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北タイの古都・チェンマイでの滞在。チェンマイ大好き姉さんにオススメの観光スポットを聞いてみると「ワット・チェディルアン(วัดเจดีย์หลวง)に行きなさい」とのこと。どうやらチェンマイで一番のパワースポットとも言われているのだとか。
ターペー門から歩いて約10分で「ワット・チェディルアン」に到着。門を入ると目の前には広々とした本堂があり、奥には黄金に輝く大仏が3体。外国人旅行者がいないため、平日ほぼ貸切状態でした。
本堂の左手には、チェンマイの「柱」が収められている祠があります。ここはチェンマイで一番のパワースポットとも言われている場所。
「サオインタキン(เสาอินทขิล)」と呼ばれるチェンマイを守る柱は、祠の中の仏像の下に収めれており、年に一度だけ公開されるのだと言います。なお、祠の中は女人禁制。
「柱」が収められているこの祠には、非常に美しい絵が描かれています。女性の方は残念ながら直接見ることは叶いませんが、写真で御覧ください。
「サオインタキン」の祠の横には大木が聳え立っています。圧倒されるほどの大きさで、ひしひしとパワーが伝わってくるような・・・。ちなみに「この大木が倒れる時がチェンマイが滅びる時」と言われているのだとか。
「ワット・チェディルアン」を奥に入ると、見えてくるのは巨大仏塔。タイ国政府観光庁によると・・・
1391年、メンラーイ王朝第7代セーンムアンマー王(1383~1402年)が亡くなった父を偲んで建立したと伝えられる、チェンマイで最も大きな仏塔。仏塔は、創建当時で高さ約80メートル、四角い形をした基壇の一辺も約60メートル。
当時の王は仏教の宇宙観に従って、都の真ん中に須弥山(しゅみせん)に擬えた大きな仏塔を置き、それを囲うように8つの方向にもひとつずつ寺院を建立すると、王朝の繁栄がもたらされると信じられていました。現在の仏塔は1545年の大地震で先が壊れ、後に文化庁が現在の形に修復しました。(参照 ワット・チェディ・ルアン | 【公式】タイ国政府観光庁)
仏塔の修復は、ユネスコと日本政府の資金提供により実施されたもの。ただし当時の記録がないため、修復された部分は当時そのままの姿ではないのだとか。
なお現在バンコクの「ワット・プラケオ」にあるエメラルド仏は、1468年からこの「ワット・チェディルアン」に収められていました。しかし1551年にはこの場所を後にし、現在のラオスのルアンパバーンへ運ばれています。
วัดเจดีย์หลวง Wat Chedi Luang
[住所]
103 Prapokkloa Rd, Tambon Si Phum, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
[ウェブ]
https://www.facebook.com/
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