態が起こっています。基本的なお部屋をご予約する際のルールをまとめると…
1.予約金:(物件や予約期間で異なる場合がありますが)20,000 baht
2.デポジット(日本の敷金に相当):家賃2ヶ月分
*昨年5月に「デポジット1ヶ月分にしなさい」と条例が出されるも、触っていないオーナーさんが多いですね
3.(入居月)家賃:日割りになることがほとんどですが、タイは前家賃制となります
この3点セットを入居日までに準備・お支払いただくのですが…
「プレトリップをして、新居を決めて予約して…結局いつ入居出来るか分からない。」という対応に追われています。ここで決断を迫られるのが、キャンセルするか延期交渉するか。状況を鑑みて「(開国が予想されている)7月まで待つよ」というオーナーさんがいることはいるのですが、待ってくれないオーナーさんもいます「キャンセルして下さい」と。
日本の様に“仮予約”という制度が無く、お部屋を(予約金を入れて)ブロックするか否か。当然“予約をキャンセル”する場合、予約金は没収となるりますが、問題となっているのは、既に“デポジットと前家賃”をお支払されてしまっているお客様。
世間一般の解釈は“1.予約金 → 没収”、“2.デポジットおよび3.前家賃→返金”となりますよね。でもタイ人の感覚では“貰ったモノは返さない”ということで、“全て没収、返金不可”という回答が当たり前の様に返って来ます。こちらは裁判も含め、戦うことは戦っておりますが、“物件(オーナー)ポリシー”という事で、丸め込まれてしまうケースが殆どです。
「正直者が馬鹿を見る」と云いますか、これからタイで生活を始められる、またはお引越をご検討されている方は、“2.デポジット、3.前家賃”は入居日までお支払されない方が良いかも知れませんね。
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