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2013年7月16日掲載 タイのチャイヤプームで波瀾万丈移住生活 mii
サワディ!
タイの東北地方チャイヤプームで新婚生活を送っているmiiです。
先日日本への里帰りから帰ってきて、もうすっかり通常モードで生活しております。
こっちに戻ってきてからは週三回、タイ料理の勉強を始めました。
もちろんこんな田舎に料理教室なんてものは存在しないので、会社の方から営業終了後に教えて貰っています。
習っているのは、レッドカレーやガパオを含めたベーシックなタイ料理と独特な素材を使ったイーサン地方の料理です。
こっちに嫁いだ当初はイーサン料理のクセのある味になかなか慣れなかったんですが、最近はすっかりその味覚の虜になりつつあります。
イーサン料理の特徴としては11回目のコラムにも掲載させていただいた、“バーラー”という日本で言う“しょっつる”のような調味料を使っている事、またイタリアンでもよく使われている“ディル”を使用する事が特徴みたいです。
タイ料理ではナンプラーをよく使う事は知られていますが、イーサン地方の調味料のバーラーはそれとは全く別物です。色は茶色く濁っており、匂いはアンチョビを濃厚にしやような匂いです。
そしてその2つを使い先日作ったイーサン料理がこちらです。
名前は“ケーン オン ガイ”。
スープの中には他に鶏肉、野菜類、赤唐辛子、レモングラス、コブみかんの葉、カーというショウガのようなものが入っていて、ハーブが沢山入っているので飲むと体がホカホカしてきます。
スープを口にした瞬間、ディルの香りが主張してくるんですがバーラーの匂いは他のハーブの効果で旨味だけが残っている感じで意外に気になりません。
またこのスープに入っているカーというショウガのような材料も日本で手に入らないと思うので、日本で食べる事はできないと思います。
イーサン地方に来て、このメニューを見る機会があったら是非頼んでみて下さい。
イーサン地方の特徴を詰め込んだスープ、美味しいですよ〜!
(記事・写真 mii)
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