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タイ全国一周、と言っても一気に回るのではなく、1ヶ月に1県を余すところなく回るという企画で、相棒は6歳の長男と愛車CB1100であります。
今月五回目のタイ全国一周・第32県目は、かつてハリプンチャイ王国の都☆ランプーン県!に行って参りました。ランプーンまでは今回メーホンソーンから行きましたが、バンコクから北に660kmのロケーションで帰路10時間で走って参りました。
それでは今回のバイク旅・ランプーン県内をダイジェストで流していきます!
まずいの一番で訪れたのはワット プラタート ハリプンチャイ。1108年に建立されたランプーンを代表する寺院です。で、旅の安全祈願をするのはもはやこのバイク旅の定番であります。
ランプーンは小さい県であるうえに見どころが北部に集中しているので比較的回りやすかったです。道路も整備されていて終始快適に走れました。
ここのバミー(タイラーメン)が美味しくて3時間後には再び訪れることになりました。私が数時間以内に同じ店で食べることは滅多になく、これまででは磯子の壱六家、トンローのSHOYU STAND、ナコーンパトムの新道ラーメン…これで4店舗目か。
ところでランプーンと言えばラムヤイ(竜眼)の産地だそうで、なんでもラムヤイが入ったクワイティアオ屋さんが有名とのことでそこも訪れました。ラムヤイも好きで麺好きでもあるので。なかなか絶妙な味わいでした!
こうしてタイでバイクを運転していると「危なくないんですか?」と聞かれることがあるのですが、写真でランプーンを回っている間に今回はその点について私見を述べたいと思います。
まずタイの交通事故死亡率が世界的にもトップレベルで悪いのには二つ原因があると思っていて、それが「スピードの出し過ぎ」「車間距離を空けない」です。これをやっていれば事故ることは必然です。前の車が何かでブレーキを踏んだらプロでも回避できません。
であるのなら当然「スピードの出し過ぎ」「車間距離を空けない」車両には近づかないことです。ちなみに他にも、自分が近づかない車両は今ふと考えただけでも以下のものがあります。
・トラック等の大型車両(死角を避ける)
・積み荷車両の後ろ(もし積み荷が飛んできたら…)
・タクシーの左側(乗客がいたら急に止まる)
・ふらふらしている車両(寝不足なのか薬なのか)
他にもあるかも知れませんが、いずれにしても断トツで「スピードの出し過ぎ」「車間距離を空けない」、こうした車両にだけでも近づかないことで大分そのリスクは減ると考えています。勿論、自分がそれをしないことは言うまでもありません。
それでも、もらい事故というのはあります。実際に私もこれまでタイでは三回ほど事故していますが、全部もらい事故です。三回とも先方の保険で全額弁償してもらっています。もちろん「スピードの出し過ぎ」「車間距離を空けない」車両に近づかないようにしても、回避不可能なもらい事故は起こり得るものですが、そこまで行くとどこでも同じですよね。なんなら、家で大人しくしていても殺人強盗に遭うことも起こり得るということです。
なのでまとめると「スピードの出し過ぎ」「車間距離を空けない」の車両には近づかない。ここさえ押さえておけば、タイで運転することが特別危険ではないと考えています。少なくとも見ず知らずのタイ人に自分の命を預けるよりかは。
ということであっと言う間のランプーンでしたが、今回はスケジュールの関係上、メーホンソーンから訪れてみました。で、ランプーンを夜中出発でバンコクに朝到着、同日夜にはプーケットに向かうと言う…。もっともプーケットまでは車だったんですが、それで痛感したのはやっぱり車の10時間運転はバイクの10時間運転と違って超絶眠くなること。三回くらい仮眠しながらいったので結局15時間くらいかかりました。それに、何よりも風を感じられないのがつまらない。ということで私は全身で風を感じられるバイク旅の方が好きだと改めて実感した一日でありました。
※オレンジ=バンコク
※青色=今回訪れた県
※緑色=今までに訪れた県
※白色=まだ訪れてない県
※赤色=日本国外務省より渡航中止勧告
■今回訪れたところ(2泊3日)
・タイターニー ロフト & ライフ(宿)
・ワット プラタート ハリプンチャイ
・Ko Hang Noodle Wonton
・チャーマテーウィ女王碑
・ワット チャーマテーウィー
・噫忠烈戦歿勇士の慰霊塔
・ワット プラチャオ トンルアン
・Longan Noodles Restaurant
・ターチョムプー橋
・ドーイ クンターン国立公園
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◆今回訪れた県: ランプーン
◆残りの県数: 41県(深南部3県は除く)
◆今回の走行距離: 873km(Lamphun-Bangkok)
◆今までの累計距離: 34,158km
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