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午後の遅い時間、近所を歩いていると後ろから「ピー(お兄さん)」と声がかかりました。振り向くと、そこにいたのはオレンジ色のジャケットを来たバイタク(バイクタクシー)の運転手でした。 あれ??全然知らない人だ・・・。
訳が分からずポカーンとしていると、バイタク運転は不意にポケットに手を入れて、何かを取り出そうとしているではありませんか!
もしかして拳銃?撃たれるの?いや、覚醒剤か、はたまた大麻でも売りつける気?ところがバイタク運転手が取り出したのは腕時計でした。
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バイタク運転手「時計買いませんか?」
私「コピーブランドでしょ?」
バイタク運転手「・・・」
私「いらないですよ」
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というわけで、バイタク運転手は通りがかった人に偽ブランドの腕時計を販売していたのです。こんなところで買う人がいるのか?いや、買う人がいるから売っているのか?それとも一か八か、手当り次第声をかけているのか?とにかく彼はバイタク運転手の他にも裏ビジネスとして偽ブランドの腕時計を販売しているのでした。
路上偽ブランドの腕時計売りといえば、バンコクの歓楽街を歩いていると、「腕時計あるよ」と声をかけてくる南アジア風の男たちがいます。時々外国人観光客が、興味ありげにその腕時計を眺めてたりしていましたが、外国人観光客が消えた今、南アジア風の男たちはどこに行ったのでしょうか?
ちなみに知人のバイタク運転手は、裏ビジネスではありませんが、副業で夜はゴミ収集車の仕事をしています。子ども2人と奥さんを養うために、精力的に昼も夜も仕事をしているのです。
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