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タイで事業を始めたい場合や頻繁にタイを訪れる場合に是非作っておきたい銀行口座。かつては銀行を訪れればパスポートだけで口座を開設できたこともありましたが、今ではタイの労働許可証等がない場合は簡単には作れない流れにはなってきています。
しかしバンコク・シーロム通りのバンコク銀行本店であればそんな心配は無用。観光ビザやノービザであっても、簡単に口座を開設することが出来るのです。なお、バンコク銀行本店の行員さんによると、バンコク銀行の場合は観光ビザやノービザで口座を開設できるのは本店のみ。その他の支店でも可能性がゼロというわけではないですが、本店では確実とのこと。なお他行については不明です。(2017年3月現在の情報)
バンコク銀行本店での口座開設に必要なのはパスポートと日本の運転免許証です。まずはウィッタユ通り(ワイヤレス通り)にある在タイ日本国大使館で「自動車運転免許証抜粋証明」を取得します。パスポートと運転免許証をもって日本大使館へ。パスポートと免許証のコピーも忘れずに。(大使館の近くにコピーが出来るお店があります)
大使館で「自動車運転免許証の証明書が欲しい」と伝えれば必要な書類を渡してもらえます。それに記入して待つことおよそ30分。590 バーツを支払って証明書を受け取ります。
シーロム通りにあるバンコク銀行本店には日本人対応デスクがありますので、日本語で説明を聞きながら口座開設ができます。不慣れでも全く問題ありません!パスポートと自動車運転免許証抜粋証明を持ってバンコク銀行本店へ。
まずは書類に記入。名前やタイの住所(ホテルもOK)、日本の住所や職業、月収などを記入します。
わかりにくい部分も係員さんが丁寧に日本語で説明してくれます。1日の最高引き出し可能金額の設定は、観光ビザ・ノービザの場合は5万バーツまで。インターネットバンキング利用は観光ビザ・ノービザの場合は不可ですが、ビジネスビザがあれば利用可能です(ワークパーミット提示不要)。
次にATMで出入金するためのキャッシュカードを選びます。
カードは3種類で全てにVisaデビットカードが付いているので、口座にお金が入っていればタイでも日本でもVisaカードが利用できるところであれば買い物が可能です。3種類とはノーマルなカード、ラビットカード機能付きカード、保険とラビットカード機能付きカード。ラビットカードというのはSuicaのような電子マネーで、BTS(スカイトレイン)の乗車での利用や、マクドナルドなど買い物に利用できるところもあります。カードの発行手数料は200バーツから500バーツ。おすすめはラビットカード機能付きのカードです。
あとは、その場でキャッシュカードの暗証番号を設定して、カード発行手数料を支払って、通帳とカードを受け取って終了。わずか30分ほどでバンコク銀行の口座が開設できます!
おしまい
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