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タイでは新型コロナウイルスの新規陽性者が減少傾向ということで、2021年10月に入り規制緩和が進み、多くの人が街に出るようになりました。それでも毎日1万人前後の陽性者が確認されているので、規制は緩んでも外出するのは不安という人も少なくないようです。
そんな中で訪れたのが、パンデミック前は多くの外国人観光客が押し寄せていたバンコク北部の週末市場「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」。2021年10月10日(日)の様子をご紹介します。
地下鉄MRTカムペーンペット駅を下車し、外に出るとそこは「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」です。
入り口で検温して、手の消毒をして、中へ。
この日「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」に到着したのは、午後1時前。雨季ながら雨にも降られず、買い物日和と言っても良いでしょう。それでも人出はまばらです。
店舗が並ぶ屋根付きのエリア。ここはお洒落な洋服が並ぶ人気の通りですが、店舗は半分近くが閉まっています。シャッターが閉まっていても中に商品が置いてある店も少なくなく、これからオープンなのでしょうか?
古着のエリアは、閉まっている店こそ少ないですが、人出も少ないですね。一方、カムペーンペット2通りを挟んで「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」の反対側にある「Bangsue Junction」というビルの4階の古着エリアは、それなりの人出でした。エアコンが効いていて涼しく買い物ができるので、そちらに流れているのでしょうか?
マーケット内の大通りから奥まった場所にある、民芸品や衣料品などが販売されているエリアは、ほぼ閉店。シャッター街になっています。
そんな中でも頑張って営業を続けているお店も。
飲食のエリア。写真ではそこそこ賑わっているように見えますが、奥のテーブル席は空きが多数でした。ちょうどお昼時なんですけどね。なお現在バンコクでは、屋外の場合は座席の75%までを使うことが出来ます。
ちなみに「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」が最も賑わうのは、夕方ごろになります。
「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット」でも美味しそうなものがたくさんあるのですが、この日のランチは農業協同組合(オートーコー/องค์การตลาดเพื่อเกษตรกร)が経営する「オートーコー・マーケット」と決めていました。
2つの市場は、カムペーンペット通りを挟んで隣り合っている形になっていて、歩いて10分ほどの距離です。
「オートーコー・マーケット」は、タイ各地から選りすぐりの生産物を提供するためにできた市場で、傷一つないような美しいフルーツや野菜、肉、シーフードなどの食材が並んでいます。
今回の目的地は、屋台が並ぶフードコートのエリア。感染対策のためテーブルの数自体が減らされていて、人出はだいぶ少ないようです。
この日のランチはこちらでした。「オートーコー・マーケット」での食事は、他の屋台や食堂などに比べてちょっとだけ高めで、合わせて100バーツでした。
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「チャトゥチャック・ウィークエンドマーケット 」も「オートーコー・マーケット」も、しっかりと感染対策が取られているようです。今なら人出が少ないからこそ、安心して、ゆっくりと買い物が出来そうですね。
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