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バイク男二人旅~50県目は!タイ77県で最も小さい県☆サムットソンクラーム編

2024年12月24日 配信

バイク男二人旅~50県目は!タイ77県で最も小さい県☆サムットソンクラーム編

タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は7歳の長男と愛車CB1100であります。



 今回のタイ全国一周・第50県目はタイ77県で最も小さい県☆サムットソンクラーム県!に行って参りました。今回はマレーシア周遊のためにCBをプーケットに置いていたので、プーケットから北に770km、片道11時間で訪れました。

 

サムットソンクラーム県内周遊

それでは今回のバイク旅・サムットソンクラーム県内をダイジェストで流していきます!

金色に赤の装飾が美しい

タイ湾に面した小さな県、サムットソンクラーム。今回はプーケットから北上すること11時間の場所に広がるこの地は、国内で最も小さい県ながら、その豊かな自然と穏やかな暮らしぶりが魅力です。とにかく小さいので回るのがとにかく楽です。

フランスのゴシック建築様式が青空に映える

なお、このサムットソンクラームは、首都バンコクからは約1時間半で来れるのと、水上マーケットや折り畳み鉄道市場、塩田カフェなど、その豊富な観光資源があることから、私も個人的にこれまで何度も訪れたことがあります。

こっちの方が絵になるなあ

 この県にはメークローン川から派生した300以上の運河が張り巡らされており、バイクで走るたびに小さな橋や水辺の景色が現れます。ふと橋の上で立ち止まり、川辺のボートクルーズを眺めるひととき。こうした何気ない瞬間が旅を特別なものにしてくれます。道は良し、人も良い。

メークロン駅

 午後には、線路の上に開かれる市場、メークローン市場を訪れました。電車が通る直前に露店を畳み、列車が過ぎた後に元に戻る――その瞬間のスリルは息子も大興奮。「どうしてみんな、こんなところで売るの?」という相棒の素朴な疑問に、地元の文化や歴史を少しだけ語る場面もありました。このバイク旅は社会見学、修学旅行でもあります。

色はアレだけど海!

 さて今回相棒がサングラスをしているのは走行中、目に異物が入って痛い目を見たから。走行中はシールドを使用するよう都度注意するも、不意にシールドを開ける時はあるものです。しかし、そうやって子どもは勉強していくのでしょう。

この写真けっこう好きかも

 そしていよいよ有名なアンパワー水上マーケットに到着。軒を連ねる小さな店々では、地元の人々が作るタイ料理やお菓子が並んでいます。息子は目を輝かせながら「何か食べたい!」とリクエスト。選んだのは炭火で焼いたバナナのデザート。甘さと香ばしさが絶妙で、二人でシェアして食べました。

背も伸びて板にもついてきたか

 そして夕食を終えた後は、ホタル鑑賞ツアーに参加しました。静かな運河の上をボートで進むと、周囲の木々にホタルが瞬く非日常的な景観。ホタルを初めて見る息子が興奮していたのが印象的で、これまた忘れられない思い出となりました。

 

まとめ

ということで、今回もなにかと社会勉強、体験ができたバイク旅でありました。ところでサムットソンクラームといえば塩田が有名で、県内の塩田カフェでは相棒と一緒に塩作り体験に触れました。広がる塩田の美しい景色を眺めながら、海水から少しずつ結晶化していく塩の不思議に触れ、親子で感動のひととき。最後には実際に作られた塩を手に取り、その自然の恵みに感謝しました。

 サムットソンクラームの旅は、自然と地元の暮らし、そして家族の絆が織りなす物語のようでした。7歳の相棒にとっては、地図の上の知らない場所がリアルな冒険の舞台に変わった瞬間。そして、父親である私にとっては、息子と一緒にゆっくりと過ごせる特別な時間となりました。
 バンコクから日帰りでも訪れられるこのサムットソンクラーム、ぜひバイクで自由気ままに巡る旅をしてみてください。小さい県ながらも家族の新しい思い出がきっと生まれるはずです!

 

過去のバイク旅を動画で紹介「ウドーンターニー編」

 

※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告

 

■今回訪れたところ(1泊2日)
・ワット チュラーマニー
・ドーンホーイロート
・ソルト レイク デ・メークローン
・ワット バーンクン
・Nativity of Our Lady Cathedral
・ワット プラドゥー
・Gong Meng Chan Ba Mee Kiao
・アンパワー水上マーケット

◆今回訪れた県:  サムットソンクラーム
◆残りの県数:  23県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離:  848km
◆今までの累計距離:  45,504km

カリベトシオ(カーリー)
常識なんてクソ喰らえ!曲がったことは大きらい!議論は無用御免、男は黙って背中で語る!プーケット在住のNPO法人日本PR理事長、個人投資家、KARIBE (THAILAND) CO.,LTD.顧問、タイ龍馬会 会長。プーケット補習校 校長。著書に『変人ポーの人間力』『変人ポーの平和論』(幻冬舎)。おもしろくいきましょう、おもしろく。
https://www.youtube.com/@curly-uni

 

 

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