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タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は7歳の長男と愛車CB1100であります。
それでは今回のバイク旅・ラーチャブリー県内をダイジェストで流していきます!
ラーチャブリーは、寺院や市場だけでなく、手付かずの自然が広がる景勝地や、歴史を感じる遺跡など、多彩な魅力に満ちていると言われます。市街は観光客で溢れていますが、郊外に行けば外国人は見ないような手つかずのタイ・ローカルが広がっていました。
ラーチャブリーで最も有名な観光スポットといえば、間違いなくダムヌン・サドゥアック水上マーケットでしょう。色鮮やかな商品で埋め尽くされたボートが行き交う光景は、まさに「タイらしさ」の象徴。フルーツやスイーツ、タイならではの雑貨を楽しみながら、相棒も活気ある雰囲気に心躍っておりました。
うえの写真は寺院ではないんですが、ラーチャブリーを巡っていて特に感じたのは、寺院のエンタメ性のことです。タイの寺院は非常にユニークな造り、オブジェ、その他さまざまな内容のものがあるので、これだけ巡っていても意外と新鮮さはあるものです。
ラーチャブリーの道路はまず良好でしたね。タイの人たちは日差しが強いと暑いし、日焼けするのを嫌うために曇りを「いい天気」と表現しますが、私たちバイク乗りにとっては暑くても、日焼けしてもピーカンが最高の走り日和なのであります。
その光景はたしかに、西洋を彷彿とさせるものでした。タイ西部の山々に囲まれたスワン・プンは、その美しさから「シャムのヨーロッパ」と称されています。私たちが訪れたのは夕方。沈みゆく太陽が山々をオレンジに染め、そんな夕焼けを眺めながらのワインと西洋料理は格別の一言。ここスワン・プンはバンコクからの週末ツーリング(180㎞、3時間)にもいいな、と思いました。
ということで、今回もうれし、たのし、おもしろしのバイク旅でありました。写真はホテルの光景ですが、こちらのホテル、とにかく蝉の鳴き声が半端なかったですね。私の母方の実家がそれなりの田舎で、蝉の鳴き声などは慣れたもんだと思ってましたが、いままで聞いたことがないようなボリュームで良かったです。「この虫の音をノイズとして騒音と感じるのか。それとも癒しとして心地よく感じるのか」そんな話もするバイク男二人旅。一県まわるごとに残りの県数が減っていくのが次第に寂しくもありますが、だからこそ一県一県を大事に踏みしめながらこれからも安全運転で回って参ります!
※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告
■今回訪れたところ(1泊2日)
・ダムヌン・サドゥアック水上マーケット
・ヒンカオグー公園
・ワットノーンホーイ公園
・ワット パー プッターラーム
・ザ・シーナリー ビンテージ ファーム
・バーンプーチャリィアンロム(宿)
・Nong Pla Duk Junction
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◆今回訪れた県: ラーチャブリー
◆残りの県数: 22県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離: 237km
◆今までの累計距離: 45,741km
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