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タイ東北部ウドンタニ県を旅行することがあれば、必ず訪れたいのが「タレーブアデーン(ทะเลบัวแดง)」と呼ばれる湖。日本語にすると「紅い睡蓮の湖」。紅い睡蓮が湖いっぱいに広がる、幻想的な風景がそこにはあるのです。
「タレーブアデーン」で睡蓮が咲くのは、毎年12月から2月上旬にかけての早朝のみ。中でもベストなのが1月中とのこと。この時期の早朝は大分涼しくなるので、上着を用意したほうが良いでしょう。
この日は、まだ薄暗い朝6時過ぎにウドンタニ中心部を出発しました。3輪タクシー・トゥクトゥクの運転手さんに「タレーブアデーン」に向かうことを伝えて、往復700バーツで合意。
トゥクトゥクはダイレクトに風に当たるので、薄手の上着だと寒い、寒い(苦笑)。なんとか耐えながら、約40キロの距離を約1時間ほどかけて、「タレーブアデーン」の船着き場に到着です。
1人150バーツのチケットを購入し、貸し切りの船で「タレーブアデーン」へ。船を数分進ませると、赤い睡蓮が広がるエリアに到着。船頭さんはそこから約1時間ほどかけ、ゆっくりと「タレーブアデーン」を巡ってくれました。
どこまでも広がる赤い睡蓮。日本の満開の桜に勝るとも劣らない、素晴らしい風景。寒さに耐えて遥々やって来た甲斐があったというものです。
船頭さんはただ船を漕ぐだけでなく、案内役も兼ねています。船頭さんが「そこにあるよ」と教えてくれたのは、赤い睡蓮の中にポツリと咲く1輪の白い睡蓮。赤い睡蓮の「ブアデーン(บัวแดง)」に対して、白い睡蓮は「ブアカーオ(บัวขาว)」と呼びます。
「タレーブアデーン」は野鳥も多く、この大きく美しい鳥はサギでしょうか。
鳥を見つける度に教えてくれる船頭さん。「次は水牛を見に行きましょう」ということでこちら。なぜか水牛の周りには、サギがたくさん集まっていました。
今でこそコロナ禍で叶いませんが、いつかは必ず訪れてみたい、ウドンタニの赤い蓮の湖「タレーブアデーン」でした。
[住所]
ウドンタニ県クンパワピー
[ウェブ]
https://www.facebook.com/kumphawapilotus/
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