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今回は私が実際体験した病院での様子をお伝えします。
まず私の出産方法ですが、お腹の子どもに不安要素もあったため予定帝王切開となりました。
手術は前日の夕方から入院し、夕飯後から絶食。お水も禁止。
当日は朝からシャワーを浴びて、体を綺麗にしてからベット数8個くらいの陣痛室で手術の順番を待ちました。
その待ち時間の間には麻酔の方法を全身麻酔か、局所麻酔にするかの選択と手術同意書を記入しました。
そしていよいよ私の番になり、ベットから手術室は本当隣合わせなんですが、車イスで移動。
手術台へよじ上り、院内着も全て脱いで麻酔となります。
私は局所麻酔を選択したので、背中を丸めて硬膜外麻酔を打ちました。
手術室には言葉が分からない私を気遣ってか、旦那も一緒に入室する事を許可してもらえ、一緒に誕生の時を迎える事が出来ました。
出産後は綺麗にしてもらった赤ちゃんを私の顔の近くまで持ってきてくれて、触らせてもらう事ができました。
抱っこは流石に開腹手術をしてるので出来ませんでしたが。
手術自体は1時間も掛かったかな?位の程度。
その後は体を休めるために陣痛室の横にある回復室的な場所で30分位休んでから、病室へストレッチャーで運ばれます。
(このストレッチャーで運ばれる作業なんですが、日本では看護師さん達がやってくれる事ですがタイでは運ぶ専用のおじさんがいるんです。)
そして言葉の分からない私の為に、赤ちゃんは幸い無事産まれてきてくれたのですが、赤ちゃん用の治療室だと旦那も一緒に宿泊できるとの事で、病院さんのご好意で特別にお部屋を空けていただき個室の準備が出来るのを大部屋で半日ほど待ちました。
この大部屋には生まれたての赤ちゃんも一緒に運ばれてきて、そこで初乳をあげました。
そしてこれがタイスタイルの赤ちゃんの寝かせ方。
ベビーベット自体は日本と変わらないと思うんですが、このアミアミのカバーを掛けるんです。
たしか蚊除けの為と、このカバーをかけた方が赤ちゃんが安心するからとかの理由でした。
そしてこれは赤ちゃんの病院でお借りできるお洋服。
上着は背中が開いている、ビンボっちゃまスタイルで下は布オムツ。
朝になると、掃除のおばちゃまが良い匂いでパリっとアイロンのあてられた大量の布オムツやら布類を病室まで届けてくれます。
この布おむつ。
入院中はお尻は全くかぶれなかったし、赤ちゃんにとっても良さそうでした。
(看護師さん談ですが、私立の病院だと自分たちの収入に繋がるからやたらと粉ミルクやら紙おむつを使わせたがると言っていました。)
これが私がお世話になっていたお部屋。
トイレ、シャワーも完備でとても助かりました。
第49回 イーサン地方での出産体験(3)-入院生活の食事編- に続く
(文と写真 mii)
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第46回 国立病院の産婦人科の様子。
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