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日本の外務省は2016年3月17日、ラオスの首都ビエンチャンで、102億7,100万円を限度とする円借款「首都ビエンチャン上水道拡張計画」に関する書簡の交換を行ったと発表しました。
経済成長著しいラオスでは、現在中国による大規模で広範囲な開発が行われています。長年日本はラオスへの援助でトップを走っていますが、近年は中国が猛追しています。中国に対抗する意味でも、更なる深い関係を日本とラオスの間で築いてほしいものです。
以下に外務省の発表を転載します。
1 本17日(現地時間同日),ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンにおいて,同地訪問中の柴山昌彦内閣総理大臣補佐官の立会いの下,我が方引原毅駐ラオス大使と先方カンパオ・ウーンタヴォン外務副大臣(H.E. Mrs. Khamphao Ernthavanh, Vice Minister of Foreign Affairs)との間で,102億7,100万円を限度とする円借款「首都ビエンチャン上水道拡張計画」に関する書簡の交換が行われました。なお,本件は,昨年11月の日・ラオス首脳会談において安倍晋三総理大臣からトンシン・タンマヴォン首相に対し,供与を決定した旨表明していたものです。
2 対象案件の概要
この計画は,首都ビエンチャン南部に位置するチナイモ浄水場の拡張,取水場,送配水関連設備の整備,配水センターの改修・拡張等を行うものです。
3 供与条件
(1) | 金利 | : | 年0.7%(コンサルティングサービスは年0.01%) |
(2) | 償還期間 | : | 30年(10年の据置期間を含む。) |
(3) | 調達条件 | : | 一般アンタイド |
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