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年に2,3回という頻度で電話かLINEが来る、10年以上付き合いがあるタイ人の友人。立派に嫁をもらい、子供も2人。最近はGrabのドライバー業も始めたようで、先日は「日本人の客を乗せた!」などというどうでも良い連絡が(笑)。
10月の末頃だったでしょうか、そんな彼からLINEが来たのです。泣きそうな細い声で「1万5000バーツ貸してほしいんだけど・・・」。お金を貸すのは絶対に嫌だったものの、とりあえず事情を聞いてみると「保険を払うお金がない」と。続けて「11月10日にはお金が入るから、振り込むから・・・」。
お金を貸すのは絶対に嫌だったものの、最悪戻ってこないことも考えて、簡単に諦めがつく額、2000バーツだけ貸すことにしたのです。それを伝えると友人の反応は、「2000バーツか、残りをどうしよう、どうしよう、どうしよう(ため息)、でもありがとう、10日に返すから・・・」。
そんなわけで2000バーツを振り込み、こちらの口座番号もLINEで送り、11月10日が来るのを、振り込まれるのを待ったのです。
数日が過ぎ、お金を貸していたことも忘れていたものの、LINEを眺めていて思い出しました。とっくに約束の11月10日は過ぎており、11月13日。友人からの連絡はなく、口座を見ても振り込み記録はなし。そこで友人に「いつ送金してくれるの?」とLINEをしたものの、既読にならず。それから同じ文面を送り続けて3日間、ようやく友人からLINE通話が来たのです。友人の言葉は「スマホが壊れて治して、今戻ってきた」。嘘ばっかり(苦笑)。
連絡が取れたので、送金してくれるものだろうと思い込つつ、放っておいていつの間にか11月も末。まだ2000バーツは振り込まれません(苦笑)。「いつ送金してくれるの?」とLINEをしても既読にならず。またスマホ壊れた?
思えば、タイでこれまでお金を貸して帰ってこないことは何度かありました。一番上手くやられたのが、1000バーツを貸しては、すぐ返されるというのを何度か繰り返していた末、「1万バーツ貸して」と言われて貸したら戻ってこなかったこと(苦笑)。鮮やかなやり口ですね!
日本もタイも同じですが、お金を貸す時はあげるつもりで、諦めのつく額で。改めてそう思せてくれた友人、ありがとう!
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