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バンコクのチャオプラヤ川の西岸にあるパーシーチャルーン区。バンコクヤイ運河にはクローンバーンルアン水上マーケット(ตลาดน้ำคลองบางหลวง)があると聞いて、平日に訪れてみました。
まず訪れたのは、アユタヤ王朝時代に建立されたと言われるワット・カムペーンバンチャク(วัดกำแพงบางจาก)という古い寺院。ここに車を停めて周辺を散策することになりました。
せっかくこの場所を訪れたので、本堂でお参りです。
美しい黄金の仏像と壁画。壁画は修復が進んでいるようですが、色あせた部分も多く残っていて、歴史が感じられますね。
川沿いの東屋ではおじさんたちが寛いでいました。
ワットカムペーンバンチャク
วัดกำแพงบางจาก
寺院のすぐ横は、クローンバーンルアン水上マーケットです。基本的にお店が開くのは土日だそうで、平日のこの日は殆ど人はいない状態。それでもカフェやレストランはオープンしています。
これは自動販売機。売られているのは魚の餌で、10バーツでバケツ一杯の餌を購入し、河の魚に与えます。
魚に餌を与えることは「タンブン(ทำบุญ)」と言い、徳を積むことになるんですね。タンブンには他にも、魚や亀を河に逃したり、籠の鳥を解放したり、恵まれない人に施しを与えたり、寺院に寄付をしたりと色々あります。
ここでは河を眺めながら、タイ紅茶を飲んで一休み。
古民家が並ぶクローンバーンルアン水上マーケット。サムットソンクラーム県のマンパワ水上マーケットに感じが似ています。近場で済ませたいなら、バンコク都内でアクセスも比較的容易な、ここがお勧めかも知れませんね。
宿泊する場所もありますが、現在は閉鎖中でした。(オープンしているところも、きっとあるのでしょう)
また平日で開いていないお店も、中を覗いていたら開けてくれました。かわいいホーロー(琺瑯)のマグカップは120バーツ。
“名物”の人形劇はお休みでした。土日には開くのかな?
人々が暮らす、昔のままの街並みも趣があって、心休まる気持ちになれます。
ここも本格的に外国人観光客がタイを訪れるようになれば、多くの人が集まる場所。静かなクローンバーンルアン水上マーケットを満喫したいなら、いまがチャンスかも?
クローンバーンルアン水上マーケット
ตลาดน้ำคลองบางหลวง
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