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バンコクの北朝鮮レストランから店員の北朝鮮人女性が消えたのが、2019年8月のこと。国連安全保障理事会の北朝鮮制裁決議が、加盟国に北朝鮮人の出稼ぎ労働者の年内送還を求めた事が原因でした。アソークにあったその店は店員がタイ人女性に変わり、今はその場所に店舗はありません。(参照 本当に北朝鮮人ウェイトレスが消えていた!バンコクの北朝鮮レストラン)
あれから3年。新型コロナウイルスも収束に向かい、ラオス入国とタイへの帰国が容易になったことで首都ビエンチャンへ向かいました。そして北朝鮮レストランへ。
北朝鮮レストランがあるのは、ビエンチャンのNongbone通り。洒落たレストランや洒落ていないレストランが点在する通りですが、中でも洒落ていない分類に入るであろう「平壌レストラン」です。
店前の大看板には「平壌レストラン」とありましたが、正面に掲げられた看板には「Sindat BBQ レストラン」とあります。店名変わってた?そんなことが気になりながら、店内へ。
北朝鮮レストランを訪れたのが、まだ明るい夕方6時ごろ。お客さんは誰もおらず、一人で貸し切り状態(笑)。また北朝鮮人女性も店員として働いており、期待していた北朝鮮レストランの姿がここにはありました。少なくとも5人の北朝鮮人女性スタッフを確認できましたよ。
まず運ばれてきたのは、ピーナッツとお水。そしてメニューを見てオーダーをするのですが、ここで注意点が1つあります。メニューに書かれたラオスキープでの価格は参考程度で、実際にはその横に書かれたドルでの価格が大事。ラオスキープ払いの場合は、その日のドルのレートで支払うことになります。日々価値が下がるラオスキープの暴落対策ですね。
ちなみに店内での写真撮影ですが、メニューと店員さんを近くで撮るのは不可。ショーケースに並ぶ北朝鮮商品らしき物の写真も不可。一方、運ばれてきた料理と店内の様子を撮るのはOKだそうです。
店には2階席もあり、1階奥の大きなモニターがある場所はショーのエリアでしょうか。しかし店員さんによると、残念ながら今は北朝鮮人女性によるショーは行なっていないのだと言います。(「今の時間はショーがない」と意味の可能性もあります。)
運ばれてきた冷麺は100グラムで4ドル。200グラムになると6ドルになります。
運ばれてきた冷麺は、北朝鮮人女性スタッフがカラシやお酢を入れて味を調整してくれます。ハサミで麺をチョキチョキというのはありません。
北朝鮮人女性店員さんの顔写真は駄目でも、手の写真はOKでした。
キムチを食べたい場合は、別途オーダーが必要です。基本は4ドルですが。「半分だけ欲しい」と言ったら、対応してくれました。
朝鮮海苔巻きキンパブは、下の写真の量で4ドル。
なお、この日の支払いは、160,000ラオスキープ。タイバーツにすると約320バーツ。日本円だと1,200円でした。
Sindat BBQ Restaurant
[営業時間]
レストラン 12:00 ~ 22:30
カフェ 10:30 ~ 17:00
[住所]
Nongbone Road, Vientiane,ラオス
[電話]
021263118
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