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バンコクから東へ約250キロに位置するサケーオ県アランヤプラテート郡にあるロンクルア市場。カンボジア国境が目の前に広がる巨大市場を訪れました。 また、タイから陸路でカンボジアのアンコール・ワットへ向かう方法もリポートします。
この日は友人の自動車でロンクルア市場へ向かいましたが、公共交通機関を利用する場合はバンコクを初め、タイ各地からロットゥーと呼ばれる乗合バンが出ています。バンコクのモーチットバスターミナルから長距離バスを利用する場合はまずアランヤプラテートへ行き、そこからトゥクトゥクなどでロンクルア市場へ向かいます、非常に時間がかかるのであまりオススメはしません(安全という意味では長距離バスのほうが良いかも)。その他カンボジア側にあるカジノへ向かう無料バス(または格安バス)などもあるようです。
ロンクルア市場のロットゥー(乗り合いバン)の看板
市場内外のあちこちからロットゥーが出ています。
ロンクルア市場はとにかく広い!隅々まで見て回りたいという人のために、市場内のあちこちにレンタルバイク屋があります。1時間のレンタル料が100バーツ、一日の場合は150バーツと格安ですが、安全にはくれぐれも注意を。万が一の事故のために、しっかり日本から国際免許証を持参しましょう。免許証がない場合は、もしもの事故の際に保険が支払われない可能性も・・・。複数人で散策の場合はカート(日本のゴルフカート)をレンタルするのも便利です(価格不明)。
レンタルバイクとレンタルカート
あちこちにセブンイレブンがあるので、猛暑の中の散策で疲れたら、エアコンの聞いたセブンイレブンで冷たいドリンクを購入。
銀行も点在していてATMも沢山あるので、買い物をしすぎても安心です。
古着や中古バッグなどのお店もあちこちに。掘り出し物を求めて、日本からロンクルア市場へ買い出しに行くという人もいるそうです。ビンテージと思いきや偽物も多いので注意を。布団も中古?
ロンクルア名物のコピー製品店もあちこちに。ブランドバッグからサングラス、靴、バックパックなど偽物だらけ。安いからといって買ってはいけません!!
軍用品店も点在
日用品から台所用品、自転車までなんでも揃ってます。中には日本の郵便局の赤い中古自転車も売られています。
もちろん食事も楽しめます。カンボジア名物フランスパンも。元フランス領の名残ですね。
とっても広いロンクルア市場。
市場内にはカンボジア人の子どもたちの姿も。制服を来ている子どもたちは、ロンクルア市場で暮らし、毎日国境を超えてカンボジアの学校に通っています。
市場は夕方6時には終了。バンコクへ戻るバスはまだありますが、宿泊して体を休め、もう一日掘り出し物探しというのも悪く無いですね。市場周辺には一泊100バーツほどのゲストハウスから、WIFIも利用可の綺麗なホテルもあるので安心です。国境のタイ側イミグレーションの目の前には「アット ボーダー ホテル (@ Border Hotel)」という新しい綺麗なホテルもあります。ここは一泊680バーツからで、WIFIも利用可で清潔。とっても快適です。
アット ボーダー ホテルはホテル予約サイトのagodaでも予約が可能ですので、はじめから宿泊予定の方は事前に予約を!予約のタイミングによってはウォークインでの宿泊より安くなります。
アット ボーダー ホテル (@ Border Hotel)
http://www.agoda.jp/asia/thailand/sa_kaeo/border_hotel.html
ロンクルア市場まで行くのであれば、せっかくなのでカンボジアの世界遺産アンコールワットまで足を伸ばしましょう。カンボジア側国境のポイペトからタクシーでわずか2時間です。
タイ側のイミグレーションを越えると、カジノホテルが林立。週末になるとタイ人ギャンブラーで溢れかえります。ホテルに宿泊も可能です。
タイを出国して道なりに歩いて行くと、右手にカンボジアのVISA取得オフィスがあります。ビザ取得の書類に記入して、1000バーツ(または20USドル+100バーツ)と証明写真一枚とパスポート渡すと、数分でカンボジアのビザが取得出来ます。カンボジア側イミグレーションへ進み、カンボジアに入国です!
カンボジアに入国すると、首に札を下げたツーリスト案内人がアンコール・ワットのあるシェムリアップという街までの行き方を教えてくれます。彼ら曰く「ここにはバスやタクシーは無いので、無料シャトルバスに乗ってバスターミナルに行かなければなりません」と親切に教えてくれるのですが・・・。
カンボジア側国境の街ポイペトからシェムリアップまでのタクシー料金を事前に調べた所、1200バーツ(一人でなく何人でも乗車可)という情報がありました。しかし、案内人に従って無料シャトルバスに乗ってバスターミナルまで行ってしまうと、タクシーの言い値は倍になります(笑) バスターミナルのチケット売り場にはシェムリアップまでのタクシー代は48USドルと書かれていますね。ちなみにシェムリアップからポイペトに戻る際に、シェムリアップの宿泊ホテルでタクシーを手配してもらったところ、30USドルでした。
タクシーとの約束で、シェムリアップのホテルまで連れて行ってもらうという事だったのですが、シェムリアップの街についた後、トゥクトゥクに乗り換えさせられました(無料)。「約束が違う」といっても問答無用です(笑)
これはホテルに到着するまでの間に一緒にトゥクトゥクに乗り込んできた観光ガイドさんがアンコール・ワット観光の営業をするためのもので、流暢な日本語で「トゥクトゥクをチャーターして観光しましょう」と誘ってきます。アンコール・ワット観光小回りコースで20USドル、大回りコースで30USドルだそうで、「いま決めてほしい。」と猛プッシュです。ところがこのトゥクトゥクチャーター料金はやや料金が高めのようで、実際に宿泊ホテルで手配をしてもらったら小回りコースで12USドル、大回りコースで13USドルでした(笑)
おしまい。
[2013年4月28日掲載]
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