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シャカシャカ車掌を絶滅の危機から救った?無用の長物となったバスの運賃箱

2018年1月5日 配信

シャカシャカ車掌を絶滅の危機から救った?無用の長物となったバスの運賃箱

2017年に話題になったニュースで「バンコクの路線バスから車掌さんがいなくなる」というのがありました。バスのワンマン化を目指して支払いに電子カードを導入して運賃箱も設置されるため、タイ名物とも言えるお金の入った筒をシャカシャカと音をさせながら車内を集金に回る車掌が不要になるので、車掌の早期退職者を大量に募るということでした。



2017年11月1日からバス800台に運賃箱と電子カード読取機(当初は低所得者が所有している電子カードのみに対応)が設置されましたが、運賃箱のトラブルが続出。チケットが詰まったりお釣りが出てこなかったりと大混乱になり、混雑時に対応出来ないため、12月には運賃箱の設置計画が撤回されました。

先日久しぶりにバスに乗ってみると、初めて運賃箱に遭遇。申し訳ないですが、見るからにすぐ壊れそうな雰囲気を醸し出しています・・・。もちろん既に利用されていなく、車掌さんがシャカシャカさせながら集金に来ます。

バスの運賃箱

こちらは電子カード読取機。これはまだ使っているんでしょうか?

バスの電子カード読取機

電子カードが利用できても、現金の乗客に対応が出来ないと困りますので、車掌は必要ですね。運賃箱トラブルがシャカシャカ車掌を絶滅の危機から救ったのでしょうか?タイのバスのワンマン化はいつに?

 

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