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タイで自動車を運転する人やパスポート以外の身分証明書が欲しい方はタイの運転免許証を取得しましょう!
今回は国際運転免許証や日本の運転免許証をタイの運転免許証に切り替える方法をレポートします。
パスポートとそのコピー
パスポートの写真のページ、最新の入国のスタンプ、出入国カードのコピーが必要です。
国際運転免許証とそのコピー
国際免許証の全ページのコピーが必要です。
日本の免許証のみで国際免許証を取得していない場合は、在タイ日本大使館にて日本の免許証の英文翻訳証明書を取得します。
在留証明またはワークパーミットとそのコピー
お仕事をされている方はワークパーミットとそのコピーが必要です。
それ以外の方は在タイ日本大使館で発給される在留証明書を提出します。
700バーツで当日発給されます。
在留届出済証明
健康診断書
病院や街のクリニックで取得できます。
タイ人向けのローカルなクリニックですと30バーツくらいから取得可能です。
※日本大使館で配布しているタイの運転免許証の取り方を記したものには写真が二枚必要と書いてありますが、現在は現地で撮影をするため写真の用意は不要です。
同様に「現に有効なノンイミグラント・ビザ(Non-Immigrant Visa)の頁」とありますが不要の様です。
バンコクには5箇所の陸運局があり、どの陸運局でも申請が可能です。
陸運局本部
住所 Department of Land Transport 1032 Phahonyothin Rd. Ladyao Chatuchak ,Bangkok
電話 02-272-5322
第1陸運局事務所
住所 9/99 Bang khuntien-chaitaalee Rd. Tha kharm Bang khuntien ,Bangkok
電話 02-415-7337
第2陸運局事務所
住所 51/5 Suanphak Rd. Talingchan ,Bangkok
電話 02-882-1620
第3陸運局事務所
住所 Soi99-101. Sukhumvit Rd. opposite of Sukhumvit 62/1 ,Bangkok
電話 02-332-9694
第4陸運局事務所
住所 34/6 Ruamphatana Rd. Lamtoiting. Nongjok ,Bangkok
電話02-543-5500
今回は日本人の多く居住するスクンビット通りの第3陸運局事務所での免許取得の様子をリポートします。
スクンビット・ソイ99とソイ101の間にある第3陸運局事務所へは2010年1月現在BTSの新駅は既に完成していますが、まだ開通していないため、お持ちの自動車かタクシーかバスなどで行くことになります。
スクンビット・ソイ99を超えると写真の様な門がありますのでそこを左折です。
門をくぐって徒歩なら五分程で左手に第3陸運局事務所の建物が見えてきます。
正面入口より中に入ってください。
ソイの入り口にはバイクタクシーがいますので、バス出来た方はそれに乗って1分ほどでしょうか。
入口を入ると真正面に受付があります。
「INFORMATION Driving Licence」と英語での表記もありますので直ぐに分かるはずです。
タイ語が分からなくて、英語が通じます。
簡単な英語がわかれば問題ありません。
ここで用意したもの全てを提出し、渡される紙にサインをします。
書類やコピー全てにもサインをするので予めサインをしておくと時間がかかりません。
足りない物はここで指摘され、コピーが足りない場合は向かって右手奥の扉の向こうにコピーサービスがあります。
なお、免許証取得費の支払いはここではしません。
提出物に問題なければ、向って左手の窓口で名前を呼ばれるのを待ちます。
名前を呼ばれ窓口に行くと、検査についての説明が書いてある英文(またはタイ語文)の冊子を渡され、これを理解するように言われます。
冊子を読まなくても、今から記載する検査内容を理解すれば大丈夫です。
冊子を返したら向かって左手奥の部屋で検査をするように指示されますので、そちらへ向かいます。
[色盲検査]
まずは色盲の検査です。
3メートルほど離れた場所から指示された色を回答する検査です。
英語での回答も可能です。
[視界検査]
次は視界の検査です。
検査台の窪みに鼻を当てて、正面を見ます。
左と右にランプが点灯するようになっていますので、正面を見たまま点灯したランプの色を回答します。
英語での回答も可能です。
[反射神経検査]
次は反射神経の検査です。
アクセルを踏むと5メートルほど離れた正面に緑のランプが点灯します。
緑のランプが赤に変わったときにブレーキを踏めれば合格です。
[深視力検査]
最後は深視力の検査です。
5メートルほど離れたボックスの窓の中に棒が二本立っています。
左側の棒が後ろのほうにあるので、手元の緑のボタンを押してもう一本と同じ位置まで前方に移動させます。
二本が同じ位置(深さ)まで来たら手を上げて合図をします。
同様に前方にある棒を赤いボタンで後退させ、二本が同じ位置(深さ)まで来たら手を上げて合図をします。
全ての検査に合格をしたら、先程名前を呼ばれて冊子を渡された窓口へ行き、番号札をもらいます。
入り口から向かって右側に電光掲示板がありますので、自分の番号になったら指定されたテーブルへ向かいます。
そこで写真を撮り、モニターに映し出された免許証内容に間違いが無いか確認し、問題なければその場で数分で免許証を作成して貰えます。
免許証取得費用の205バーツもこの場で支払いをします。
以上のように国際運転免許証や日本の運転免許証を持っていればタイの運転免許証取得は非常に簡単です。
月曜日の午後12時過ぎに陸運局に到着して、ほんの一時間ほどで全てが終了しました。
今回発行された免許証は期限が1年のものですが、次の更新では5年の有効期限のものが発行されます。
みなさんも試してみてはいかがですか?
(2010年2月2日 YURIKO)
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