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このお話は、途中を端折っている部分はあるものの、脚色のない実話です。まずはこれまでのおさらいから・・・。
10年来のタイ人の友人から、1万5千バーツを貸してほしいとせがまれた私。お金を貸すのは絶対に嫌だったものの、電話越しの声が泣きそうで可哀相だったので、万が一返ってこなくても簡単に諦めが付くであろう2000バーツを送金しました。
しかしお金を返すという約束の日になっても、伝えてあった銀行口座に入金はなく、送ったLINEのメッセージも既読にならず、Facebookのメッセージも無視され、彼と連絡が取れなくなったのです。
そこで私は既知の彼の奥さんにFacebookで、お金を貸したことは伏せて「○○君と連絡が取れなくなった」とメッセージを送信。すると彼と奥さんの2人からFacebookをブロックされたのでした。
・貸したお金が戻ってこない~これで何度目(苦笑)
・お金を返さない友人夫婦からFacebookをブロックされた!
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そしていよいよ完結編!
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実は友人夫婦からFacebookをブロックされたのは、私が彼に、「奥さんにこんなメッセージを送った」とキャプチャー画像と共にメッセージを送信した後のことでした。
そんな夫婦に対して怒りを爆発させたのが、彼とは大学時代の同級生である共通の友人(女性)。彼女は2000バーツを返さない彼に直接でなく、奥さんの方にFacebookで夫婦を罵倒するメッセージを送ったのです。メッセージには相当酷いことを書いていたのですが、それを知ったのは送信した後でした(苦笑)。
彼女のメッセージが奥さんに送信された直後、奥さんから彼女にFacebook電話がかかってきました。奥さん曰く、「そんな酷いことを書かれる謂れはない」「お金の貸し借りとは何のことだ」「ブロックなんてしていない」「2000バーツ程度でそんなことをするはずがない」・・・。奥さんは看護師であり、しっかり者。確かに2000バーツが返せないなんてことはあり得ないでしょう。ということは・・・。
しばらく彼女と奥さんとの金切り声での罵倒合戦が続いた後に、奥さんは落ち着きを取り戻し、彼に確認してからもう一度電話をするということになったのです。
その後に奥さんから彼女への電話で明らかになったのは、彼が私から2000バーツを借りたのは事実で(当たり前ですが)、その事は奥さんに全く知らされていない。Facebookのブロックも、彼が勝手に奥さんのFacebookにログインしてやったこと。彼がそんなことをした理由は、お金を借りたことを奥さんに知られたくなく、お金を返すのが嫌だったからでした(苦笑)。
彼は奥さんに命令され、すぐに私の口座に2000バーツを振り込みました。しかし騒動はそれだけでは収まりません。大きな恥をかかされ、嘘をつかれた奥さんは彼に対して怒り心頭。奥さんは、彼に三下り半を突き付け、離婚を宣言したのでした。
せっかく私が気を使って、彼にお金を貸したことを奥さんには伏せていたのに、勝手に自爆してしまいました・・・。昔から分かっていたのですが、ここまでお馬鹿な男だったとは想像を遥かに超えていました(苦笑)。気の良い男なのですがね(苦笑)。
ちなみに現在、彼からのFacebookのブロックは解除されています。
<おしまい>
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