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タイとラオスは国境を接したお隣同士の国。タイ東北のノーンカーイとラオスの首都ビエンチャンとの間にはメコン川が流れていますが、2つの街を結ぶタイラオス友好橋(Thai–Lao Friendship Bridge)が完成したのが1994年。今では毎日沢山の旅行者らが橋を渡って二つの国を行き来しています。
そんなタイラオス友好橋を渡る鉄道が開通したのが2009年3月5日のことで、ノーンカイ駅とビエンチャンのターナレーン駅を繋ぐ6.15キロの距離を毎日二往復しています。
ビエンチャンからタイへ向かう前日に、ホテルにてチケットを手配。今回はビエンチャンのターナレーン駅からノーンカーイ駅、そしてノーンカーイ駅からバンコク・ホアランポーン駅へ寝台列車で向かいます。
ビエンチャン→ノーンカーイ→バンコクと向かう列車(2等寝台下段)の最安値はおそらく300,000キープ(1,200バーツ)。ターナレーン駅までの移動は無料で、ホテルまでバスが迎えに来てくれます。
実際のチケット価格はビエンチャン・ターナレーン駅からノーンカーイ駅が20バーツで、ノーンカーイ駅からバンコク・ホアランポーン駅までの2等寝台下段が998バーツで、合計1,018バーツ。ターナレーン駅の窓口でチケットを購入すればこの価格ですが、ビエンチャン市街地からターナレーン駅までは車で30分以上かかる場所にあるので、タクシー(トゥクとトゥク)でターナレーン駅に向かうにしても結構な料金がかかるはず。なので、チケットはホテルか旅行会社で手配するのがおすすめです。
出発当日午後3時過ぎ、ホテルまでバスが迎えに来てターナレーン駅へ向かいます。
ターナレーン駅へ到着。駅の周りにはホテルやレストランや商店が立ち並び多く人々でごった返し・・・というのを想像していたのですが、それが大間違いでした(笑)駅の周辺には何もありません!お店といえば駅構内の小さな売店のみでした。
駅構内に入ってすぐ右手はイミグレーション。パスポートに出国のスタンプを押してもらい、10,000キープを支払います。
左手はチケットカウンター。ホテルや旅行会社で手続きした場合は、ここで支払い済みの領収書を見せて、チケットを受け取ります。
出発は17時30分なので、しばらく駅で待つことになります。
これがタイへ向かう国際列車。
停まっている間は自由に中を見ることができます。まだ新しいようで、中は意外と綺麗です。ただしあちこちにゴミが落ちていますが(苦笑)
まもなく出発のアナウンスで全員が車内へ。車掌さんにチケットを見せて、タイの出入国カードを貰います。普通ならすぐにタイの出入国カードの記入をするところですが、今回は後回し。しっかり景色を見ることにします!
17時30分、時間通りに発車。ホームにいた子どもたちは・・・
列車を追いかけて全速力。
少しの間並走していた彼らとも、すぐに力尽きてお別れです。
いざタイへ!
列車でメコン川を越え。タイラオス友好橋は自動車と列車との共用のため、橋の上はまるで路面電車かのようになっています。列車が通る間は自動車は通行止めとなります。
メコン川を渡ればそこはタイ。
橋を渡った列車は、そのままノーンカーイ駅へ向かいます。
わずか15分でノーンカーイ駅に到着。
列車を降りた先にはイミグレーションがありますので、タイ入国の手続きを。
バンコクへ向かう列車は、同じホームより19時10分発。バンコク・ホアランポーン駅に到着するのは翌朝6時の予定です。
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