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タイ南部ソンクラー県ハジャイへの旅。この日はタクシーを貸し切って、30キロほど離れたソンクラー県の県庁所在地であるソンクラー観光へ。料金はソンクラー湖に浮かぶヨー島(コ・ヨー)も訪れて、時間制限は特になしの1200バーツでした。
雑踏としたハジャイとは全く違う雰囲気の、整った街並みのソンクラー。その中で市民の憩いの場所になっている場所といえば、サミラービーチ(หาดสมิหลา)でしょう。
ビーチに続く道は公園の様で、樹の下で涼む人々が・・・。
15分ほどで仕上げる似顔絵は、150バーツ。
犬も昼寝中。
ビーチを眺めながら、おやつの時間です。
広々としたビーチですが、平日のため人はまばら。休みの日には、多くの人々が訪れるのでしょう。
砂に埋もれるように眠る犬。
今回、ソンクラーの街の観光にやって来た最大の目的は、ソンクラーのシンボルとなっている黄金の人魚像「ゴールデン・マーメイド」を見ることです。
この人魚像は、“タイの詩聖”と呼ばれる大詩人であるスントーン・プー(Sunthorn Phu สุนทรภู่ 1786年 – 1855年)による叙事詩「Phra Aphai Mani(พระอภัยมณี)」に登場する人魚がモチーフになっていて、1966年に建立されたものだそうです。
「ある星降る夜の浜辺で、金色の櫛で髪をとかしていた人魚の物語。人魚は、現れた若い漁師に怯えて逃げ出しましたが、櫛を落としてしまいました。彼女の美しさに魅了された若い漁師は、櫛を返してあげたいと毎日人魚が戻ってくるのを待っていましたが、人魚が戻ってくることはありませんでした・・・。」
もちろんここは記念撮影スポット!
そういえばこの人魚像、2018年12月26日夜に、ビーチ2箇所に仕掛けられた爆弾が爆発し、尾の部分が破損するという出来事がありました。今ではすっかり綺麗に元通りになっていますので、ご安心を。
さらにサミラービーチには、ネコとネズミの像も飾られています。2000年に建立されたもので、沖合に見えるネコ島とネズミ島の起源についての地元に伝わる物語がモチーフになっているのだそうです。
人魚、ネコとネズミ、そしてビーチで眠るイヌに続いては馬。サミラービーチでは、乗馬も楽しめるようで、1回150バーツとお得な価格です。
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