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サワディーカップ。バンコクの不動産・賃貸物件情報をお届けするディアライフの“いとたく”です。
バンコクにてお部屋探しをされる際に、営業マンは物件選定をする参考として「新築・築浅の物件か、築年数が経っていてもしっかり管理されている物件か」を尋ねています。でもこの質問って、もう少し補足が必要なんですね。「お部屋が狭くても新しい物件」にするか「築年数が古くても広いお部屋」が良いか。
日本と同様にバンコクでも地価高騰の煽りを受けて間取りの方がどんどん狭くなっている傾向にあります。
1ベッドルームであれば、リビングが削られていて30平米を切るお部屋も出て来ています。その代わり天井を高く、リビングとベッドルームの壁をスライド式のパーテーションにして窮屈感は感じられない様になっています。当然バスタブは無いお部屋が殆どとなります。
冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの家電は最新のモノが設置されていて、特にエアコンは電気代が節約に繋がります。
築年数の経っている物件は、60平米を超えてくるお部屋が多く、バスタブが用意されているお部屋が殆ど。アパートに良く見られる傾向ですが、退去されると壁にペンキを塗ったりカーテン・ソファを大掃除したりと次の入居者のためにしっかりとリフォームされてきます。
「新築は不具合が起きやすいのでは!?」という質問を良く受けます。配線が繋がっておらずインターネットを施設する際に大々的な工事が必要となる。配管の問題にて浸水が起きるなど可能性は新築・築浅の方が高いと言わざる負えません。サービスアパートやアパートであれば、こちらのトラブルに対して迅速に対応いただけますが、コンドミニアムに関してはいちいちオーナーへ修繕の許可等を取る必要が有り、対応が遅れてしまうことは事実です。
最近の新築コンドミニアムは、お部屋が狭い分では無いと思いますが、ロビーやライブラリーなど共用部ファシリティーにお金を掛ける傾向にあります。お部屋は寝るだけ、日中はWifiが使えてエアコンが効いている共用部で過ごす。敷地内にサイクリングコースを備える物件も出て来てますので。
結論から云うと物件の築年数よりも管理状況(リフォーム済か否か)が重要。間取り図や写真では確認できない気付きなどが生まれますので、実際に足を運び目で見て頂くのが良いかと思われます。バンコク生活が浅い方、または任期が決まっているご家族の方々には、新築・築浅のコンドミニアムはお薦めしませんね。弊社の付帯で付いてくる住宅保険を使用するケースは8割がコンドミニアムとなりますから。でも綺麗でお洒落なお部屋が出てくると…住みたくなっちゃいますよね。
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