ラオス国営航空のATR72-500型機、着陸中にタイヤ脱落

Lao Airlines ATR72-500 at Wattay International Airport, Vientiane

ラオス国営航空は2023年6月11日、ラオスの首都ビエンチャンのワットタイ国際空港で6月10日に発生した、タイヤ脱落事故についての声明を発表しました。

事故が発生したのは、ルアンプラバーンからビエンチャンへ向かうラオス国営航空 QV102便。乗客41名と客員6名を乗せたATR72-500型機のタイヤが、着陸時に脱落しました。負傷者はありませんでした。

ラオス国営航空によると、嵐により強風が発生し、着陸が近づくにつれて天候は悪化。ウインドシアにより機体のバランスが崩れ、前部の右車輪が損傷し、その後車輪が脱落した可能性があるとしています。

 ラオス国営航空は、今回の事故は悪天候が原因で発生したものであり、防ぐことはできなかったと述べています。

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