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メコン川の向こうは隣の国ラオス。今回訪れたのはバンコクから飛行機で約1時間半、イサーンと呼ばれるタイ東北地方のナコンパノムです。
今回ナコンパノムで宿泊したのは「ザ リバー ホテル (The River Hotel)」。ここを選んだ決め手は、目の前がメコン川で、客室からメコン川を眺められるということでした。しかも価格は約1000バーツ(約3500円)とお手頃価格。しかし実際宿泊してみて、その価値は価格以上のものでした。
今回宿泊したのは、リバー スカイビュー (River Sky View)と名付けられた、広さ32 m²の客室です。なんと言っても素晴らしいのが景色で、目の前に広がるのはメコン川です!ベランダからはもちろん、室内からゆっくりメコン川を眺められるようになっています。お酒とおつまみがあれば、窓の横の椅子に座って、1日を過ごせそう(笑)。
こちらは実際の客室からの景色です!この時期水量は少なかったですが、水量の多い時期は、さらに綺麗に見えるんでしょうね。
室内に戻ります。大型テレビ、冷蔵庫、ミニバー、ドライヤー、クローゼット、セイフティーボックス、スリッパが揃い、特に足りないものはなさそうですね。無料のWi-Fiのスピードも良好です。
バスルームがまたモダンなんですね。
バスタブはありませんが、シャワーは2種類。水量、水温ともに不満なし。
歯ブラシやひげ剃りはないですが、ホテルのすぐ隣のガソリンスタンドに、セブンイレブンが併設されていますのでそこで購入を。徒歩2、3分なので、いつでも行けます。
「ザ・リバーホテル」に宿泊するなら絶対に見てほしいのが、日の出。メコン川に上る太陽が、客室から目の前に見えるんです!
実際に客室から見ているという証拠の写真がこちら。本当に目の前なんですよ!
翌日は外に出て、メコン川の近くで日の出を眺めてみました。
メコン川から見たホテル。まだ月が出ていますね。
「ザ・リバーホテル」は朝食が無料、というかセットになっています。ホテルの入口にあるレストラン「RIVER BAR & RESTAURANT」で早朝6時半から。
ビュッフェ式の朝食で、目玉はベトナムから伝わったカイガタ(ไข่กะทะ)とクワイジャップユアン(ก๋วยจั๊บญวน)です。
実はナコンパノムは、タイで1番(ラオスを挟んで)ベトナムに近い場所にあり、実際戦乱を逃れてきたベトナム人が多く移り住んで来た街。かつてはあのホーチミンも、ナコンパノムで一時期暮らしたのだとか。後ほどホーチミンがナコンパノムで実際に住んだ家をご紹介します。
そのためナコンパノムにはベトナム料理の店も多いのですが、「ザ・リバーホテル」の朝食でも食べることができるんですね。
モチモチした食感の、まるで饂飩のような米粉麺がクワイジャップユアン。
これが鍋にバターを引いて玉子とソーセージを焼いた「カイガタ」。これもベトナムから伝わったものなんですね。
その他はサラダにソーセージ、トーストにフルーツなど、シンプルですが十分満足できる朝食でした。
ちなみに「ザ・リバーホテル」があるのは、街のシンボルであるナーガ像までの距離が約3キロの場所。自転車やオートバイや自動車もホテルでレンタル出来るので、特に不便はありませんでした。なお自転車のレンタルは1日60バーツ、オートバイは1日250バーツ、セダンは1日1200バーツ、バンは1日1800バーツです。
[住所]
35/9 Nakhonphanom – Thaphanom Rd, Tambonnaimueng, Amphemueng, Nakhonphanom 48000
[電話]
083-669-2999, 042-522-999
[ウェブ]
http://therivernakhonphanom.com/
https://www.facebook.com/TheRiverHotel
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